スマートキーとは?電池切れした時の対処法やメリット・デメリットも解説!

2023年06月29日
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はじめに

最近、「スマートキー」という言葉を以前よりも多く耳にするようになっています。従来の物理鍵に代わり、オフィスや住宅、商業施設などでの利用が進む「スマートキー」ですが、 「スマートキーをオフィスや店舗/施設、住宅で使いたい」、「テナントビルに手軽に高度なセキュリティを導入したい」、「複数拠点の施設の鍵を一元管理したい」など導入を検討されている方もいるかと思います。

この記事では、スマートキーの導入を検討中の方に、スマートキーとは何か、スマートキーの種類、スマートキーを導入するメリット/デメリット、スマートキーを利用できるセキュリティシステムやおすすめの製品などを紹介します。

スマートキーの特徴を理解して、導入の目的や導入先の環境に合ったスマートキーを利用できるセキュリティシステムを選び、快適で安全なスペース作りの参考にしてください。

スマートキーとは

スマートキーとは、従来の物理鍵に代わって、無線通信や近接通信(NFC)を使って(デジタルな方法で)錠前を施錠・解錠するための鍵となるもので、主にICカードやスマホ(ウォレット)、スマホの専用アプリ、スマートウォッチなどが利用されています。

これまでは、錠前についているシリンダー(鍵穴)に物理的な鍵を差し込み、回すことで施錠・解錠していましたが、スマートキーの場合は、電気制御の錠前にスマートキーのデジタル情報を送ることで利用者を認証し、施錠・解錠できます。

スマートキーを使って施錠・解錠をする電気制御の錠前とは、具体的には「電子錠」「電気錠」「スマートロック」など、物理鍵を使わずに解錠権限を付与されたスマートキーを使って施錠・解錠できるセキュリティシステムのことです。導入場所としては、オフィスや店舗/施設、自宅のドアなど以外にも、車のドアでもスマートキーを使用して施錠・解錠する場合もあります。

つまり、スマートキーは施錠・解錠する際に使用する鍵のことであり、電気制御の錠前を含むセキュリティシステムを施錠・解錠するためのものになります。なお、セキュリティシステムによっては、スマートキーを読み取る「読み取りリーダー」やインターネットとの通信を中継する「インターネット中継機」もシステムを作動させるために必要になる場合もあります。

スマートキーの種類

スマートキーには、様々な種類があります。ここでは主なスマートキーの種類を紹介します。

種類 特徴
ICカード あらかじめ解錠権限を付与したICカードを、読み取りリーダーや本体にかざすことで解錠する方法です。セキュリティシステム専用のICカード以外に、日頃から使用している交通系ICカードや社員証、会員カードなどを利用することも可能です。
専用アプリ スマホに専用アプリをダウンロードし、解錠権限のある人がアプリから本体に信号を送ることで解錠する方法です。アプリの設定により、解錠可能な日時や場所などを細かく設定したり、一時的な解錠権限(ワンタイムパス)を付与することも可能です。また、専用アプリからインターネットを通じて遠隔操作で施錠・解錠することもできます。
モバイル系ICカードアプリ(ウォレット機能) モバイル系ICカードアプリ(NFCを利用したウォレット機能)を搭載しているスマホを読み取りリーダーにかざすことで解錠する方法です。こちらもスマホと同様にスマホにウォレット機能に対応したモバイル系ICカードアプリなどをダウンロードしておく必要があります。スマホ以外のデバイスではApple Watchなどのスマートウォッチも対応可能です。
暗証番号 ドアに取り付けたテンキーに暗証番号を入力することで解錠する方法です。暗証番号を知っている人なら誰でも解錠できるのが特徴です。
生体認証 指紋や顔、静脈などであらかじめ登録しておいた生体情報を読み取りリーダーに認証させることで解錠する方法です。
リモコンキー リモコンを持ったまま、ドア付近に近づくと、センサー機能によって解錠する方法です。また、リモコン内のボタンを押すことで施錠・解錠できるものもあります。車のドアを施錠・解錠する際に使用するスマートキーは、このリモンキータイプを使用しています。

また、スマートキーによる解錠操作を受けて実際に鍵の施錠・解錠を行うセキュリティシステムには、ドアが閉まると自動施錠されるオートロック機能を使用して施錠を行うものも多くあります。オートロック機能についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

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様々な種類があるスマートキーですが、ここからは、主にオフィスや店舗/施設、住宅などで、セキュリティシステムの鍵としてのスマートキーに焦点をあてて解説していきます。

