シェアオフィスの無人運営と複数拠点の横断活用に加え、APIで利用企業の業務効率化にも貢献

野村不動産株式会社

都市開発事業本部 ビルディング事業一部 事業二課 課長
吉田 篤史さま
都市開発事業本部 ビルディング事業一部 事業二課
渡辺 直さま

目的 / 効果

  • 無人運営環境での利用者の入退室管理
  • ユーザーが複数拠点を横断的に利用できるシェアオフィスの実現
  • オープンなAPIを活用して利用企業の勤怠管理や労務管理もサポート

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野村不動産株式会社

無人運営環境での利用者の入退室管理

H1T作業スペース

入退室管理システム導入の際、ほかにどんなサービスと比較されましたか。

生体認証やQRコードを使用したサービスも検討しましたが、様々な制約があり当社の条件に合いませんでした。

『Akerun入退室管理システム』のことは、当社の研究開発(R&D)チームから教えてもらい知っていたのですが、別のサービスも比較対象にしていました。
1つ目は、『Akerun入退室管理システム』と同じくスマートロックを活用したシステムでしたが、APIが公開されておらず、当社がオリジナルで開発していた予約システムと連携ができないため候補から外れました。
2つ目は生体認証を活用した入退室システムも検討し、魅力的ではあったのですが、顔認証や指紋認証の場合はスタッフが同席しないと登録が難しく、無人運営を予定していた当社には条件が合いませんでした。さらに、ユーザー数の登録上限が限られている点もネックでしたね。
3つ目として、QRコードで読み取る形式のシステムも候補に上がったのですが、初期費用が高いなどの理由で断念せざるをえませんでした。

比較いただいた上で、最終的に『Akerun入退室管理システム』をお選びいただけたのはなぜでしょうか。

無人運営にも対応可能な仕様と、APIを公開しているところに魅力を感じました。

お伝えした通り、他社製品とも比較をしたのですが”無人運営にも対応できるサービスであること”を重視してフォトシンスさんのサービスを選びました。将来的には提携拠点も含めて全300拠点、会員数30万人を目指しているので、会員登録の上限に余裕がある「Akerunコントローラー」は最適なサービスだと思いますね。
それから、無人運営のサテライトオフィスの場合でも、「Akerunコントローラー」は、電源から電力を取れるので、バッテリー交換の心配をしなくていい点もメリットです。
そして、予約システムと連携させたかった当社としては、何よりAPI連携が可能な点が大きな決め手になりました。フォトシンスさんが、かなりオープンな世界観サービスを開発しているのはすごく感じていて、そういった点も他社との違いを感じましたね。

H1T入り口

「Akerunコントローラー」の導入後はどのように利用されていますか。

ユーザー企業の総務や人事の方に自社の勤怠管理や労務管理にも役立ててもらえるように運営しています。

私たちは、AkerunのAPI連携機能をベースに、利用企業の総務や人事の方をサポートするための機能を自社で開発して運用しているんです。
具体的には、利用企業向けのサイトを「メンバーサイト」「管理者サイト」「運営者サイト」の3構成で作っていて、「管理者サイト」では、閲覧権限を持った利用企業の方が自社の社員の入退室記録や利用履歴をリアルタイムで確認できます。
「メンバーサイト」は、基本的に利用している本人のみが自分の利用履歴を見られるのですが、たとえば管理職の方は、自分の裁可にある社員の利用履歴を見られるよう権限設定することによって「メンバーサイト」でも、自部署の社員の利用実績を見られるような機能を備えています。
例えば、「今日、あの社員がサテライトでやるって言っていたけど、どうしているかな?」と思ったときに、その社員の入退室履歴を見にいけば「ちゃんと入室しているな」と確認できます。
基本的に、「Akerunコントローラー」を通じて取得できるデータはお客様に包み隠さずに提供する、という方針でシステムを作っています。会員さまはH1Tでの入退室記録などをCSVデータとして利用することもできるので、ユーザー企業の総務・人事の方は、それらのデータを活用して、自社の勤怠管理や労務管理にも役立ててもらうこともできます。
会員さまがH1Tに入退室する際、「Akerunコントローラーは開閉スピードが非常に速いね」という声もあり、評判は良いですね。

H1Tエントランス

シェアオフィスの無人運営を計画し、入退室管理システムの導入を検討している人たちへのメッセージはありますか。

Akerunは”市場の代表格”で、安定性も問題ありません。

私としては、Akerunが”市場の代表格”という印象を持っています。
これまでの実績(豊富な事例や4,500社超という導入企業数)からもそうですし、安定性の観点からもプレオープンから問題なく動作しています。
私たちは全国展開を目指していますので、フォトシンスさんには我々と一緒にサービスエリアを全国展開し、多様なオフィスワーカーに対して、「働く人を、幸せに生きる人に」したいという当社の「ヒューマンファースト」の価値観に基づいた各種サービスを提供するための協力をお願いしたいと思っています。

野村不動産株式会社

「H1T(エイチワンティー)」は、野村不動産株式会社が運営する法人向けの会員制サテライト型シェアオフィス。利用者がどこでも働けるよう、2020年8月時点で27拠点がオープン、中期的には提携先含め300拠点の開設を目指す。複数拠点を横断的に利用できたり、個室、オープン席、ブース席とシーンに応じて使い分けできるレイアウトや、「15分150円〜」という完全な従量課金制のリーズナブルな料金設定が特徴。
「Human First Time」の頭文字から命名している。働く人の時間を1番に考え、 快適で利便性の高い「第2のオフィス」の提供を目指す。

野村不動産株式会社
住所:〒163-0566 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 新宿野村ビル
URL:https://www.h1t-web.com

「akerun(アケルン)入退室管理システム」に関する資料

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