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勤怠管理
勤怠とは|勤怠管理の基本と企業が抱える課題を徹底解説
2023年04月07日
更新日:
2026年7月23日
著者:
「勤怠」という言葉は、ビジネスの現場で日常的に使われているものの、その正確な意味や、企業経営における位置付けまで説明できる方は意外と多くありません。
特に人事・労務担当に就いたばかりの方や、労務管理のDX化を検討している経営者にとって、勤怠の基本を正しく理解しておくことは、コンプライアンス強化と業務効率化を両立させるための第一歩といえます。
本記事では、労働基準法における「勤怠」の定義から、勤怠管理を怠るリスク、そしてスマートロックを活用した勤怠自動化の最新トレンドまで、実務目線でわかりやすく解説します。
「勤怠(きんたい)」とは、従業員の勤務状況全般を指す言葉です。
具体的には、「出勤・退勤・休暇・欠勤・遅刻・早退」といった、業務に関するあらゆる勤務実績を含みます。
一方で「勤怠管理」とは、企業が従業員の勤務状況を正確に把握・記録・保管する一連の業務を意味します。
単なる出退勤時刻の記録にとどまらず、労働時間・休憩時間・休日・有給休暇の取得状況までを対象とする、幅広い労務業務です。
労働安全衛生法により、企業には従業員の労働時間を「客観的な方法」で把握する義務が課されています。
また、労働基準法第109条に基づき、これらの記録は5年間の保管が義務付けられており(当分の間は3年間の経過措置あり)、単なる社内ドキュメントではなく、法令上重要な労務データとして扱う必要があります。
勤怠管理で扱う情報は多岐にわたります。主な項目は以下のとおりです。
出勤日・退勤日:営業日ごとの勤務有無
出勤時刻・退勤時刻:業務開始・終了の時刻
休憩時間:労働時間から控除される時間
休暇の取得状況:有給休暇、特別休暇、産休・育休など
欠勤・遅刻・早退:予定と異なる勤務の記録
時間外労働(残業)時間:所定労働時間を超えた勤務
深夜労働・休日労働:割増賃金の対象となる勤務
これらのデータは、給与計算・36協定の遵守状況の確認・人員配置の最適化・健康管理と、企業活動のあらゆる場面で活用されます。
適切な項目を漏れなく管理できているかが、労務コンプライアンスの成熟度を測る指標にもなります。
勤怠管理は、単なる事務処理ではありません。法令遵守と経営リスク管理の両面で、企業に強く求められる業務です。
給与計算の根拠として、労働時間データの正確性は残業代の適正算出に直結します。
2023年4月からは中小企業でも、月60時間を超える時間外労働に対する割増賃金率が50%に引き上げられており、勤怠記録のズレがそのまま人件費リスクに直結する時代となりました。
労働基準法への準拠という観点では、36協定で定められた時間外労働の上限(原則月45時間・年360時間)を超えていないかを日々モニタリングする必要があります。
違反した場合、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金、企業名の公表といった重いペナルティが科されます。
さらに、従業員の健康管理の観点でも勤怠管理は必須です。厚生労働省は労働時間の客観的把握を通じて、過労死や精神疾患を未然に防ぐ体制の構築を各企業に強く求めています。
なお、2026年時点では労働基準法の約40年ぶりの大改正に向けた議論も進められており、連続勤務の上限規制や勤務間インターバル制度の義務化などが検討課題として挙げられています。
今後の法改正を見据えた勤怠管理体制の整備は、待ったなしの状況といえます。
大企業ではクラウド型勤怠管理システムの導入が進む一方、中小企業では今なお手作業に頼っている職場が少なくありません。
しかし従来の方法には、それぞれ以下のような課題があります。
手書きタイムカード:意図的な改ざんや打刻漏れを防ぎにくく、監査時に「客観的な把握」と認められないケースがある
Excel管理:関数のミスやコピー漏れによる集計誤差が発生しやすく、担当者の作業負担が大きい
自己申告制:申告と実態の乖離が起こりやすく、サービス残業の温床になりやすい
また、勤怠表の作成を特定の担当者に依存している「属人化」も、多くの中小企業に共通する課題です。
