【2023年最新版】おすすめのスマートロックを徹底比較!メリットとデメリット、賃貸物件でも後付けできるタイプを解説

2023年06月28日
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はじめに

スマートロックはスマホ専用アプリやICカードなど鍵の代わりとなるデバイスを利用して、ドアの施錠・解錠ができるシステムです。物理鍵を使用せずに入退室ができるため、利便性の向上と防犯対策の強化が期待できます。

最近では賃貸物件のオフィスや商業施設、会員制スポーツ施設に加え、大学などの教育機関や公共機関でも利用されるなど、様々な場所でスマートロックの導入が進んでいます。

しかし、スマートロックは機能や設置方法などの異なる多種多様な製品があり、また対応できるドアもそれぞれ異なるケースがあります。せっかく導入を考えていても「どの製品を選べばいいのかわからない」という方も多いかもしれません。この記事では、スマートロック選びのポイントやおすすめのスマートロックを比較して紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • スマートロックの仕組みや導入のメリット・デメリットがわかる
  • スマートロックを選ぶ際に注目すべきポイントがわかる
  • おすすめのスマートロックの解錠方法や機能性についてわかる

スマートロックとは

ドアに設置されたスマートロックのイメージ画像

スマートロックとは、物理鍵を使用せず、スマホ専用アプリやICカードなど鍵の代わりとなるデバイスを用いてドアの施錠・解錠ができるシステムです。構成は、サムターン(つまみ)の部分に取り付けて鍵を開閉する「本体」、鍵の代わりとなる「解錠用デバイス」、解錠用デバイスの情報を読み取る「読み取りリーダー」(※)、本体をインターネットに繋げるための「インターネット中継機」(※)などでされています。
※製品によっては本体に内蔵されているものもあります。

スマートロックを使ってドアを施錠・解錠する際は、次のような仕組みで行っています。

  • 鍵の代わりとなる解錠用デバイス(スマホ専用アプリやICカードなど)を読み取りリーダーにかざす
  • 読み取りリーダーで読み取られた情報が本体に送られ、利用者を識別、認証、記録して解錠する(②インターネットを通じて遠隔で施錠・解錠する場合は、インターネット中継器を経由して本体に施錠・解錠の信号を送ります)
  • ドアを閉めるとオートロック機能で自動施錠する

スマートロックの鍵には、スマホ専用アプリやICカードのほかに、指紋や顔などの生体情報を利用する生体認証や、暗証番号をテンキーに入力する方法などもあります。

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スマートロックのメリット

スマートロックは物理鍵を使用せずに解錠し、オートロック機能によりドアが閉まると自動で施錠されるのに加えて、入退室の履歴/ログを記録しクラウド上で管理できるため、防犯対策の強化が期待できます。 スマートロックの主なメリットには、以下の項目が挙げられます。

スマートロックの主なメリット
  • 物理鍵を使わずに施錠・解錠できるため、物理鍵の紛失や盗難などのリスクがなくなる
  • オートロック機能による自動施錠によって閉め忘れを防げる
  • クラウド上で、利用できる日時や場所を細かく設定して解錠権限を簡単に付与できたり、エリアごとに入室制御ができるため、部外者の侵入を防げる
  • クラウド上で入退室の履歴/ログを記録・確認できる
  • 今あるドアに工事不要で後付けできる製品を選べば、手軽に防犯対策の強化が期待できる

スマートロックのデメリット

スマートロックは防犯対策の強化が期待できる一方で、使用する上で起こるデメリットもあります。スマートロックの主なデメリットには、以下の項目が挙げられます。

スマートロックの主なデメリット
  • 取り付け費用や月額/年額の利用料、メンテナンス費用などのコストかかかる
  • 本体の電池切れによって施錠・解錠できないことがある
  • 鍵の代わりとなるデバイスを携帯せずに外出すると、閉め出されるリスクがある
  • ドアの形状やサムターン(つまみ)によっては取り付けられない場合がある
  • 賃貸物件のオフィスや店舗/施設では契約内容や規約などの条件によって取り付けられない場合がある