スマートキーを導入するメリット/デメリット

スマートキーを導入するとどのようなメリット/デメリットがあるのでしょうか。スマートキーを導入する前に確認しておきましょう。

スマートキーを導入するメリット

スマートキーを導入するメリットは、主に以下が挙げられます。

  • オフィスや店舗/施設、住宅の入退室の際に物理鍵を使わずに施錠・解錠できる
  • 「誰が」「いつ」「どこに」入退室したのかWeb管理ツールや専用アプリで確認・管理できる
  • 解錠権限を細かく設定できるので鍵管理がしやすくなる
  • 外部サービスと連携し業務を効率化できる

オフィスや店舗/施設、住宅の入退室の際に物理鍵を使わずに施錠・解錠できる

スマートキーを利用するセキュリティシステムでは、オフィスや店舗/施設、住宅への入退室が物理鍵ではなく、交通系ICカードや専用アプリ、暗証番号などのスマートキーで施錠・解錠できます。

そのため、従来のように物理鍵をバッグなどから取り出し、シリンダー(鍵穴)に差し込み、回して解錠するという手間がなくなるため利便性が高まります。また、スマートキーに暗証番号や顔認証タイプを選べば鍵の代わりとなるデバイス(ICカードやスマホなど)を持ち歩く必要がなくなり、スマートキーとして利用するICカードやスマホなどを自宅に忘れても閉め出しに会うことはありません。

「誰が」「いつ」「どこに」入退室したのかWeb管理ツールや専用アプリで確認・管理できる

従来の物理鍵では、「誰が」「いつ」「どこに」入退室したのか紙の台帳などに手書きで記入したり、Excelやスプレッドシートで手入力して管理することが多かったと思います。しかしスマートキーを利用できるセキュリティシステムでは、鍵の代わりとなるスマートキーの持ち主を認証し、施錠・解錠することから、個人を特定することができるため、入退室の履歴/ログをクラウド上に記録できます。

また、取得した入退室履歴を管理者がWeb管理ツールや専用アプリから確認・管理することができるなど、「誰が」「いつ」「どこで」入退室したかのほぼリアルタイムな情報をいつでも把握することができます。

解錠権限を細かく設定できるので鍵管理がしやすくなる

スマートキーを利用できるセキュリティシステムでは、クラウド上で「解錠できる日時(曜日や時間帯など)」「入退室できる場所」「入退室できる人」を細かく指定して、鍵の解錠権限をスマートキーに付与することができます。

従来の物理鍵を複製し利用者に貸し出したり預けたりする運用は、紙の台帳などの入力漏れや入力間違いを起こしてしまうリスクに加え、利用者による鍵の紛失のリスクなどもあり、「実際に今誰が鍵を持っているのか」を正確に把握するのが難しくなる可能性があります。

しかし、スマートキーを利用できるセキュリティシステムでは、解錠権限を付与しているスマートキーの情報をWeb管理ツールや専用アプリからいつでも確認し把握できるため、鍵管理の業務の効率化になります。また、スマートキーに解錠権限を細かく設定できたり、万が一の紛失の際などはすぐにWeb管理ツールから権限を解除することもできるため、セキュリティの強化にも繋がります。

外部サービスと連携し業務を効率化できる

スマートキーを使って入退室した履歴/ログを記録できるため、取得した入退室履歴のデータを活用して外部サービスと連携することで、様々な業務の効率化やコストの削減に繋がります。

例えば、オフィスにスマートキーを使って入退室できる製品の場合、入退室の際に取得した入退室履歴のデータを勤怠管理システムと連携させることで、入退室時間を元にした正確な従業員の労働時間を把握できます。

他にも会員システムや予約システム、決済システムなどの外部サービスと連携することで、様々な業務の効率化に繋がるため、既に自社で導入している/導入予定の勤怠管理などのシステムがスマートキーを利用できるセキュリティシステムと連携できるか確認してみてください。



スマートキーを導入するデメリット

メリットの多いスマートキーですが、スマートキーを導入するとデメリットもあります。スマートキーを導入するデメリットは、主に以下が挙げられます。

  • スマートキーの電池切れにより閉め出しにあう
  • ドアの形状やサムターン(つまみ)によっては設置できない製品もある
  • 製品やサービスによっては高額な導入費用になるものもある

スマートキーの電池切れにより閉め出しにあう

スマートキーには、専用アプリやモバイル系ICカードアプリ(ウォレット機能)があります。このような電子機器をスマートキーとして利用する際に電池切れてしまった場合、セキュリティシステムに鍵の施錠・解錠の信号を送信できなくなり、閉め出しや閉じ込めにあうリスクがあります。

