スマートロックの導入費用は!?値段以外のポイントやおすすめの製品も解説!

2023年10月24日
スマートロックの導入費用は!?値段以外のポイントやおすすめの製品も解説!

はじめに

スマートロックとは、物理的な金属の鍵の代わりにスマートフォン(以下、スマホ)やICカードなどをデジタルキーとして使用し、施錠・解錠できるシステムです。物理的な金属の鍵における複製(合鍵)や貸し出しなどは不要で、クラウド上で入退室履歴/ログを記録できるものもあります。
また、オートロック機能を搭載しているスマートロックであればセキュリティ強化に繋がるため、近年様々な企業や施設で導入されています。しかし、スマートロックはメーカーによって機能や費用が異なるため、何を基準に選んだらいいのか分からない方もいるでしょう。

そこで今回は、スマートロックの導入費用や値段以外で決めるべきポイント、初期費用を抑えられて長期的にはコスト削減が見込める費用対効果に優れたおすすめのスマートロックなどについて詳しく解説していきます。

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スマートロックの導入や運用にかかる費用

スマートロックを導入・運用するには、導入費用(本体の購入費用、初期工事費用など)や運用費用(月額/年額の利用料金、保守費用、原状回復費用)などがかかります。レンタル型(サブスクリプション型)のスマートロックの場合、月額の利用料金は安いものなら1,000円~程度ですが、製品によって搭載している機能や設置方法などが異なるため製品を選ぶ際には注意が必要です。 以下で、「買い切り型」と「レンタル型(サブスクリプション型)」のそれぞれでかかる具体的な費用の種類について解説します。

買い切り型

買い切り型の場合は、初期費用としてスマートロック本体の購入費用や設置工事費用、また運用中はシステムの更新などの保守・運用費用や電池で動作するスマートロックの電池購入費用などがかかります。加えて、導入時に工事が必要な製品の場合は、利用終了後に原状回復のための再工事費用がかかる場合もあります。

レンタル型(サブスクリプション型)

一般的にレンタル型は、定額の月額/年額の利用料金だけで利用できるため、本体の購入費用は不要です。両面テープで貼り付けるタイプの後付け型のスマートロックを選べば、工事不要で利用者自身で取り付けられる(※)ため、設置費用もかかりません。レンタル期間中はシステムの保守サービスや運用のサポートも定額の利用料金に含まれることが多いため、導入時の手間やコストを抑えてスマートロックを導入したい方におすすめです。
※製品によっては工事が必要なものもあるため事前に確認しましょう。

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スマートロックの値段だけで導入する製品を決めない?|導入費用以外に決める6つのポイント

スマートロックを値段だけで決めてしまうと、導入してから「製品が故障したので再度購入が必要…」などといった後悔することになるかもしれません。自社にとって必要な機能を備えていたり、万が一のトラブルの際もサポート体制が充実しているなど、費用対効果や運用性に優れたシステムを選ぶことが大切です。 導入後に製品を上手く活用できずに解約してしまう事態にならないように、値段だけでなく主に以下の6つのポイントもスマートロックを選ぶ際の判断材料にしましょう。

既存のドアに取り付けできるか

まず、既存のドアに導入予定のスマートロックが設置できるかどうかを確認してください。スマートロックは、メーカーによって対応できるドアの種類やサムターン(つまみ)の形状が限られます。本社や支社、レンタルスペースなど様々な種類のドアに取り付けたいなら、様々なドアに対応可能なシステムを選びましょう。

また、スマートロックの設置に業者による工事が必要なのかどうかも確認してください。既存のドアを傷付けずにスマートロックを取り付けたいなら、工事不要で設置できる「後付け型の貼り付けるタイプのスマートロック」がおすすめです。強力な両面テープで貼り付けるだけで簡単に設置できて、原状回復も必要ないので、賃貸物件のオフィスや店舗/施設でも問題なく設置できます。

施錠・解錠方法の種類

次に、スマートロックの施錠・解錠方法の種類を確認してください。スマートロックごとに利用できる施錠・解錠方法は異なりますが、主に以下の5種類の施錠・解錠方法があります。スマートロックの値段だけでなく利便性なども考慮して、自社に合った解錠方法を選ぶことが大事です。

  • スマホ専用アプリ
  • モバイル系ICカードアプリ(NFCを利用したウォレット機能)を搭載しているスマホ
  • ICカード(社員証、交通系ICカードなど)
  • 暗証番号入力によるテンキー式
  • 顔や指紋などの生体認証

