株式会社竹中工務店

Akerunを導入して多拠点の入退室管理をセキュリティカードで一元化

株式会社竹中工務店

総務室 総務部 副部長

佐藤 大吾さま

東京本店 プロダクト部 建築3グループ

田坂 友美さま

目的 / 効果

  • 多拠点事業所のエントランス・セキュリティ管理に導入
  • 働き方改革にともなう、従業員の働く環境の整備にAkerunを活用
  • 入退室管理に関わるコストや工数の削減と、全国拠点の管理一元化
Q丸の内・日比谷地区FMセンター(*)には、「Akerun入退室管理システム」で電気錠や自動ドアに対応する「Akerunコントローラー」を導入いただいています。導入の経緯を教えてください。
* FMセンター:竹中のアフターケア&魅力再生®の拠点
A一番の目的は、丸の内・日比谷地区FMセンターの入室管理に用いることですが、もう一つの目的が、ワークプレイス変革への活用です。

建設業界において、長時間労働が長年の課題である中、竹中工務店は2018年にワークライフバランス向上に関する委員会を立ち上げ、全社をあげて働き方改革に取り組んできました。改革にあたっては、11のテーマと目標を設定していますが、その11のテーマのなかに「働く場の再構築」というものがあります。

従来の「場(事業所の自席)」に束縛された働き方が生産性を下げる一因となってきたため、場に縛られない働き方を実現する執務環境の整備のために、全国の本・支店や営業所、地区FMセンターのワークプレイス変革(リニューアル)を進めています。
丸の内・日比谷地区FMセンターは、竹中工務店が丸の内周辺で手掛けた建物のメンテナンスや改修を担う拠点であり、今年の3月に事務所のリニューアル工事が完了しました。

「Akerun入退室管理システム」は、このリニューアル工事に合わせて導入したものです。
リニューアルにあたり、丸の内・日比谷地区FMセンター内に、当社社員であれば誰でも利用でき、地区FMセンターやその近辺のお客様に打ち合わせに来た社員が、自分の事業所に戻ることなく、時間を有効活用して仕事ができる「タッチダウンスペース」というスペースを設けました。
このスペースの利用を目的に来る他の事業所の社員が、自分のセキュリティカードでいつでも入室できるように、カードの登録ができる入室管理システムを検討した結果、「Akerun入退室管理システム」の導入に至りました。

QAkerun入退室管理システムは、以前からご存知だったのでしょうか?
Aオフィスセキュリティに関する展示会でご担当の方が非常に丁寧に説明してくださったことがきっかけです。

当時は、14年前に導入した、パソコンの認証機能を兼ねたセキュリティカードを入館・入室管理に利用していましたが、このカードを最新のFeliCa方式のカードに更新する検討をしており、そのための情報収集をしていました。

その展示会で、たまたまフォトシンスのブースが目につき立ち寄ったところ、ご担当の方が、非常に丁寧に説明してくださり、「これなら営業所や地区FMセンターの入室管理に使えるのではないか?」と思い、社内に持ち帰って、検討に入りました。

Q私たちが言うのもなんですが、スタートアップ企業であるフォトシンスの製品を導入することに、抵抗はありませんでしたか?
Aそこには、全く不安はなかったです。しっかり作り込まれた製品で、未来的な見た目も大変気に入りました。

もともと竹中工務店には、いいものは積極的に取り入れていこうという風土があります。社内で製品やサービスの魅力や安全性について協議して、ぜひ導入してみようということになりました。スタートアップだからといって抵抗があったということはありません。

そして、実際のワークプレイス変革にあたっては、予算に制約があるなか、従来型の入退室管理システムのように専用のサーバーを設置し、大掛かりな工事を実施するとなると、1カ所につき最低でも100万円前後はかかってしまう点が大きなネックでした。「Akerun入退室管理システム」であれば、設置は簡単で、初期費用もほとんどかからない(*)。また、フォトシンスのご担当と打合せさせていただくなかで、月額のランニングコストも想定よりも低く抑えられることがわかりました。この導入の容易さやリーズナブルさは、他社と比較しても「Akerun入退室管理システム」の大きなアドバンテージだと感じました。

* Akerunコントローラーの場合。Akerun Proの場合は導入時の初期費用は0円。

Q「Akerun入退室管理システム」を導入いただく以前は、地区FMセンターは、どのような仕組みで鍵管理をされていたのですか?
A暗証番号方式や、指紋認証、静脈認証など、地区FMセンターによってバラバラで、統一されていませんでした。

そもそも入室管理そのものを実施していない地区FMセンターもあり、セキュリティの観点からも、入室管理の仕組みの導入は急務でした。

主要な本・支店の入館・入室管理システムでは、すでにFeliCaのセキュリティカードを利用していたので、そのカードをそのまま、営業所や地区FMセンターの入室にも利用したいと思っていました。その点でも「Akerun入退室管理システム」はFeliCaでの解錠に対応していたことが導入の決め手になりました。暗証番号や指紋認証方式などで入室管理を行っていた営業所や地区FMセンターでは、所属社員の人事異動がある度に、認証情報の登録・削除作業を行っていたのですが、クラウドで手軽に管理できる「Akerun入退室管理システム」を導入したことでその手間からも解放されました。

主要な本・支店の入館管理システムは、本社に設置された、人事情報と連動するカード情報管理システムと連携し、最新のカード情報を常に保持する仕組みになっています。現在、このカード情報管理システムと「Akerun入退室管理システム」も連携させる運用を行っていますが、この運用も、フォトシンスのご担当の方にお手伝いいただき、作り上げました。何度も打ち合わせして、いろいろと無理難題を言いましたが、毎回一生懸命対応してくださって、本当に感謝しています。

Q「Akerun入退室管理システム」を導入していただいてから、しばらく利用してみての使用感はいかがですか? 改善して欲しい点などもあれば、併せて教えてください。
A管理者としては、コストを抑えながらも目的が達成でき、社内からの改善要望や質問もないので、問題なく快適に使ってもらっているということなのだろうと思っています。

実は、利用者からは何も言われていないんです。新しいシステムを導入すると、常に色々な改善要望や質問が寄せられるのですが、「Akerun入退室管理システム」でそういった声がほとんどありません。何も言われないということは、問題なく快適に使ってもらっているということなのだろうと思っています。

また、かつての丸の内・日比谷地区FMセンターは、入室管理を行っておらず、誰でも入ってこられる状態だったので、面識のない人が入ってこられた場合に、お客様なのか、社員なのか、協力会社の方なのか、はたまた部屋を間違えた方なのか、見分けがつかず対応に困惑することがよくありました。でも、「Akerun入退室管理システム」を設置したことで、自由に出入りできるのは社員に限定されることになったので、丸の内・日比谷地区FMセンターの安心感にもつながっています。

株式会社竹中工務店

大阪府大阪市に本社を置く、大手建設会社(スーパーゼネコン)。東京タワーや、東京ドーム、東京ミッドタウン、あべのハルカスなど、大都市のシンボリックな建築物の設計と施工に多数携わり、個性と機能性を両立した建築に特徴がある。海外でも、バンコク・スワンナプーム国際空港、チャンギ空港 第4ターミナルビルなどの大規模プロジェクトを手掛けている。