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スマートロックを選ぶポイント

適切な製品を選ぶ女性のイメージ画像

スマートロックを導入する場合、どのようなことに気をつけて製品を選べばよいのでしょうか。製品には様々な種類がある中で、自社の利用用途や導入する目的に合った適切なスマートロックを選ぶために押さえるべきポイントを解説します。

どのような解錠方法にするのか

スマートロックの解錠方法には様々な種類があります。そのため、導入後に利用者が「使いやすい」と感じる製品を選ぶことが重要です。ここでは、解錠方法として用いられているデバイスごとの利用シーンを考えてみましょう。

1)スマートフォン(スマホ)


ドアに設置されたスマートロックをスマホをかざして解錠するイメージ画像

日頃から持ち歩いているため、不特定多数の入退室が多い場所で利用しやすいデバイスです。スマホ専用アプリやスマホに搭載されているNFC(ウォレット機能など)に解錠権限を付与できるため、直接物理鍵を受け渡す必要がありません。オフィスをはじめ、会員制のジムなど、不特定多数の行き来がある場所で活用すれば、スムーズな入退室管理が期待できるでしょう。

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2)ICカード


ドアに設置されたスマートロックにICカードをかざして解錠するイメージ画像

スマホ同様、社員証や学生証、交通系ICカードなどは、日頃から持ち歩いていることが多いため、気軽に利用できるデバイスです。例えば、オフィスであればエントランスやオフィスへの入退室、複合機の利用、ビルの共有スペースへの入退場などを1枚のICカードに一元化することもできます。また、サイズがコンパクトであり軽量なため、持ち運びやすいこともメリットです。

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3)生体認証


生体認証のイメージ画像

顔や指紋など生体情報を利用して解錠できるため、スマホやICカードなどを持ち歩かない方でも利用しやすい認証方法です。また人体の固有の特徴を活かした認証方法であるため、なりすましを防げることから高いセキュリティレベルを確保したい場合におすすめです。しかし、導入費用が高額になるケースがあるので導入前に確認しておきましょう。

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4)テンキー入力


テンキーを使用して解錠するイメージ画像

暗証番号をテンキーに入力するだけで解錠できる認証方法です。暗証番号だけで解錠できるため、鍵となるスマホやICカードを取り出す必要がありません。小さな子どもからお年寄りまで操作しやすいため、家庭用としても導入しやすい解錠方法です。しかし、共通の暗証番号を使用するため番号を知っていれば解錠できてしまったり、背後から誰かに盗み見られた際は不法侵入されてしまう恐れがあります。

既設のドアに取り付けは可能か

ドアに設置されたスマートロックのイメージ画像

スマートロックを購入する際は、今あるドアに取り付けが可能か確認する必要があります。「せっかく導入してドアに取り付けようとしたのに、今あるドアに対応していなかったため取り付けできない」ということがないように、次の3つのポイントに注目して、事前に設置するドアを確認しておきましょう。

1)ドアの種類

設置が可能なドアにはいくつかの種類があります。スマートロックはサムターン(つまみ)がついた開き戸に対応できるものが多く、引き戸や自動ドアなどには対応していない場合があります。取り付けたいドアに対応できるスマートロックなのか事前に確認してから選ぶようにしましょう。

2)取り付けるスペース

スマートロックは本体や読み取りリーダー、インターネット中継機を設置するスペースが必要になります。それぞれの機器を設置する場所を導入前に確認し、設置するスペースを確保するようにしましょう。

3)ドアやサムターン(つまみ)の形状


サムターンのイメージ画像

スマートロックを取り付ける際は、ドアやサムターン(つまみ)の形状が対応しているかを確認しましょう。ドアノブには次のようなタイプがあり、設置するドアがどのタイプなのか把握しておくことが大切です。

ドアの形状の主な種類
  • ドアノブに鍵穴があるタイプ
  • ドアに直接鍵穴があるタイプ
  • ドアに箱型の錠前があるタイプ
  • ドアノブの上下にサムターン(つまみ)があるタイプ

手軽に取り付け可能か

ドアに後付け設置できるスマートロックのイメージ画像

スマートロックの取り付け方法には、主に次の種類があります。

  • シリンダー(鍵穴)ごと交換する方法
  • ドアや壁に穴を開けて取り付ける方法
  • 強力な両面テープで貼り付ける方法

スマートロックの取り付けは工事を必要とするものから、工事不要で利用者自身で取り付けられるものもあります。特に、賃貸物件のオフィスや店舗/施設のドアに取り付ける際は、契約内容や規約などの条件によってドアや壁、錠前の改修工事が認められない場合があります。

