フィットネスジムやスポーツジムの無人運営とは?メリットや注意すべきポイント、無人運営におすすめのシステムも紹介!

2023年09月22日
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はじめに

新型コロナウィルス感染症の流行を機に、非対面・非接触型のフィットネスジムやスポーツジムによる無人運営の需要が高ま理、現在では多くのジムで取り入れられています。 フィットネスジムにおける、深夜帯のマシーンエリアの無人化やスポーツジムの24時間営業により、日中の時間帯に利用したい人から仕事終わりのビジネスパーソンまで幅広い顧客を獲得できるようになりました。

ほかにも、無人運営/省人運営のためのシステムを導入することで、受付スタッフや警備員なども不要になるため、人件費の削減に繋がるなどメリットがある無人運営ですが、一方で無人運営する際の注意点もあります。そこで今回は、フィットネスジムやスポーツジムを無人運営するメリットや注意すべきポイント、無人運営でおすすめのシステムなどについて詳しく解説していきます。

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今、注目されているフィットネスジムやスポーツジムの無人運営とは?

フィットネスジムやスポーツジムの無人運営とは、スタッフが不在または常駐していない状況でも利用者がトレーニングマシーンなどを利用できるジムのことです。 一般的なフィットネスジムなどにおける無人運営では、利用者が事前に会員登録してから、会員カードやスマートフォン(以下スマホ)で個人認証を行い入室します。

なかには、完全予約制ながら無人化/省人化されているジムもあります。 清掃やメンテナンスなどはスタッフが行いますが、無人運営/省人運営のためのシステムを導入して受付業務の自動化やセキュリティを強化することで、人件費や運営費などを抑えられるため、利用料金を安価に設定している店舗や施設もあります。

また無人化・省人化のために、入退室(入退館)管理システムや防犯カメラなど様々なセキュリティシステムを完備して、外部からの不法侵入による盗難などのトラブル防止策を導入している店舗や施設もあります。

フィットネスジムやスポーツジムの無人運営が増加した背景

フィットネスジムやスポーツジムの無人運営が増加したのは、コロナ過によって「非対面」「非接触」のサービスが人気を集めるようになったことも要因になっています。 コロナによる自粛期間やテレワーク(リモートワーク)の増加で運動不足になり、その運動不足を解消したい人が増えた結果、人々の健康意識が高まったことも理由の一つです。

また、シニア世代も適度な運動を取り入れることで健康寿命を伸ばしたり、コミュニケーションの場を広げられたりすることからフィットネスジムやスポーツジム、パーソナルジムに積極的に通う時代になっています。

ジムの種類やスポーツジムなどの無人運営の現状

ジムと一口に言っても、フィットネスジム、スポーツジム、パーソナルトレーニングジムなど様々な種類があります。ここでは、ジムの種類の特徴と一緒に解説します。

フィットネスジム
(スポーツジム)
・トレーニングジムだけではなく、室内プールやスタジオなどを備えた施設もある
・インストラクター、トレーナーなどを配置してトレーニング方法などを指導してくれる
・特に、筋力などの体力を向上させて健康維持することを目的として利用される

<スポーツジム>
・スポーツジムは、フィットネスジムが備えているトレーニングジムと同じ意味である
・主に筋力を鍛えられる機器や道具などを備えているジムである
・インストラクターやトレーナーが必ずしもいるわけではない
パーソナルトレーニングジム ・専属のトレーナーがマンツーマン形式で一人ひとりに合ったトレーニングや食事の指導を行う
・マンションの一室など小規模なジムもある
・体を鍛える以外に短期間で体重を減らす目的でも利用される
ヨガスタジオ ・ヨガを中心としたレッスンが受けられる
・マンションの一室など小規模なスタジオもある

また近年は、インドアゴルフ(シミュレーションゴルフ)、野球専門ジムなどの無人運営も増えたため、自分のライフスタイルや趣味嗜好に合わせて様々なスポーツを楽しめるようになりました。

