宮崎県立看護大学

Akerunを大学校舎の入退室管理に活用、複数の機能を1枚のICカードに集約

田原 幸治 さま

橋本 なぎさ さま

目的 / 効果

  • 大学の教職員及び学生の入退室管理やセキュリティ強化、将来的な拡張性を見据えAkerunを全学規模で導入
  • Akerunにも使用するICカードに複数の機能を集約し、利便性を向上
  • 既存のオンプレ型入退室管理システムからの速やかな置き換えによる導入工数の削減に加え、鍵権限設定などの管理性が大幅に向上
Q宮崎県立看護大学の沿革を教えてください。また、どのような校風ですか。
A高い資質を備えた看護師の育成を目指し、地域の健康づくりにも多角的に参加しています。

中山間地域を抱える地理的条件や全国よりも早い高齢化の進行を背景に、人々の健康を支える質の高い看護職者育成への期待の高まりを受けて、平成9年4月に九州初の公立の看護大学として開学しました。
平成13年4月には大学院看護学研究科修士課程を開設し、平成17年4月には博士課程を開設しました。

平成29年4月からは「地域社会と連携し、本県の保健・医療・福祉の充実に貢献する大学」を目指して公立大学法人化するとともに、宮崎県の母子保健・医療・福祉に貢献できる実践力を持つ助産師育成を目指し、別科助産専攻も開設したところです。

開学以来、25年を経てこのように大学として成長発展してきましたが、大学の校風は、「看護職を目指す」という目標を一つにする者が集っていますので、学生間、先輩-後輩間、学生-教員間のつながりが強いアットホームな大学となっています。

QAkerun入退室管理システム(以下Akerun)を導入いただいたきっかけを教えてください。
A既存のオンプレミス型システムで故障や不具合が頻発しており、困っていました。

以前の電気錠は平成9年の設立当時から使っていたのですが、設置から20年以上が経過しており、経年による故障や不具合が頻発していましたし、カードの読み取りができないこともありました。システム自体の置き換えを検討していく中で、ICカードで利用できるシステムに候補を絞って探していたところ、AkerunのWebサイトを見つけたことが、導入のきっかけです。

必須条件としてICカードが鍵として使えることを重視していたのですが、これは将来的な拡張性を考えてのことです。もともと、教職員証、学生証、図書館の貸し出しシステム用カード、コピー機用カードなどがそれぞれバラバラに運用されていて、Akerunの導入前は、さらに電気錠用の磁気カードも持ち歩かなければいけない状態でした。

こうしたカード類を、ひとつのICカードにまとめることを検討していたため、中長期的な拡張性として、ICカードが鍵として使えることは必須要件でした。

QAkerunの導入を考えた際、大学という環境ならではの懸念点や障壁はありましたか。
A設置箇所が多く、納期やスケジュール調整が心配でしたが、大学運営に影響なく、短期間で設置を完了することができました。

構内の教室や施設、教職員の部屋など全学規模で導入する都合上、スケジュール調整などに大きなリソースや工事日数を取られることを懸念していました。
というのも、大学ということもあり、授業のある時期には多くの学生や教職員が学内を行き来するので、学業に影響が出ないように授業が休みの時期に合わせて急ぎ設置まで完了する必要がありました。

Akerunは設置が容易ということもあり、全学規模での導入にも関わらずわずか1週間ほどで設置も完了できましたし、本稼働前にテストをする時間もあったので、安心して導入を進められました。他のシステムだったら、設置だけでも数ヶ月に及んでいたのではないでしょうか。

QAkerunの使用感について、教職員や学生から、また管理者からはどのような声がありますか。
A高い評価をいただいています。教職員や学生だけでなく、管理者の手間も軽減できました。

Akerunは利用者から高い評価をいただいています。やはり、入館証や図書館のカード、コピー用のカードなど、バラバラだった複数のカードを1枚にまとめられたことは大きいですね。Akerunの導入以前は、特に教職員は使用するカードが多く、カードの束をカードケースのようなものに入れて使っている先生も多くいました。

管理者側にもメリットがありました。以前はオンプレ型だったので、警備室にある決められたPCでしか管理ができませんでした。当時は遠隔からのドアの施錠・解錠の際は、その都度警備室に行く必要がありましたし、もし警備室のPCが壊れたら何も操作ができなくなるという状況にも不安を感じていました。

Akerunの導入で、鍵の権限管理や再発行、権限の削除までをPCを選ばずクラウド上から、管理できるようになったので、そうした不安も解消されました。今では、学生と教職員で出入りできる扉を分けて運用していますし、外部の業者などが学内に出入りする際も時間限定の合鍵をAkerunで発行して使ってもらっています。

そして、Akerunの導入で、学生が自習などに利用する学生会館を柔軟に利用できるようになりました。これまではセキュリティ上、学生会館の食堂がやっている時間しかオープンにできなかったのですが、今はAkerunで鍵権限を設定することで、学生が時間帯を選ばずに利用できるようになっています。

QAkerunを導入したことで得られた、その他のメリットはありますか。
A将来的には、地域の人に向けて学校施設をこれまで以上に活用していただけるのではないかと考えています。

現在、本学では多目的ホールや講堂などの貸し出しをしています。公立の大学ということもあり、比較的利用しやすい料金でお貸ししているのですが、非常に人気があるんです。
地域への貢献として、将来的にはAkerunを活用して、大学施設を地域の方にも安心・安全に利用していただけるのではないかと考えています。

学内の施設なども鍵権限を区切ったり、特定の場所だけ入れるように設定できるAkerunを使えば、学内・学外の双方が安心して利用することも可能になると思います。

宮崎県立看護大学

平成9年設立。平成29年には、公立大学法人に移行している。フローレンス・ナイチンゲールの看護論及び看護教育論をカリキュラムの理論的基盤としていることが特色のひとつで、「自分の持てる力を差し出せるような看護師を育てる」ことを重視している。地域社会との連携や、社会貢献にも注力しており、地域住民向けの公開講座(新型コロナウイルスによりR2・R3は中止)なども開講している。

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