また移転時や退去時に原状回復工事が必要となる場合もあります。設置前には、管理会社やオーナーにマンションやビルの契約内容や規約などを確認しておきましょう。

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オートロック機能はついているか

オフィスのガラス張りのドアを開ける男性のイメージ画像

スマートロックには、オートロック機能を搭載している製品が多くあります。オートロック機能とは、ドアを閉めると同時に自動施錠される機能です。手動で施錠する必要がないため、鍵の閉め忘れを防止することができます。

1)開閉センサー(ドアセンサー)式

ドアが閉まると自動で施錠されるタイプです。センサーでドアの開閉を感知して動作します。本体とは別でドア付近にドアセンサーの取り付けが必要になります。

2)ジャイロセンサー式

開閉センサー(ドアセンサー)と同様に、ドアが閉まると自動で施錠されるタイプです。ジャイロセンサーは、本体内部に内蔵して使用するため、本体を設置するだけでオートロック機能を使用できます。但し、引き戸では対応できないものが多いというデメリットがあります。

3)タイマー式

事前にドアが閉まってから施錠するまでの時間を設定し、ドアが閉まると設定時間が経過してから自動で施錠されるタイプです。製品によっては、利用する場面に応じて施錠までの時間を変更したり、オートロックを一時停止できる機能を搭載しているものもあります。

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おすすめのスマートロック5選

スマートロックを選ぶ際は、導入目的や使用用途などに応じて、製品ごとの特徴を比較することが大切です。ここでは初めて導入する方にも使いやすい、おすすめのスマートロックを比較しています。

Akerun

Akerun(アケルン)入退室管理システムの製品画像

スマホ専用アプリやICカード、スマートウォッチなど様々なデバイスで施錠・解錠でき、オートロック機能も搭載した後付け型スマートロックです。ドアの種類が開き戸だけでなく、自動ドアや電気錠などにも対応できるため、幅広い種類のドアに取り付けできます。

原状回復が必要な賃貸物件でも壁やドアを傷つけずに取り外せることから原状回復工事が必要ないためおすすめです。また、移転先でも継続して使用できるというメリットもあります。

加えて入退室の履歴/ログを記録し、入退室履歴のデータを活用して勤怠システムや予約システム、決済システムなど外部サービスと連携し、業務の効率化も図ることも可能です。オフィスをはじめ、会員制のジムや店舗、大学などの教育機関など幅広く導入されています。

Akerun(アケルン)とは?

RemoteLOCK

テンキーに暗証番号を入力して解錠でき、本体とテンキーが一体化している後付け型スマートロックです。スマホ専用アプリやICカードなどを使わずに施錠・解錠ができるため、鍵の代わりとなるデバイスを持ち歩く必要がありません。導入には、本体機器の購入費用と取り付け工事が必要になります。オートロック機能も搭載している製品になります。

カギカン

スマホ専用アプリやICカード、PINコードなどを使って解錠できます。オートロック機能を搭載しているため、鍵の閉め忘れを防止できます。また、入退室管理が可能なため、オフィスや民泊、レンタルスペースを中心に導入されている後付け型スマートロックです。

bitlock PRO

スマホ専用アプリのほかに、スマートウオッチやICカードなど様々なデバイスで解錠できます。また、Web管理ツールで解錠権限を付与・解除することができるため、オフィスを中心に導入されています。

製品名 解錠方法 特徴
Akerun スマホ専用アプリ
ICカード(交通系ICカード、会員証など)
モバイル系ICカードアプリ
Apple WatchURLリンク
Web管理ツール顔認証
など
・自動ドアや電気錠など様々なドアのタイプに対応
・取り付け工事が不要(ドアによっては、簡易的な工事が必要になる場合もある)
・入退室管理機能を標準搭載
・入退室管理システムと外部サービスとのAPI連携が可能
・オートロック機能あり
カギカン スマホ専用アプリ
Web管理ツール
ICカード
PINコード
・取り付け工事が不要
・入退室管理システムとしても利用可
・オートロック機能あり
bitlock PRO スマホ専用アプリ
スマートウォッチ
モバイル系ICカードアプリ
ICカード
顔認証
・取り付け工事が不要
・自動ドアオプションを導入すれば自動ドアや電気錠でも利用可
・入退室管理システムとしても利用可
・オートロック機能あり

