スマートロックのメリット・デメリットと選び方|賃貸でも利用できる5機種を比較

2023年01月20日
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はじめに

スマートロックは室内への出入りをキーレス(物理的な鍵を使用しない)でスマートに行うことができ、オートロックで自動施錠もできる便利なデバイスですが、一度設置すると長く使用していくものなので取り付けたい環境や予算に合うものを正しく選ぶことが大切です。

そこでこの記事では、「スマートロックとは何か」を図などを交えながら分かりやすく解説します。おすすめの5機種もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • スマートロックの仕組みや種類
  • スマートロックを導入するメリットやデメリット
  • スマートロックの選び方とおすすめの機種

スマートロックとは|仕組みを分かりやすい図で解説

はじめにスマートロックの仕組みと施錠方法・解錠方法などをお伝えします。

スマートロックの仕組み

スマートロックの仕組みは製品によって違いがありますので、ここでは大まかな施錠・解錠の流れをご紹介します。

スマートロック施錠・解錠の仕組み
  • 読み取りリーダーにカギ(鍵)の代わりとなるICカードやスマホアプリなどのデバイスをかざす
  • 本体またはコントローラーに読み取った情報が送られ、利用者を識別、承認、記録して解錠
  • ドアが閉まるとオートロック機能で自動施錠

なお、スマートロックの製品の多くは「誰が」「いつ」「どこに」「出入りしたのか」という情報をスマホアプリやクラウド上で管理し、活用できる仕組みになっています。

スマートロックの種類

ここからはスマートロックの種類を見ていきましょう。

読み取りリーダーの種類

埋め込みタイプ

ドアや壁に穴をあけて読み取りリーダーを埋め込むタイプです。見た目はスッキリしますが、設置には工事が必要で、そもそも工事が可能かどうかを確認する必要があります。

シリンダー交換タイプ

シリンダー(カギを差し込む本体部分)を交換するタイプです。大がかりな工事は不要ですが、形状が今あるドアの規格に合うか確認する必要があります。

後付けタイプ

後付けタイプは、専用の強力な接着剤や接合テープを使用してドアやドア付近の壁などに取り付けるタイプです。工事が不要でドアや壁に穴を開ける必要がないので、取り外す時に原状回復しやすく、賃貸物件に最適です。

解錠方法

種類 解錠方法
暗証番号入力 本体やリーダーなどに搭載されているパネルで暗証番号を入力する
リモコンキー オプション/別売りのリモコンキーのボタンを押す
スマートフォン
(3タイプ)
・あらかじめ登録したスマートフォンを読み込みリーダーにかざして解錠する(ウォレット系アプリなどを通じてスマートフォン内蔵のNFCを読み込ませる)
・あらかじめインストールした開閉用アプリなどで本体と通信して解錠する
・GPSを活用して、あらかじめ登録したスマートフォンがドアに近づくと自動で解錠する
ICカード 本体にICカードをかざすと解錠する(社員証や交通系ICカードなどを利用できるタイプもある)
生体認証 指紋認証、顔認証、音声識別など事前に登録した生体情報を認識して解錠する

施錠方法

スマートロックのほとんどの製品は、オートロック機能を搭載しています。インターネットに接続可能なスマートロックであれば、スマートフォンアプリやクラウド上の管理システムを使って、遠隔操作で解錠することも可能です。また製品によっては、従来の物理的なカギもそのまま使えるものもあります。

スマートロックのメリット・デメリット

オフィスや店舗での導入が進むスマートロックですが、なぜスマートロックが注目されているのか、デメリットはないのかと思う方もいらっしゃると思います。ここでは従来の鍵をスマートロックに置き換えることによるメリット・デメリットをご紹介します。

スマートロックのメリット

オートロックで防犯効果が高まる

鍵穴がないタイプのスマートロックを導入することでピッキングの被害を防止できます。また、警視庁によると国内の盗難や窃盗事件の半数以上は「カギの閉め忘れ」が原因※ですが、オートロック機能を活用することでカギの閉め忘れのリスクをなくすことができます。※出典:警察庁「住まいる防犯110番」2022年(令和4年)12月3日更新

解錠がスムーズで便利になる

スマートフォンやICカード(社員証、交通系ICカードなども利用可能なタイプもあります)をカギの代わりに使用して解錠できるので、出入りがスムーズに行えます。

鍵管理や入退室管理の負担も軽減する

例えばオフィスでの利用の場合、スマートロックで取得した入退室のデータをクラウド上で管理できるため、「だれが」「いつ」「どこに」出入りしたかの履歴/ログを残したり、誰にどの部屋の入室権限を付与するのかをクラウド上で管理できるので、従来の鍵管理で要していた負担や管理の手間を軽減できます。