担当者の異動や退職で業務が停滞したり、引き継ぎミスによって残業代の未払いといった労務トラブルに発展するケースも少なくありません。
こうした課題への解決策として、クラウド型勤怠管理システムの導入が急速に広がっています。
クラウド型システムの最大の利点は、勤怠データの「見える化」です。
従業員個々の労働時間、部署ごとの残業状況、有給休暇取得率などをダッシュボードで一目で把握でき、管理職や経営層がリアルタイムで労務状況を確認できます。
さらに、テレワーク、フレックスタイム制、副業・兼業といった多様な働き方にも柔軟に対応できる点も見逃せません。
働き方の多様化は今後もさらに進展することが予想されており、変化に強い勤怠管理基盤を整えておくことは、生産性向上とコンプライアンス強化を同時に実現する重要な打ち手です。
クラウド型勤怠システムは強力なツールですが、打刻の正確性という点では依然として課題が残ります。
退勤打刻の後もオフィスに残って作業をしていた、逆に打刻をうっかり忘れていた、といったケースは珍しくありません。
そこで近年注目されているのが、入退室管理システムとの連携による勤怠打刻の自動化です。
オフィスへの入退室ログは、従業員が実際に社内にいた時間を反映した、極めて客観的なデータです。
タイムカードや自己申告と比較して改ざんが困難で、厚生労働省が求める「客観的な労働時間の把握」の要件を最も確実に満たす方法のひとつといえます。
この分野で導入社数・利用者数ともに国内No.1(※日本マーケティングリサーチ機構調べ)を獲得しているのが、株式会社Photosynthが提供するAkerun入退室管理システムです。
既設のドアに工事不要で後付けでき、スマートフォン・ICカード・社員証などを鍵として活用可能。
入退室ログは自動的にクラウドに記録され、ジョブカン勤怠管理・KING OF TIME・freee人事労務・TeamSpirit・SmartHRなど、主要な勤怠・人事システムとAPI連携できます。
従業員の入退室がそのまま勤怠打刻として自動登録されるため、打刻漏れも不正打刻も構造的に発生しません。
勤怠管理システム、とりわけ入退室管理と連携した仕組みを導入することで、企業は多面的な効果を得られます。
総務・労務業務の時間削減:手作業での集計や打刻確認がなくなり、月20時間以上の業務削減につながるケースも
給与計算の精度向上:入退室ログに基づく客観的な労働時間から計算されるため、給与計算ミスが大幅に減少
残業代未払いリスクの低減:36協定違反や未払い残業代のリスクを未然に検知しやすくなる
健康経営の推進:長時間労働のアラート機能で従業員の健康被害を予防
従業員満足度の向上:正確な労働時間の把握が労使間の信頼を醸成
これらは単なる「業務効率化」ではなく、企業のブランド価値・採用競争力にも直結する経営効果です。
勤怠管理を段階的に高度化していく道筋は、一般に次の3ステップで整理できます。
ステップ1|タイムカード → 打刻機 紙のタイムカードから集計機能付きの打刻機へ移行し、集計工数と改ざんリスクを削減します。
ステップ2|打刻機 → クラウド勤怠 クラウド型勤怠管理システムに切り替え、テレワーク・複数拠点・法改正への追従を実現します。
ステップ3|クラウド勤怠 ← スマートロック連携で最適化 入退室管理システムと勤怠管理システムをAPI連携させることで、「打刻」という行為そのものを不要にし、客観的な労働時間の把握を完全に自動化します。
自社の企業規模・従業員の働き方・現状の課題に応じて、どの段階まで進めるべきかを検討することが重要です。
勤怠とは、単なる出退勤の記録ではなく、コンプライアンス・従業員の健康・給与計算の正確性を支える、企業経営の基幹情報です。
労働基準法の大幅改正に向けた議論も進む中、勤怠管理を高度化することは、規模を問わずすべての企業にとって喫緊の課題となっています。
そして、最も正確で改ざんされにくい勤怠データの源は、オフィスへの入退室ログです。
スマートロックと勤怠管理システムを連携させることで、企業のコンプライアンスと従業員の満足度を同時に向上させることができます。
初期費用0円・工事不要・最短3日で導入可能。届いたその日から入退室管理と勤怠打刻の自動化を同時に実現できます。導入社数No.1のAkerunで、労務管理を次のステージへ。
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