電子錠は後付けが簡単!スマートロックや電気錠との違いを表で比較

2022年12月21日

はじめに

オフィスや施設の出入口、自宅の玄関を電子錠にすれば、施錠はオートロック、解錠もカギ(鍵)を差し込む必要がなくなるので、出入りがスムーズになると同時に、カギの閉め忘れもなくなり安心です。

しかし、「今のオフィスや施設、自宅に電子錠を設置/後付けできるのか分からない」「種類が多すぎてどれを選べばよいか迷う」という方もいることでしょう。

求めている条件や環境に合った電子錠を選ばないと、せっかく取り付けても思っていたより使い勝手がよくなかったり、想定していなかった余計な費用がかかったり、そもそもドアの規格と合わず取り付けられなかったりすることがあるかもしれません。

そこでこの記事では、電子錠を後付けするメリットや仕組み、スマートロックや電気錠との違いを比較表で分かりやすく解説します。この記事を最後までお読みいただくと、自分の環境に最適な電子錠を導入し、オフィスや施設、ご自宅の防犯性を高めることができます。

この記事で分かること
  • 電子錠を後付けする仕組みやメリット
  • 電子錠とスマートロック、電気錠との違い
  • 後付けが簡単で使いやすいおすすめの電子錠

電子錠を後付けするメリットと仕組み

電子錠を後付けすると生活がスマートになり、防犯対策にも効果が期待できます。 電子錠とは「キーレス」や「スマートキー」と呼ばれている、カギを使用せずにドアの施錠・解錠が行える非接触型の錠前システムのことです。電子錠を導入することで、オートロックによる自動での施錠や、解錠の際はドアに取り付けられている読み取りリーダーに暗証番号を入力したり、権限を付与されたICカードやスマホアプリなどをかざしたりすることで解錠できます。

電子錠を後付けするメリット

電子錠はオフィスや施設、自宅に後付けすることができますが、電子錠を導入することで以下のようなメリットが期待できます。

  • ドアの施錠・解錠がスムーズにできる
  • スペアキー(合鍵)を複数作る必要がなくなる
  • 強固な防犯対策になる

ドアの施錠・解錠がスムーズにできる

電子錠は暗証番号を入力したり、ICカードやスマホアプリをかざすだけで施錠・解錠ができるため、建物や部屋への入退室が物理的なカギと比べてスムーズにできるようになります。また、物理鍵が不要になるため、物理鍵の運用・管理に伴う紛失や盗難のリスクも低減できます。

暗証番号を入力するタイプの場合は、カギを持ち歩く必要がありません。また、カギを持っていない来訪者もあらかじめ暗証番号を伝えておくことで入退室できるメリットがあります。荷物を極力持ちたくない方や、カギを持っていない人が出入りする施設にとって便利なシステムです。

また、ICカードやスマホアプリをかざすタイプの場合、暗証番号を覚えておく必要がなく、物理的なカギを差し込み、回転させる動作も不要になります。荷物が多いときや雨の日ですぐに屋内に入りたい場合などにとても便利です。また製品によってはICカードやスマホアプリで入退室した人を識別して記録を残すことも可能です。

電子錠の種類については「後付けできる電子錠の種類と費用の目安」で解説します。

スペアキー(合鍵)を複数作る必要がなくなる

スマホのアプリをカギとして使用できるタイプの電子錠を後付けすれば、スペアキーを増やす必要がなくなります。また、個人で持っている交通系ICカードに入退室の権限を付与できるタイプの電子錠もあるので、物理的なスペアキーを作るコストが削減できたり、物理的なスペアキーの紛失や盗難など防犯上のリスクを防ぐことができます。

強固な防犯対策になる

錠前や鍵穴そのものが表に出ないタイプの電子錠を後付けすることで、ピッキングの被害を防止し、空き巣の侵入を防ぐ効果が期待できます。また電子錠はオートロックで施錠できるため、扉の締め忘れも防止できます。

警察庁によると、侵入窃盗における侵入手口では、「無戸締り(鍵が開いている玄関から侵入すること)」が半数以上と最も多いというデータが発表されています。電子錠は自動で施錠されるため、無戸締りによる空き巣被害の発生を大きく防止できるといえるでしょう。

さらにオフィスの場合は、従業員以外の出入りをするのに権限付与が必要なため、来客に気づかずに社内秘の話合いや資料を目に留まる場所に置いてしまうといった情報が漏れるリスクの対策にもなります。
出典:警察庁「住まいる防犯110番」2022年(令和4年)12月3日更新

電子錠を取り付ける仕組み

以下は一般的な電子錠の仕組みの一例になります。

※製品によっては記録を取らなかったり、ICカードやスマホアプリなどのスマートキーではなく、暗証番号入力タイプ、生体認証タイプなどもあります。

電子錠は読み取りリーダーに、権限を付与されたICカードやスマホアプリをかざすと、カギの開け閉めを制御する受信機/コントローラーが情報を受信し、権限や利用者情報などを識別、承認、記録して解錠します。暗証番号を入力するタイプは、電子錠の本体部分や専用のテンキー端末に暗証番号のパネルを備える機器が多くあります。