スマートロックのデメリット

コストがかかる

スマートロックを取り付けると、タイプによっては初期費用(工事費など)、月額/年額の利用料、メンテナンス費用などがかかります。また、賃貸物件の場合、取り外す際に原状回復の費用がかかるケースもあります。

取り付けできないケースもある

賃貸物件の場合、建物の管理規約や賃貸契約によって、物件への工事を行えないことがあります。また、スマートロックのなかにはドアの形状によっては取付けられない製品もあります。

入退室ができなくなる可能性がある

スマートロックは施解錠に使用するICカードを忘れてしまったり、スマートフォンの電源が切れてしまうと利用できなくなるものもあります。また、システムの不具合などによって入退室が一時的にできなくなる可能性もあります。

最適なスマートロックの選び方

スマートロックにはさまざまな種類があるので、ここでは自分が設置したい場所に最も合うスマートロックを選ぶために考えるべきポイントを紹介します。

最適なスマートロックを選ぶために考えるべきポイント
  • 解錠方法は何がいいか
  • 本体の取り付けは可能か
  • 費用はいくらかかるか
  • データ管理ツールは使いやすいか

解錠方法は何がいいか

最適な解錠方法を選ぶには、利用するシーンや利用者がどんな人かを考えてみるとよいでしょう。

オフィスで利用する従業員が多い場合

社員証にもなるICカードを解錠方法として選ぶと、通勤時は常に携帯することからカード忘れを低減できるとともに、例えば複合機の認証などにも活用することで1枚のカードをオフィス内の様々なシーンで活用でき、従業員の利用体験も向上します。

無人運営のスポーツジムの場合

スマートフォンアプリなどで解錠する方法を採用すれば、会員証を忘れて入れないというようなリスクがなくなり、会員の好きな時に気軽に利用できるという付加価値を提供できます。

自宅に取り付ける場合

生体認証タイプのスマートロックなら、スマートフォンを持っていない子どもでも入退室がしやすくなります。

本体の取り付けは可能か

本体を取り付ける環境の確認も、スマートロックを選ぶ際の大きなポイントです。これから工事する賃貸オフィスなどであれば埋め込み式の本体でも問題ありませんが、原状回復のコストや手間を低減したい場合や初期費用を抑えたい場合など、賃貸物件にスマートロックを後付け導入したいときは、サムターン(鍵のつまみ部分)に被せるタイプや貼り付けるタイプが向いています。

また、今あるドアが、自動ドアや電気錠の場合は、それらに対応した製品を選ぶとよいでしょう。本体を選ぶ際は、あらかじめ以下のポイントを確認してください。

ドアノブとカギのつまみの形状(サムターン)

取り付けられる製品かどうかを判断するため、スマートロックを付けたいドアのドアノブやカギ穴などの形状を確認してください。主な種類は以下の通りです。

取り付けスペース

スマートロックは、読み取りリーダーとカギを解錠・施錠する本体、受信機やコントローラーを設置するスペースが必要になります。それぞれの機器をどこに取り付けるかは製品によって異なるため、ドア周辺のスペースを確認しておくとよいでしょう。現地調査に来て確認してくれるメーカーもあります(現地調査は有料となる場合もある)。

既存ドアの種類

製品によっては後付けが難しいものもありますので、スマートロックを取り付けたいドアがどんなタイプかを確認しておきます。

  • 開き戸
  • 電気錠が既についているドア
  • 自動ドア など

データ管理ツールは使いやすいか

スマートロックは入退室をスムーズするだけでなく、入退室の記録を履歴/ログで残してクラウド上で管理・閲覧できることも大きな特徴です。個人利用の場合、スマートフォンからお子様や高齢者の帰宅をその場で確認したり、何時に出かけたかを確認することもできます。

ビジネス利用の場合は、オフィスや店舗などの入退室の記録を取ったり、社員の出退勤時間を管理したり、お店を利用する会員の利用データを活用することも可能です。また、カギの代わりとなるICカードなどのデバイスを忘れた場合、管理ツール上から解錠することもできます。こうしたデータの管理画面の見やすさや使いやすさもスマートロックを選ぶ上で確認しておきたいポイントです。