これに対処する方法は、万が一に備えて物理鍵を持ち歩いたり、製品の中でも様々なスマートキーに対応しているものを選ぶと、事前にスマホ以外のスマートキーに解錠権限を付与することができるので閉め出しの防止に繋がります。

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ドアの形状やサムターン(つまみ)によっては設置できない製品もある

スマートキーを利用できるセキュリティシステムには、ドアの形状やサムターン(つまみ)によって設置できない場合があります。例えば、サムターン(つまみ)に被せるタイプの製品は、ドアノブとサムターン(つまみ)が一体になっているもの(インテグラル錠)だと取り付けできない場合があります。

また、自動ドアや電気錠などドアの種類によっては対応している製品が限られます。賃貸物件の場合は、テナントビルで大掛かりな配線工事が必要になる場合もあるので、事前にビルのオーナーや管理会社から配線工事や設置工事などの許可がもらえるか確認しましょう。

スマートキーを利用できるセキュリティシステムの導入を検討している場合は、「製品は、今あるドアやサムターン(つまみ)に取り付けられるか」「製品を設置するために工事が必要な場合、管理会社から許可が得られるか」を確認することが大切です。

製品やサービスによっては高額な導入費用になるものもある

スマートキーを利用できるセキュリティシステムには、買い切り型とレンタル型があります。買い切り型の場合は、本体や読み取りリーダーなどの付属機器の購入費用がかかりますが、レンタル型の場合は初期費用が無料で定額の月額/年額の利用料がかかってきます。

また、製品によっては取り付けるために専門業者に依頼して設置工事や配線工事の費用もかかったりなど、導入費用は様々です。導入を検討しているセキュリティシステムの初期費用や運用費用をメーカーのWebサイトで確認したり、問い合せすることをおすすめします。

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スマートキーを利用できるセキュリティシステム

これまでスマートキーを導入するメリット/デメリットを見てきましたが、実際にスマートキーを導入するためにどのようなセキュリティシステムを選べば良いのでしょうか。これからセキュリティシステムの種類とセキュリティシステムの設置方法をお伝えします。

スマートキーを利用できるセキュリティシステムの種類

前述しましたが、入退室の際に物理鍵の代わりにスマートキー(ICカードやスマホ、暗証番号など)を使うためには、「電子錠」「電気錠」「スマートロック」などのセキュリティシステムの本体となる製品とセットで導入するのが一般的です。ここからは、本体となるスマートロックを含む電子錠や電気錠の簡単な特徴について解説します。

種類 特徴
電子錠/スマートロック ・電気の配線を利用せず、電池を使って電力を供給する(電気配線で電力を共有できる製品もある)
・電池から電力を供給して作動するため、停電や断線の心配がない
・業者に依頼しなくても設置ができるため、設置費用を抑えやすい
・インターネットを通じて遠隔操作で施錠・解錠できる(製品による)
・クラウド上に入退室の履歴/ログが記録できる(製品による)
・外部サービスと連携できる(製品による)
・火災や地震などの非常時でも解錠できる(パニックオープン、製品による)
電気錠 ・電気の配線を利用して電力を供給する
・電力配線から電力を供給して作動するため、電池切れの心配がない
・導入にあたり電気配線やネットワークなどの工事が必要になる
・インターネットを通じて遠隔操作で施錠・解錠できる(製品による)
・火災や地震などの非常時に制御盤を使って一斉解錠できる(パニックオープン)

スマートロックを含む電子錠や電気錠の違いやメリットなど詳しい内容は、以下ページを参考にしてみてください。

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スマートキーを利用できるセキュリティシステムは、製品によって設置方法が異なります。大きく分けて4つの設置方法があります。

種類 設置方法 セキュリティシステム
サムターン(つまみ)に貼り付けるタイプ 業務用の強力な両面テープでサムターン(つまみ)の上から被せるように貼り付けるタイプです。 ・電子錠
・スマートロック
シリンダーごと交換するタイプ 既に設置されているシリンダー(鍵穴)ごと交換するタイプです。利用者自身で設置が難しい場合は、取り付けに専門業者への依頼が必要です。 ・電子錠
・スマートロック
簡易工事で自動ドアや電気錠に取り付けるタイプ 自動ドアや電気錠などと連携させて、スマートロックで施錠・解錠できるようにするタイプです。 ・スマートロック(自動ドアなどに対応できる製品に限る)
ドアや壁の構造内部に工事して取り付けるタイプ(ドアに穴を開けて取り付けるタイプ) ドアや壁の構造内部に本体を埋め込むタイプ。大がかりな工事が必要なため、費用や工事期間が必要です。 ・電子錠
・スマートロック
・電気錠