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おすすめのスマートロックはAkerun

 ICカードをかざし開錠を行うAkerun(アケルン)入退室管理システムの製品画像

スマートロックの中でも、今あるドアに簡単に後付けでき、様々な環境に柔軟に対応できる製品を探している場合は、Akerunがおすすめです。Akerunはオフィスをはじめ、会員制ジムやレンタルスペース、大学などの教育機関など幅広い業態で導入され、累計7,000社の導入実績がある後付け型スマートロックです。Akerunには、次のような特徴があります。

既設のドアが開戸だけでなく電気錠や自動ドアなどでも取り付けられる

Akerunは、サムターン(つまみ)がついたドアに対応しています。業務用の強力な両面テープを使い、サムターン(つまみ)に被せるように貼り付けるだけで設置できるため、工事不要で利用者自身で取り付けることが可能です。

今あるドアが自動ドアや電気錠などの場合でも、簡易的な工事だけで後付けで設置できます。また、既設のドアに取り付けが可能か無料で診断できる「Akerun取付診断」を行っているので、ぜひ活用してみて下さい。

Akerunは、様々なドアに対応できることから、オフィス内の複数箇所に設置した場合、1つのスマホやICカードなどで解錠権限を付与された全てのドアを解錠できるため、利便性の向上と防犯対策の強化を実現できます。

業界でも最高水準の耐久性で安心できる

Akerunは100万回もの動作検証に耐えた業界でも高い水準の耐久性を実現しているため、安心して使用できます。またオフィスの移転時やレイアウト変更時も、移転先や新しい設置場所で付け替えて引き続き利用できるため、長く使用できます。

金融機関並みの高度なセキュリティを実現

防犯対策の強化には、物理的なセキュリティだけでなくシステムのセキュリティ対策も欠かせません。Akerunは、ハッキング対策など、複数の第三者機関による定期的なセキュリティチェックを行い、セキュリティに関する厳格な要件をクリアしているスマートロックとして、金融機関並みの高いセキュリティを実現しています。

また、入退室履歴はクラウド上に保管されており、新しい機能の追加や定期的なシステムメンテナンスが適宜自動的にアップデートされるため、専門的な知識がなくても高いセキュリティを維持したまま運用できます。

APIにより外部サービスとの連携が可能

AkerunはAPIを使って外部サービスと連携できることで、入退室管理だけではなく、幅広い業務の効率化に繋がります。例えば、勤怠管理システムと連携することで、従業員の労働時間をより正確に把握し給与計算などの業務の効率化に活用できます。

ほかにも、会員制のジムやレンタルスペースの運営には、会員管理や予約・決済サービスとの連携によって会員にデジタルな合鍵を自動で発行できるなど利便性が高まります。Akerunを導入すれば、労務管理、会員・顧客管理をはじめ、施設の無人運営など、様々な業務の効率化や課題の解決が期待できます。

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まとめ

スマートロックの導入により、物理鍵の紛失や盗難がなくなったり、エリアごとに入室制御できるなどの防犯対策の強化に繋がります。特に後付け型スマートロックは、移転先でもそのまま使えたり、原状回復の必要もないので賃貸物件でも気軽に利用できます。

また、オートロック機能を搭載しているものや外部サービスと連携できるものもあるため、様々な製品を比較して導入目的や使用用途に合ったスマートロックを選びましょう。特にAkerunは、スマホ専用アプリやICカードなどで解錠でき、幅広いドアの形状やサムターン(つまみ)に対応しているため、おすすめです。

防犯対策の強化はもちろん、APIを通じて入退室履歴のデータを外部サービスと連携し、さまざまな場面で業務の効率化や改善にも役立てることができます。ぜひ、導入社数No.1の「後付け型スマートロックAkerun」のサービスページや資料などを参考にスマートロックの導入をご検討ください。


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