賃貸でも使えるスマートロック5機種を比較

オフィスや住宅などの賃貸物件でも設置しやすいおすすめのスマートロック5機種を、特徴やおすすめの設置場所と併せてご紹介します。

製品 特徴 こんな場所におすすめ
Akerun ・スマホ・ICカード・生体認証など複数の解錠方法に対応
・工事が不要で既存のさまざなまドアに対応(電気錠の連携も可能な製品ラインナップもあり)
・入退室管理だけでなく勤怠管理、会員管理、予約、決済システムなどとも連携できる
・遠隔地からの解錠・施錠も可能
・ゲストへの一時利用キーや既存のICカード登録も可能
・金融機関並みの高セキュリティ
・オフィス管理
・店舗管理
・施設管理
・レンタルスペース
・フィットネスジム
(無人化・省人化) など
iDoors ・スマホ・ICカード・生体認証など複数の解錠方法に対応
・工事不要で電気錠の連携も可能
・利用者が予約して認証キーを取得すれば入室が自動で行えるシステムがある(別途契約が必要)
・顔認証+体表面温度+マスク検知システム対応
・勤怠管理システムと連携できる
・遠隔地から解錠・施錠も可能
・オフィス管理
・店舗管理
・レンタルスペース など
ANinja Lock ・スマホ・ICカード・生体認証など複数の解錠方法に対応(製品による)
・工事不要
・子どもでも操作しやすいシンプルアプリで管理
・制限時間を設定したカギの共有が可能
・さまざまなサムターンに対応
・別売りのキーパッドなら暗証番号や交通系カードにも対応可能
・一般住宅
・個人商店 など
Qrio Lock ・ドアに近づくだけで解錠するハンズフリー機能を搭載
・スマホ、暗証番号、ICカード、ハンズフリーキーなど多様な解錠方法から選べる
・アプリからロックの位置情報を取得できる
・短い外出にはオートロックを一時停止できる機能も搭載
・一般住宅
・個人商店 など
カギカン ・スマホ
・ICカード
・pinコードなど複数の解錠方法に対応
・工事不要
・入退室管理が可能
・オフィス管理
・店舗管理
・民泊施設
・レンタルスペース など

オフィスや店舗におすすめのスマートロックはAkerun

オフィスや店舗、施設などにスマートロックの設置をお考えならAkerun入退室管理システムがおすすめです。

Akerunは静音設計で、流線型のフォルムはどんなドアにもフィットするスマートなデザインを備えています。入退室管理を行うだけでなく、勤怠管理、会員管理、予約管理、決済などの外部システムとの連携により企業のさまざまな業務課題をサポートします。工事が不要なので賃貸物件にも設置でき、原状回復もしやすいのが特徴です。さらに詳しくAkerunの特徴をご紹介します。

既存のドアが電気錠や自動ドアでも取付けられる

Akerunはさまざまな形状のサムターン型ドアに対応が可能です。また、既存のドアが電気錠や自動ドアの場合でも対応可能なスマートロックもラインナップしています。設置したドアが取付け可能かどうかの取付診断も行っているので、導入予定のドアに設置可能かどうかも事前に確認できます。

使いやすいスマートキーで既存の様々な業務システムとも連携できる

Akerunは専用のスマートフォンアプリやICカード、生体認証など複数の解錠方法をスマートキーとして活用することができます。日常的に持ち歩くスマートフォンや社員証、交通系ICカードなどをスマートキーにできるため、利用者に合わせたスマートキーを選ぶことができます。

入退室の履歴/ログはクラウド上で管理され、解錠権限の付与や剥奪などの管理も一元化できるなど、さまざまな面でカギにまつわる負担の軽減が期待できます。さらに、外部の勤怠管理システムや会員管理システム、予約システム、決済システムなどと連携させて活用することも可能なので、セキュリティや入退室管理だけではなく、様々な業務課題も解決できます。

高い耐久性と金融機関並みの高セキュリティで安心できる

Akerunは1,000,000回もの動作検証に耐えた業界でも最高水準の耐久性を実現しており、長く安心して使い続けられるスマートロックです。移転やレイアウトを変更したい場合でも、取り外して移転先や移設先で利用し続けることができます。

また、データを管理するクラウドは厳しい条件をクリアしている高セキュリティな環境になっているので、安心して利用できます。業界をリードするサービスとして、すでに累計導入社数7,000社を超えるなど、市場における実績も十分です。

まとめ

スマートロックは自宅やオフィス、店舗などの入退室を、日常的に使う交通系ICカードやスマートフォンで行えたり、キーレス化したりすることで、暮らしやビジネスをより快適にしてくれます。

またピッキングの防止、オートロックによる鍵の閉め忘れの防止、入退室の記録と管理など、防犯対策としても有効です。この記事を参考に、設置環境や目的をふまえたうえで、利用する人がより快適で安心に日常を過ごせるスマートロックを見つけてください。


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