それぞれについて、さらに詳しく特徴を見ていきましょう。

サムターン(つまみ)に貼り付けるタイプ


今あるドアのサムターン(つまみ)に被せるように貼り付けるだけで簡単に設置できます。また、ドアや壁を工事する必要がないため、賃貸物件のオフィスや店舗/施設、住宅に取り付けたい方などにおすすめです。利用者自身で取り付けできるため、簡単に導入できます。また工事不要なため初期費用がかからないのも特徴です。

このタイプがおすすめなケース
  • 初期費用を抑えてセキュリティシステムを導入してスマートキーを利用したい
  • 賃貸物件のオフィスや店舗/施設などに導入したい
  • 初期費用を抑えて複数の場所でスマートキーを利用したい


シリンダーごと交換するタイプ


今あるドアのシリンダー(鍵穴)ごと交換するタイプです。利用者自身で取り付けが難しい場合は、専門業者による工事が必要なので、工事費用がかかる場合があります。

また、2003年6月に特殊開錠用具所持禁止法(ピッキング防止法)制定され、出入り口など防犯性を求められる指定建物錠には、防犯性能の表示が各メーカーに義務付けられていますが、今あるドアのサムターン(つまみ)がインテグラル錠の場合は、防犯性能表示の対象外になっているため、鍵交換をする必要があります。その場合は、鍵交換をしてセキュリティシステムを導入することになります。

このタイプがおすすめなケース
  • 大掛かりな工事なしで初期費用を抑えてスマートキーを利用したい
  • 今あるドアのサムターン(つまみ)が電子錠など対応ができないため鍵交換してスマートキーを利用したい
  • 防犯性能表示の対象外のインテグラル錠を鍵交換してスマートキーを利用したい

簡易工事で自動ドアや電気錠に取り付けるタイプ


取り付けたいドアが自動ドアだったり、既に他の電気錠が付いている場合は、簡易工事だけでスマートキーを利用できるセキュリティシステムがおすすめです。メーカーによっては、自動ドアや電気錠に対応していない製品もあるため、設置前に今あるドアを製品が対応しているのかを確認してから検討しましょう。

このタイプがおすすめなケース
  • 大掛かりな工事なしで初期費用を抑えてセキュリティシステムを導入してスマートキーを利用したい
  • 自動ドアや電気錠にセキュリティシステムを導入してスマートキーを利用にしたい
  • オフィスや店舗/施設内の複数の場所でスマートキーを利用したい


ドアや壁の構造内部に工事して取り付けるタイプ


大型のビルや施設で、スマートキーを使えるセキュリティシステムを複数箇所取り付けたい場合などに、建物の構造内部に電気やネットワークの配線工事をして使用するタイプです。導入に際して構造内部への配線工事などが必要となるため、設置に日数と高額な費用がかかります。

このタイプがおすすめなケース
  • これから入るテナントビルに配線工事をしてスマートキーを利用できるセキュリティシステムを導入したい
  • 新築住宅の玄関でスマートキーを利用したい

初期費用を抑えてセキュリティを強化できるスマートキーならAkerunがおすすめ

スマートキーの種類やスマートキーを導入するメリット/デメリットを理解しても、実際に取り付けたいドアの環境、費用に見合うスマートキーを利用できるセキュリティシステムを選ぶのは難しいものです。そこでおすすめしたいのが、気軽に導入し、セキュリティや利便性を向上できるAkerunです。

Akerunは、ICカードや専用アプリ、モバイル系ICカードアプリ(ウォレット機能)、顔認証など様々な種類のスマートキーを使用できる後付け型スマートロックです。オフィスや店舗/施設、住宅だけでなく、無人フィットネスジムやコワーキングスペース、大学、大型ビルなど様々な用途で選ばれており、累計7,000社以上の導入実績を持っています。

また、レンタル型(サブスクリプション型)で配線工事も必要ないため、初期費用を抑えて導入でき、サムターン(つまみ)のあるドア以外にも自動ドアや電気錠など様々なドアに対応可能です。ここからはAkerunが選ばれる理由をご紹介します。

  • 業界最高水準の耐久性を実現
  • 金融機関並みのセキュリティ
  • 導入/運用/保守までサポート体制が充実
  • オープンAPIを通じてオフィス向け各種ソリューションと連携可能