インドアゴルフ
(シミュレーションゴルフ)
・実際のゴルフコース(または練習場など)のようなシミュレーション映像でゴルフが楽しめる
・シミュレーション機器以外にパットシミュレーターやスイングをチェックできる機器など室内で様々な方法でゴルフ練習もできる施設がある
・レッスンプロが配置している場合は、スイングの方法などを指導してくれる・室内でプレイするため、雨などの天候に左右されずに利用できる
・施設によっては道具も貸し出しているため、手ぶらで行ってもゴルフが練習できる
野球専門ジム ・ピッチングやバッティングなど野球に特化したトレーニングができる
・野球に繋がる筋肉を効果的に鍛えられるほか、球速やスイングスピードの計測、科学的分析などもできる施設もある

なお、これらのジムの全てが完全無人というわけではなく、なかにはスタッフが少人数で運営していたり(省人運営)、深夜帯のみ無人運営をしている店舗や施設もあります。

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フィットネスジムやスポーツジムを無人運営するメリットとは?

フィットネスジムやスポーツジムを無人運営するメリットは、主に以下の2つです。

  • 24時間営業で幅広い顧客を獲得できる
  • 受付スタッフなどの人件費、運営費を削減できる

以下でそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

24時間営業で幅広い顧客を獲得できる

フィットネスジムやスポーツジムを24時間営業するメリットは、様々なライフスタイルを持つ幅広い顧客を獲得できることです。忙しいビジネスマンでも、残業帰りの深夜や出勤前の早朝、仕事の隙間時間などにジムを利用できるため、無理なく継続できるでしょう。

このように24時間営業は他のジムとサービス面で差別化を図れるため、顧客囲い込みに繋がったり、幅広い層の顧客を獲得できるでしょう。その結果、多くの顧客を獲得でき、売上アップも実現できます。

受付スタッフなどの人件費、運営費を削減できる

フィットネスジムやスポーツジムの無人運営のためのシステムなどを導入することにより、従来の受付スタッフや警備員などの人件費を削減できるのもメリットです。またその結果、スタッフの労務管理などに要する時間や各種コストも不要になるなど、運用費の低減にも繋げることができます。

さらに、人件費や運営費の削減により、施設や店舗のランニングコスト全体も削減できることで、より健全な運営が可能になリマス。 そして、それらの削減したコストを利用者に還元し、利用料金を安価に設定できたり、追加でマシーンや備品などに費用をあてて利用体験や顧客満足度の向上を図ることもできます。

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フィットネスジムやスポーツジムの無人運営で注意すべきポイントとは?

営業時間の拡大による顧客獲得や人件費の削減によって収益の増加が見込めるフィットネスジムやスポーツジムの無人運営ですが、利用者の安全性と利便性を高めるためには、主に以下のポイントに注意が必要です。

  • 部外者や利用者による不法侵入や盗難を防止するためのセキュリティ対策を行う
  • 会員管理システムや予約システムなどを導入して業務を自動化する
  • 万が一のイレギュラーなトラブルの際に対応できる体制を作る

以下で、それぞれの注意すべきポイントについて詳しく解説していきます。

部外者や利用者による不法侵入や盗難を防止するためのセキュリティ対策を行う

フィットネスジムやスポーツジムの無人運営には、会員やスタッフ以外の部外者の不法侵入や利用者による器具や備品などの盗難トラブルを防止するためのセキュリティ対策が必要不可欠です。

そのための対策として、例えば入退室管理システムを導入すれば「いつ」「誰が」「どこに」出入りしたのかを正確に把握や管理できるので、盗難などのトラブルが起きた際に該当時間に入室していた人を絞り込み、速やかに犯人を特定できたり、抑止力にもなるでしょう。さらに防犯カメラも設置すれば、視覚的にも確認できるため、さらなる防犯効果や抑止効果が期待できます。

会員管理システムや予約システムなどを導入して業務を自動化する

会員管理システムや予約システム、決済システムなどを導入して、従来は人手で行っていて工数がかかっていた業務を自動化すれば、店舗の予約・入店・決済・退店までの管理をワンストップで行うことができるなど、ジムの運営を大幅に効率化できます。 無人運営を通じて業務を効率化できるシステムには以下のようなものがあります。

会員管理システム ・会員の情報や利用状況を一元管理できる
・会員の利用状況などのデータを確認・活用できる
予約システム ・電話やメール、予約サイト、スマホアプリなどからの予約を一括管理できる
・予約状況をリアルタイムに確認できる
・予約の変更やキャンセルにも迅速かつ柔軟に対応できる
入退室管理システム ・利用者やスタッフの出入りを記録・管理できる
・利用者が日頃使用しているスマホやICカードなどで施錠・解錠できる
・利用者ごとの解錠権限などを細かく設定できる
決済システム ・利用状況や利用プランなどに応じて月会費や利用料金を自動で決済できる