また電子錠のほとんどがオートロックになっており、ドアを閉めることで自動で施錠してくれます。

電子錠とスマートロック、電気錠との違い

電子錠を選ぶ際、「スマートロック」や「電気錠」といった言葉が出てきて「電子錠と何が違うのか」と迷われることがあるかもしれません。そこでここでは、電子錠とスマートロック、電気錠の違いを分かりやすく比較表で解説します。

名称 特徴
電子錠 ・読み取りリーダーは電池式で、建物の構造内への配線工事が不要
・読み取りリーダーはドアに埋め込む(切り欠き加工)タイプ、シリンダーに被せるタイプ、強力な接着剤で貼り付けるタイプなどがある
・解錠方法には、製品によって暗証番号入力、ICカード・スマホアプリ、生体認証など複数のタイプがある
スマートロック 基本的な特徴は電子錠と同じで、以下のような機能がプラスされた製品があります。
・インターネットを通じて遠隔操作で施解錠できる
・施錠や解錠の記録が取れる
勤怠管理システムや会員管理システムなどと連動できる
電気錠 ・読み取りリーダーと制御盤を配線でつなぐ建物構造内の配線工事が必要
・工事費用は電子錠やスマートロックと比較して高い
・オートロックにする場合は別途で設置工事が必要な場合もある
・読み取りリーダーには暗証番号入力、押しボタン式、ICカード、生体認証式などがある
・物理的な合鍵での施錠・解錠も可能

電子錠、スマートロック、電気錠にはそれぞれ特徴がありますが、違いのポイントは大きく以下の3つです。

  • 電子錠と電気錠の違いは配線(電源やネットワーク)があるかないか
  • スマートロックは電子錠に機能がプラスされたもの(履歴取得や外部システム連携など)
  • 後付けするなら電子錠・スマートロックが便利

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

電子錠と電気錠の違いは配線があるかないか

電子錠と電気錠の最も大きな違いは、配線があるかないか、それによって工事が必要になるかどうかです。電気錠は建物の構造内部に電気やネットワークの配線を通す必要があるため、大がかりな工事が必要になり、その分費用もかかります。

賃貸オフィスやテナントの店舗で電気錠にする場合、取り付け時の工事のほか、退去時に原状回復費用が発生する可能性もあるので物件オーナーや管理会社に工事の許可を取らなければなりません。

電子錠でもドアに埋め込むタイプの場合は、多少の工事が必要です。一方、シリンダーに被せるタイプや貼り付けるタイプの電子錠/スマートロックの場合は工事が不要で、原状回復も比較的容易にできるでしょう。

スマートロックは電子錠に機能がプラスされたもの

近年、さまざまな場所でスマートロックを見かけるようになってきていますが、「スマートロックとは電子錠に(インターネットなどを活用した)便利な機能がプラスされたもの」と考えてください。スマートロックは、インターネットを通じてクラウド上で入退室管理が可能になるなど、以下のような機能が付いた製品があります。

スマートロックの便利な機能
  • インターネットを通じて遠隔操作で施解錠できる
  • 「だれが」、「いつ」入退室したかの記録が取れる
  • 「だれが」、「いつ」入退室したかの記録が取れる

スマートロックの詳細は以下の記事も併せて参考にしてください。

後付けするなら電子錠・スマートロックが便利

ICカードやスマホアプリなどのスマートキーで施解錠ができる後付けシステムを検討しているなら、大がかりな工事が要らない電子錠やスマートロックがおすすめです。大がかりな工事を行うと、工事の期間中そのスペースが使いにくくなったり、大掛かりな工事費用がかかってしまいます。また賃貸の場合は、移転時などに原状回復の費用が発生することもあるでしょう。

後付けでキーレスシステムを検討されているなら、工事が不要で手軽に取り付けられ、防犯効果の向上も期待できる電子錠・スマートロックを検討してみてはいかがでしょうか。

例えば、業界No.1の導入社数*を誇るAkerunはドアの鍵のつまみに被せるように貼り付けるタイプのスマートロックです。工事が不要でさまざまなドアタイプに対応でき、デザイン性も高いのが特徴です。
* 日本マーケティングリサーチ機構調べ(調査概要:2021年6-7月期_指定領域・日本国内における検証調査)

Akerunは、入退室の記録を取り、勤怠管理システムや会員管理システムなどとも連携できるので、オフィスの入退室管理や無人管理のビジネスモデルにも最適です。金融機関並みの堅牢なセキュリティで安心できるクラウド型入退室管理システムです。

電子錠のデメリットと対処法

ここまで電子錠のメリットや特徴などを確認しましたが、導入前にデメリットも抑えておきましょう。ここでは電子錠のデメリットと併せて、対処法もご紹介します。

電子錠のデメリット
  • 電池が切れると使えなくなる
  • 電子錠とドアの規格が合わないと取り付けできない

電池が切れると使えなくなる

電子錠の多くは電池で動くタイプのものです。このため電池が切れてしまうと操作ができなくなるという問題があります。電池が切れていることに気づかずに外出してしまい自動で施錠されていなかったり、施錠された後に電池が切れてしまい解錠できなくなるリスクがあります。

