Akerunでフィットネスジムの会員エリアのゾーニングと、マーケティング戦略のための会員データの活用を実現

株式会社LYFT(LÝFT GÝM)

LÝFT GÝM マネージャー
大場 翔太 さま

目的 / 効果

  • 入退室管理で人通りの多いエントランスエリアと会員向けのトレーニングエリアをゾーニング
  • 会員カードやスタッフ用ビル入館カードを鍵として活用し、利便性を向上
  • 店舗運営支援システム「fixU」との連携により、将来的なスタッフのシフト管理やマーケティング戦略のためのデータを収集

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株式会社LYFT(LÝFT GÝM)

入退室管理で人通りの多いエントランスエリアと会員向けのトレーニングエリアをゾーニング

Akerun事例 株式会社LYFT(LÝFT GÝM)の大場様

御社の事業内容を教えてください。

A. 株式会社LYFTは、ECやD2Cでフィットネスアパレルやサプリメントなどのフィットネス関連商品を提供する企業です。

2018年に創業し、まず最初にフィットネスライフスタイルブランドとしてトレーニング向けのアパレルを展開し、2020年にはサプリメント市場に参入。2021年には表参道にフラッグシップストアをオープンしました。また、創業当初からジムの運営は1つの目標にしていて、2023年に表参道ヒルズにLÝFT GÝMをオープンしています。

Akerun事例 株式会社LYFT(LÝFT GÝM)のジムのトレーニングエリアの風景

LÝFT GÝMの特徴はどんなところですか?

A. フィットネスのメッカである表参道という立地で、”モチベーションの上がるジム”を運営し、利用してもらいたいという思いがあります。

もともと代表のエドワード加藤は自らフィジークの選手もしていて、海外のジムを利用した経験も豊富に持っています。海外のジムを利用する中で、空間デザインや素材感にこだわった、自分たちが本当に使いたいと思える理想的なジムを日本でも作りたい、と考えたことがLÝFT GÝMを開設した理由です。

トレーニングって、毎日自分の体と向き合って食事制限などもしながら黙々と身体を作っていく過酷なスポーツなので、メンタルとの戦いになってくるんですよね。そんなときに、お気に入りの環境でトレーニングができるということは、大きなモチベーションになると思います。場所を表参道ヒルズにしたのもそこに理由があって、フィットネスのメッカである表参道という立地で、”モチベーションの上がるジム”を運営し、利用してもらいたいという思いがあります。

Akerun事例 株式会社LYFT(LÝFT GÝM)の大場様

Akerun入退室管理システム(以下Akerun)を導入した理由は?

A. 競合製品と比較して選んだというよりも、割とAkerun の一択に近い感じでしたね。

他のジムでも導入されているのでよく見ていましたし、IoTやフィットネス関連の展示会で見る機会も多くありました。競合製品と比較して選んだというよりも、割とAkerun の一択に近い感じでしたね。

また、お客さまに快適にジムを利用していただける環境を作ろうと考えたときに、利便性が高く、かつ、LÝFTの世界観を崩さずに設置できる未来的なデザインも私たちにとっては評価できるポイントでした。店舗運営支援システムの「fixU」と入退室管理システムを連携させることも導入前から考えていましたが、連携に必要なAPIが提供されている点も必須要件でしたね。

Akerun事例 株式会社LYFT(LÝFT GÝM)のジムに設置されているAkerunを利用する様子

Akerunをどのように利用されていますか?

A. エントランス部分には、受付に加えてプロテインスムージーの提供カウンターとアパレルなどのショップも併設しているのですが、そのエントランスとトレーニングエリアのゾーニングにもAkerunは役立っています。

お客様には、NFCチップを搭載した会員カードを発行していて、入退室時に使用いただいています。また、希望があった場合は、お客さまのスマートフォンやスマートウォッチのNFC(ウォレット機能)に解錠権限を付与するようにしています。

店舗スタッフはICカードで出入りしていますが、表参道ヒルズの入館用カードにAkerunの解錠権限も付与しています。このカードはもともとビルの入退館時に必要なものなので、カードや鍵を増やさずにすでにあるカードに鍵の機能を付与できるのは嬉しいですね。

また、LÝFT GÝMのエントランス部分には、受付に加えてプロテインスムージーの提供カウンターとアパレルなどのショップも併設しているのですが、そのエントランスとトレーニングエリアのゾーニングにもAkerunは役立っています。表参道ヒルズの中なので毎日多くの人が往来するのですが、店頭のショップやスムージーをLÝFTブランドを知るきっかけにしてもらって、さらにジムにも興味を持ってもらいたいという思いがあり、一方でトレーニングに来たお客様にはゾーニングで安心かつ落ち着いた環境でトレーニングしていただくことができていると思います。

Akerun事例 株式会社LYFT(LÝFT GÝM)の大場様

fixUと連携させた使用感はいかがでしょうか。

A. AkerunとfixUの会員情報を紐づけているので、どの時間帯に、どのような属性の方が、どの程度ジムを利用してくださっているかも集計できています。

fixUは、主に予約、会員管理、決済の3つの機能を活用していますが、お客様が帰る際にAkerunのカードリーダーにタッチするとfixUでチェックアウトの処理が入るようにするなど、うまく工夫して活用しています。fixUでは、お客様向けの利用画面をLÝFT GÝMのイメージに合わせてオーダーメイドでデザインしてくれたので、それも気に入っています。

また、AkerunとfixUの会員情報を紐づけているので、どの時間帯に、どのような属性の方が、どの程度ジムを利用してくださっているかも集計できています。ここに関しては、現状はまだデータを収集している段階ではありますが、いずれは利用者の多い/少ない時間帯や曜日などを分析して、店舗スタッフのシフトに反映したり、お客様の属性に合わせた利用プランの新設などのマーケティング戦略にも活用していきたいと思っています。

Akerun事例 株式会社LYFT(LÝFT GÝM)のジム内でのトレーンングの様子

今後のLÝFT GÝMの展望を教えてください。

A. 将来的に、お客様によっては複数のジムを横断して利用するようなケースもあると思うのですが、Akerunなら会員カード1枚でスムーズに複数のジムを利用できるので便利ですよね。

現在、LÝFT GÝMの開設時に想定していた目標はある程度順調に達成できてきています。運営していく中で見えてきた課題などを解決しながら、ゆくゆくは2号店、3号店と店舗数を増やしていきたいですし、LÝFTというブランドがフィットする都市などを中心に積極的に出店していきたいと考えています。その際に、お客様によっては複数のジムを横断して利用するようなケースもあると思うのですが、Akerunなら会員カード1枚でスムーズに複数のジムを利用できるので便利ですよね。

株式会社LYFT(LÝFT GÝM)

株式会社LYFTは、日本有数のフィットネスインフルエンサーであるエドワード加藤氏により2018年に設立され、フィットネスライフスタイルブランドとしてアパレルなどを中心に数多くの商品を展開。2020年にサプリメント市場に参入し、2021年には表参道にフラッグシップストア「LÝFT OMOTESANDO HARAJUKU STORE」をオープン。さらに2023年5月には表参道ヒルズに約400平米のLÝFT GÝMをオープン、ベーシックなものからプロ仕様のもの、また日本では珍しいATLANTIS社のマシンなど、50種以上のトレーニングマシンを用意している。

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