万が一のイレギュラーなトラブルの際に対応できる体制を作る

スタッフがいない時間帯や無人運営では、施設内でトラブルが起こった際に速やかに対応できる体制づくりが必要です。 例えば、利用者がICカードなどの入室用の解錠デバイスを忘れて入室できない場合、運営者側が連絡を受けたらすぐに遠隔操作で解錠できるシステムを導入すれば、スタッフが現場に駆け付ける必要もなく、スムーズに対応できます。

その他にも、緊急時に施設内の利用者に関する情報や利用状況をすぐに確認できるシステムを導入したり、近隣の有人施設と協力してトラブルに対応できる体制を整えるなど、様々な状況を想定して対策を講じておく必要があります。

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フィットネスジムやスポーツジムの無人運営にはAkerun入退室管理システムがおすすめ

フィットネスジムやスポーツジムの無人運営をする際に、入退室管理システムを導入すれば、セキュリティの強化や業務の効率化ができるため、営業時間の拡大や人件費の削減につながります。

その中でもおすすめなのが、導入費用を抑えて強固なセキュリティを実現できるAkerun入退室管理システム(以下、Akerun)です。Akerunは、スマホやICカードなどを使って施錠・解錠できるほか、入退室と同時に入退室履歴/ログをクラウド上に記録して管理できるスマートロック型の入退室管理システムです。フィットネスジム、スポーツジム、野球専門ジム、インドアゴルフ(シミュレーションゴルフ)など様々な無人店舗に加え、オフィス、商業施設、小売店舗、教育機関などでも広く導入されており、累計7,000社以上の導入実績があります。

Akerunにはメリットがたくさんありますが、今回は以下の5つのポイントに絞って解説します。

  • 初期費用0円!工事不要で賃貸物件にも導入できる
  • 利用者が普段使用しているスマホやICカードで入退室できる
  • 入退室の制御のよってセキュリティを強化できる
  • 入退室履歴などのデータをマーケティングや店舗運営に利用できる
  • 外部システムとの連携で業務をさらに効率化できる

初期費用0円!工事不要で賃貸物件にも導入できる

Akerunは工事不要で既存のドアに貼り付けるだけで設置できる後付け型スマートロックなので、初期費用はほとんどかかりません(※)。退去時の原状回復も必要ないので、賃貸物件にも手軽に導入できます。
※一部のドアでは簡易的な工事が必要な場合もあるため、設置可能か「Akerun取付診断」でご確認いただくか、お気軽にお問合せください。

利用者が普段使用しているスマホやICカードで入退室できる

Akerunは日頃持ち歩いてるスマホやICカードをそのまま解錠手段として使えるので、新たに会員証を作る必要がなく、コストを抑えられる上に利用者の利便性を高めることができるシステムです。 また、Web管理ツールやスマホ専用アプリからも施錠・解錠できるため、利用者が解錠用のICカードを忘れた場合など何らかのトラブルで解錠できない状況でも遠隔での解錠や代わりの解錠手段を用意するといった対応を取ることができます。

入退室の制御によってセキュリティを強化できる

Akerunにはオートロック機能が搭載されているため、ドアが閉まると同時に自動施錠されます。これにより利用者の「閉め忘れ」がなくなるので、無施錠による不法侵入のリスクを低減できます。 他にも、Web管理ツールやスマホ専用アプリから、利用者が持つスマホやICカードに解錠権限を簡単に付与・解除でき、さらに「解錠できる日時(曜日や時間帯など)」「入退室できる場所」「入退室できる人」も細かく設定できるため、利用者の会員プランや予約情報に合わせて解錠権限を設定して入退室を制御できます。

また、Akerunに加えて、防犯カメラも併せて設置すれば、不正利用した人物や防犯上のリスクを速やかに特定・確認できるため、さらにセキュリティを強化できます。

入退室履歴などのデータをマーケティングや店舗運営に活用できる

クラウド型の入退室管理システムであるAkerunは、Web管理ツールやスマホ専用アプリからリアルタイムに「いつ」「誰が」「どこに」出入りしたのか正確な入退室記録を確認・管理できます。