利用者が日頃持ち歩いているスマホや社員証、交通系ICカードなどを施錠・解錠方法にすれば、利便性が高く、新しく解錠手段を用意する必要がないため導入費用や運用費用も抑えられます。 顔や指紋などの生体認証は、ICカードなどの解錠手段を持ち歩く必要がなく、本人の生体情報をもとに認証するため「なりすまし」を防ぐことも可能です。

但し、システムによっては傷や絆創膏、マスク装着時などの状況で認証精度に差があるため、注意が必要です。また、顔認証システムの認証端末の購入費用などの導入費用が高額になる可能性もあります。

入退室管理は必要か

入退室管理の機能を搭載したスマートロックなら、ドアの開閉時の利便性向上だけでなく、「誰が」「いつ」「どの部屋に」出入りしたのか正確な履歴/ログをクラウド上に記録することも可能です。 万が一、情報漏えい(漏洩)や盗難などのトラブルが起こっても、入退室記録から該当の部屋に出入りした人を速やかに特定できるため、スピーディーな問題解決に繋がります。

遠隔操作はできるか

遠隔操作できる機能を搭載したスマートロックなら、社員がスマホやICカードなどの解錠デバイスを忘れても、Web管理ツールやスマホ専用アプリなどで遠隔から施錠・解錠を行うことが可能です。 きちんと施錠されているのかどうか不安な場合も、いつでもWeb管理ツールやスマホ専用アプリからドアの開閉状況を確認でき、施錠できていない場合は速やかに画面上で遠隔操作による施錠ができます。

Web管理ツールやスマホ専用アプリから遠隔操作で個人のスマホなどへの解錠権限の付与・解除も細かく設定できるため、機密情報を扱うエリアには解錠権限を付与された解錠デバイスを持った人しか出入りできないようにするなどの入室制御も簡単に行えます。

トラブル時のサポート体制は充実しているか

スマートロックに不具合や故障などのトラブルが起きた際には、ドアの施錠・解錠ができなくなるため、トラブル時でも手厚いサポートを提供しているシステムを選びましょう。具体的には、主に以下の3つのポイントを確認してください。

  • カスタマーサポートの対応時間
  • 問い合わせ手段の種類(電話、メール、チャット)
  • どのようなサポートがあるのか

また、スマートロックのなかでも電池式のタイプは、電池残量をリアルタイムに確認できたり、電池残量がなくなる前に新しい電池を送ってくれるサービスがあればさらに安心です。

外部システムと連携できるか

スマートロックの中には、外部システムと連携することで業務効率化やコスト削減を実現できるシステムもあります。 例えば勤怠管理システムと連携させると、「出社時の入室時間(勤務開始)」と「最後に退室した時間(勤務終了)」が勤怠打刻として自動で記録できるため、打刻忘れや打刻漏れ、打刻の改ざんがなくなり、客観的で正確な勤怠記録(入退室時刻・在社時間)を取得できます。

会員管理システムや予約システム、決済システムと連携できるスマートロックなら、店舗の予約・入店・決済・退店までの管理をインターネット上で自動的に行えるため、従来の手続きにかかっていた手間や人件費などの費用を削減することが可能です。 値段だけでなく上記の6つのポイントもスマートロックを選ぶ判断材料にすると、自社に合った適切なスマートロックを導入できるでしょう。

また、導入前に、導入予定のスマートロックを実際に利用している企業の声も確認しておきましょう。どのような点で費用対効果に優れているのか、具体的に確認できるため導入する際に役立ちます。

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工事不要で初期費用を抑えられるだけでなく利便性が高いAkerun入退室管理システムがおすすめ

費用対効果の良いスマートロックなら、導入実績7,000社以上のAkerun入退室管理システム(以下、Akerun)がおすすめです。株式会社Photosynth(フォトシンス)が提供するクラウド型のスマートロックで、オフィスや店舗/施設、工場はもちろん、レンタルスペースやフィットネスジムの無人運営など規模や業種・業態を問わず幅広く導入されています。

Akerunは100万回もの動作検証をクリアした業界でも最高水準の耐久性を実現しており、入退室のデータを管理するクラウドは金融機関並みの強固なセキュリティを実現しているため、安心して長く使い続けられるスマートロックです。以下で、Akerunのメリットについて詳しく解説していきましょう。

工事不要の後付け型

Akerunは、既存のドアに強力な産業用テープで貼り付けるだけで設置できる「後付け型のスマートロック」です。ドアを交換したり穴を開けたりするなどの大掛かりな工事は不要で、原状回復も利用者自身で簡単に行えます。レイアウトの変更や移転時には利用者自身で取り外して、移転先でも新しいドアに取り付けてそのまま使うことも可能です。そのため、賃貸物件でも安心して導入できます。