業界最高水準の耐久性を実現

Akerunは、累計導入7,000社の実績に裏付けられた信頼性の高いスマートロックです。1日に何回も開閉されるドアに取り付けられるスマートロックは、日々の利用負荷にも負けない耐久性があることも大切です。

Akerunは、開発過程で100万回もの動作検証に耐えた業界でも最高水準の耐久性を実現しているので、長く安心して使い続けられます。また、新機能の追加やメンテナンスなどを定期的に行なっているため、利便性や機能性、安定性を向上させ続けているセキュリティシステムです。

金融機関並みのセキュリティ

Akerunでは、スマートロックの本体とICカードやスマホなどのスマートキーの間のBluetooth通信で使用される信号に独自の特許技術を使用していて、一度使用したものを二度と使用しないなどハッキングされるリスクを低減しています。

また種々の通信の暗号化には、金融機関や政府も使用している手法を採用しているため、高度なセキュリティを実現しています。さらに複数の第三者機関による定期的なセキュリティチェックを行い、厳格な要件を常にクリアしているため安心して利用できます。

導入から運用、保守までサポート体制が充実

Akerunは手軽に導入できるセキュリティシステムでありながら、サポート体制が充実しているため安心して運用できます。例えば、利用用途や導入目的に合った設置や運用方法のアドバイスも提供しています。万が一、製品の故障などトラブルが起きても担当者が丁寧に対応するため安心して利用できます。

オープンAPIを通じてオフィス向け各種ソリューションと連携可能

AkerunはオープンAPIを活用し、勤怠管理システムや会員システム、予約/決済システムなど様々な外部システムと連携することができます。オフィスで活用すれば労務担当者の業務の負担を軽減し、その他の業務へ時間を有効活用させることができるでしょう。また店舗や施設で利用すれば、運営者側はもちろん利用者の利便性も高まります。

Akerunを実際に導入したオフィスや店舗/施設の声

Akerunを導入した企業や施設などでは、実際に使ってみてどのような感想を持っているのでしょうか。利用者の導入事例のインタビューからいくつかご紹介します。

会員制の飲食店にAkerunを導入し、顧客が落ち着ける空間を実現した事例

完全会員制の飲食店を立ち上げる際に、顧客が安心してくつろぎながらコミュニケーションを取れる場を提供することを目的に、Akerunを導入した事例です。従業員と顧客、そして一部の取引業者にスマートキーの解錠権限を制限することで、上質な会員制施設としての環境を整え、防犯性も強化できたと言います。また日中のある一定時間だけセキュリティを解除してランチ営業に対応するなど、Akerunの柔軟な権限設定機能を活用していると言います。この事例のインタビューはこちらからご覧いただけます。

導入事例 導入頂いた企業様からの嬉しい声

オフィスに入退室管理システムを導入する際のポイント

ネイル空間のレンタルで料金を上げずに複数店舗の事業拡大を実現した事例

店舗数を増やすタイミングでAkerunを導入することで各店舗の受付にかかる人件費を削減し、サービスの利用料金を上げることなく事業拡大できた事例です。Akerunはクラウド上からスマートキーに解錠権限を付与したり、Akerunを設置した各ドアノ状況を確認できるため、経営者が本店にいながら他の店舗の入退室も一元管理でき、十分なセキュリティを確保しながら店舗を増やして運営することができたと言います。また、製品の取り付けが利用者自身で簡単にできる点も高く評価しています。この事例インタビューはこちらからご覧いただけます。

導入事例 導入頂いた企業様からの嬉しい声

オフィスに入退室管理システムを導入する際のポイント

他にも多くの企業がAkerunを実際に導入し、様々な用途で業務の効率化やコスト削減に役立てています。ぜひ他の導入事例もご覧いただき、スマートキーを利用できるセキュリティシステムの導入の参考にしてください。

まとめ

スマートキーとは、セキュリティシステムを施錠・解錠するための鍵であり、スマートキーを利用できるセキュリティシステムを導入することによって入退室をスムーズにし、オフィスや施設の運営だけではなく利用者の利便性や安心感も高めます。

スマートキーには多くのメリットがありますが、導入目的や設置したいドアの環境に合った製品を選ばなければ大掛かりな工事が必要になる場合もあるため、製品に対応しているスマートキーの種類やサービス内容を理解して、最適なシステムを選ぶことが大切です。

この記事でご紹介したスマートキーを導入するメリット/デメリットを抑えたうえで、どのスマートキーが最も導入目的や利用環境にあっているか、導入費用も含めて検討してください。適切なスマートキーを選ぶことで、オフィスや店舗/施設、住宅などがより快適で安全な場所になることでしょう。



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