そのため、「朝の利用が多い会員」「昼間の利用が多い会員」「深夜の利用が多い会員」「平日のみの利用が多い会員」など各会員の利用状況を詳しく把握できます。 これにより、最近利用が少ない会員に利用を促すメールを送ったり、利用者が少ない曜日/時間帯はスタッフを減らして無人化したりなどマーケティングや店舗運営にも戦略的に活用できます。

外部システムとの連携で業務をさらに効率化できる

Akerunは、APIを使って様々な外部システムと連携することで、入退室のデータを活用して業務をさらに効率化できます。 例えば、会員管理システムや予約システム、決済システムと連携すれば、会員情報や予約情報を活用して利用者に自動でデジタルな合鍵を発行でき、決済手続きもオンラインで自動化できます。

会員管理から予約、解錠権限の付与・解除、決済までオンライン上で全て自動化できるため、無人化・省人化された店舗運営における業務のさらなる効率化が可能です。

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Akerunの導入事例|フィットネスジムやスポーツジムなど

Akerunを導入することで他店と差別化を図り、多くの利用者に支持されているフィットネスジムやスポーツジムの導入事例を紹介します。

24時間365日営業の会員制野球専門ジム

会員制の屋内野球専門ジムでは、API連携やオンライン上での解錠権限の付与・解除を活用し、以下の効果がありました。

業態 24時間365日営業の会員制野球専門ジム
Akerunの主な活用機能 ・APIによる会員管理システムとの連携
・解錠権限の付与・解除
・入退室履歴の取得
導入による効果やメリット ・導入費用を抑えられる ・会員管理から解錠権限の付与・解除までワンストップで行うことで、セキュリティの強化と深夜帯の無人運営が実現できる
・無人化によって、通常の有人運営と比較して人件費を約2/3ほど削減できる
・会員の利便性を向上できる

スマホ1つで24時間利用できるフィットネスジム

24時間利用できるフィットネスジムでは、API連携やオンライン上での解錠権限の付与・解除を活用し、以下の効果がありました。

業態 24時間利用できるフィットネスジム(パーソナルトレーニングのプランも選べる)
Akerunの主な活用機能 ・APIによる会員管理システムと予約システム、決済システムとの連携
・解錠権限の付与・解除
・入退室履歴の取得
導入による効果やメリット ・会員一人あたりの入会手続きと鍵発行に要する時間を40%削減できる
・人件費を削減できる
・会員の利便性を向上できる

ゴルフやサウナ、ジムも備えた国内最大級の会員制ウェルネス施設

無人運営ではありませんが、ゴルフやサウナ、ジムも備えた国内最大級の会員制ウェルネス施設では、API連携やオンライン上での解錠権限の付与・解除を活用し、以下の効果がありました。

業態 インドアゴルフ(シミュレーションゴルフ)やサウナ、ジム、プール、ラウンジ、レストラン、アートコンシェルジュも備えたノマドスタイルの会員制ウェルネス施設(レストランは会員以外の方も利用できる)
Akerunの主な活用機能 ・APIによる会員管理システムとの連携
・会員種別ごとに異なる利用可能エリアのゾーニングと解錠権限の設定
導入による効果やメリット ・エリアごとに入室できる会員を制限することで、会員のプライバシー管理とセキュリティ強化を実現できる
・会員の利便性を向上できる

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まとめ

この記事では、フィットネスジムやスポーツジムを無人運営するメリットや注意すべきポイント、おすすめの入退室管理システム、入退室管理システムの導入事例などについて解説しました。 フィットネスジムやスポーツジムを24時間営業にすることで「幅広い顧客の獲得」に繋がったり、入退室管理システムや会員管理システム、予約システム、決済システムなどを導入することで「人件費の削減」や「業務効率/運営効率の向上」を図ることができます。

様々なシステムがある中でAkerunを選べば、正確な入退室履歴/ログを取得できることに加えて、API連携で様々なシステムとも連携できるため、フィットネスジムやスポーツジムなどの無人運営にかかる初期費用やランニングコストを抑えつつ、効率的な運営やセキュリティの強化も可能です。 フィットネスジムやスポーツジムなどの無人運営をお考えの方は、ぜひ以下の資料を参考にAkerunの導入をご検討ください。



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