対策

電子錠には、電池が残り少なくなると知らせてくれる機能が備わっています。多くの製品では利用者が気付けるよう工夫がされていますので、電池残量が少なくなったらすぐに交換しておくと電池切れによるリスクを避けられます。

電子錠の電池残量を知らせる主な方法
  • ランプが点灯する
  • 音で知らせる
  • 残量を表示する

電子錠とドアの規格が合わないと取り付けできない

電子錠にはメーカーや製品によってさまざまな規格やサイズがあります。自分で取り付けようとして購入してきて、規格やサイズが合わなかったという問題が起こる可能性があります。

対策

電子錠の購入前には、目的のドアへの取り付けが可能か確認しておくとよいでしょう。特に貸オフィスやテナントの店舗の場合、退去時に原状回復の費用が発生する場合があります。このため、電子錠が取り付け可能かどうか、取り外しの際、建物の損耗など影響があるかどうかをメーカーに確認してみるのがおすすめです。

また、メーカーが取り付けの対応もしてくれる製品もあります。施錠は防犯対策として重要な役割を担うものなので、そのようなオプションサービスがある場合には、プロに取り付けてもらうことをおすすめします。

後付けできる電子錠の種類と費用の目安

後付け可能な電子錠の種類と一般的な価格の目安をまとめました。電子錠選びの参考にしてください。

電子錠のタイプ 解錠方法 費用の目安
暗証番号型 電子錠本体やドアに取り付けられたパネルに暗証番号を入力するタイプ 4万~30万円
ICカード・スマホアプリ型 電子錠本体やドアの横に設置したカードリーダーにICカードやスマホアプリをかざすタイプ 3万~10万円
生体認証型 指紋や顔を読み取り、識別して解錠する 月額利用料2万~10万円

※ネット通販の格安商品はセキュリティに不安があるので注意が必要
※月額利用料とは別にデバイス費用+取付工事費が7万~12万程度必要なものもある

スマートロックは「Akerun」がおすすめ

オフィスや無人店舗など、ビジネスシーンで活用できる後付け型のスマートキーシステムなら、累計導入社数7,000社以上のAkerun(Akerun入退室管理システム)がおすすめです。Akerunはオフィスや店舗などのセキュリティを高めるだけでなく、さまざまな業務課題の解決にも役立つスマートロックです。

Akerunのおすすめポイント
  • 既存のさまざまなドアに取り付けられる
  • ICカードやスマートフォンで施錠・解錠ができる
  • 入退室のログを記録できる
  • 外部のシステムとも連携できる

既存のさまざまなドアに取り付けられる

Akerunはさまざまな形状のドアに簡単に後付けできます。事前に設置予定のドアの画像を送ることで、カギのスペシャリストが取り付け可能なドアかどうかを診断してくれるので、導入してから本体の取付ができなかったということがありません。

また、既存のドアが電気錠や自動ドアの場合でも設置できる製品もあるなど、利用者のドア環境に応じた製品ラインナップも揃えています。

ICカードやスマートフォンで施錠・解錠ができる

AkerunはICカードやスマートフォンの専用アプリで解錠できます。普段持ち歩いているスマホをカギにすることができ、スマートに入室できるので便利です。

一人ずつに日時、場所、などの細やかな解錠権限を設定できるので、正社員やアルバイトなどの勤務時間や入室権限が異なる場合にも柔軟に権限を設定できます。これまでのように、物理鍵で合鍵を複製して手渡す必要もありません。

入退室ログを記録できる

Akerunはあらかじめ権限を付与されているICカードやスマホアプリをスマートキーとして利用するため、「誰が」「いつ」「どこ」に入退室したかのログを記録して残すことができます。

これにより、正確な入退室管理を実施できるためセキュリティ強化に繋がったり、従業員の出入りが把握できるので労務関連業務にも活用できます。

外部のシステムとも連携できる

Akerunは他の企業が提供するクラウド型の勤怠管理システムや会員システム、予約や決済システムなどとオープンAPIを使って連携することも可能です。

入退室の際に取得する各種データを外部システムでも活用できるため、出退勤の打刻漏れを防止したり、店舗で会員の利用状況を把握するなど、入退室管理だけではなく労務管理やサービス開発、マーケティングなどに活かすことができます。

まとめ

電子錠は従来の物理的なカギを使わずに、ICカードやスマホアプリ、暗証番号などでスムーズにカギの解錠・施錠ができる錠前システムとして導入する企業が増えています。また個人の住宅でも快適な暮らしのために設置する人が増えています。

今あるドアに電子錠を後付けする際は、どんな種類のスマートキーシステムを選べばいいのか悩まれることでしょう。取り付け先の環境に最も合ったスマートキーシステムを導入するために、この記事でご紹介した電子錠の特徴やメリット、デメリット、またスマートロックや電気錠との違いを参考にして、安心で快適な環境づくりにお役立てください。


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