既存のドアやサムターン(つまみ)の種類・形状によっては工事が必要ですが、いずれも簡易的な工事で設置できるため導入費用を抑えられます。開き戸(サムターン)だけでなく、電気錠や自動ドア、電磁錠に対応できる製品も揃っており、幅広い種類のドアへの対応が可能です。導入前に無料の「取り付け診断」を行っているため、確認した上で導入でき、安心です。

様々な施錠・解錠方法がある

Akerunは、スマホ専用アプリや社員証、交通系ICカードなど様々な施錠・解錠方法があります。

  • スマホ専用アプリ
  • モバイル系ICカードアプリ(NFCを利用したウォレット機能)を搭載しているスマホ
  • 交通系ICカード、流通系ICカード、社員証
  • Web管理ツール
  • URLリンク(ワンタイムパス)
  • 顔認証
  • Apple Watch など

従業員が日頃持ち歩いているスマホや社員証、ICカードなどを鍵の代わりとして使用すれば、新しく解錠デバイスを購入する費用が不要になります。 また、スマホなどの解錠デバイスを家に置き忘れた場合などでも、スマホ専用アプリやWeb管理ツールから遠隔操作でドアを施錠・解錠できるため、閉め出しに遭うなどのリスクを低減できます。閉め出しに遭った際にわざわざ鍵の専門業者に依頼する必要もありません。

入退室管理システムでセキュリティを強化できる

Akerunはスマートロックを活用したクラウド型の入退室管理システムなので、「誰が」「いつ」「どの部屋に」入退室しているのか正確なログ/記録を取得し、クラウド上に保存でき、専用アプリやWeb管理ツールからいつでも確認できます。万が一、情報漏えい(漏洩)や盗難などのトラブルが起こっても、該当の日時に入室していた人を絞り込めるので、スピーディーな原因究明や犯人の特定に繋がるでしょう。

また、オーロック機能を搭載しているのでドアが閉まると同時に自動で施錠されて、閉め忘れを防止できます。大きな荷物の運搬などでドアを開けっ放しにした際は、設定した秒数が経過すると警告音で知らせてくれるため、セキュリティをより強化することが可能です。

充実したサポート体制がある

Akerunは、年単位の定額のサブスクリプション(レンタル)のスマートロックなので、充実したサポート体制が整っています。スマートロックを初めて導入する方でも安心して導入できるように、導入前の設置診断から運用方法の提案、保守まで一貫したサポートを行っています。 万が一、不具合や故障などのトラブルで解錠できない場合でも、製品専用のAkerunサポートサイトの「よくあるお問い合わせ」で分かりやすく解決方法を記載しているので、スピーディーに問題を解決できます。

解決が難しい場合は、カスタマーサポートに問い合わせをすれば担当者が対応してくれるので安心です。 また電池残量は、スマホ専用アプリやWeb管理ツールから簡単に確認でき、本体や読み取りリーダーの電池残量が少なくなってきたら、新しい電池を自動で送るサービスを行っているため、電池残量がなくなり閉め出しに遭うリスクを低減できます。

外部システムとの連携ができる

Akerunで取得した入退室のログ/履歴は、オープンAPIを使って様々な他社サービスと連携することで、業務効率化やコスト削減に繋がります。 例えば、勤怠管理システムとの連携による正確な勤怠記録の取得や労務関連業務の効率化、労務関連の人件費の削減にもつながります。また、会員制施設などでの会員管理システムや予約システム、決済システムとの連携による受付やスタッフなどの省人化・無人化運営などが可能です。 Akerunには上記のような様々な特徴やメリットがあるため、安心して運用ができ、長期的なコストカットにも繋がります。

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Akerunの導入事例|店舗/施設やフィットネスジムなど

工事不要で初期費用を抑えられて、API連携による業務効率化も可能なAkerunを導入してコスト削減に成功した3つの導入事例をご紹介します。

廃校を活用した複合施設

廃校をリノベーションした複合施設では、利用者が多いFeliCa規格の流通系ICカードを鍵として登録することで、以下の効果がありました。

業態 廃校を活用した複合施設
Akerunに決めた理由 ・廃校のドアに後付けできる
・セキュリティの強化やスタッフの入退室管理もできる
Akerunの主な活用機能 ・ICカードを鍵として登録
・施設内にあるフィットネスジムでは、クラウド型会員管理システム・予約システム・決済システムの「hacomono」との連携で、会員の入会手続きから鍵権限の発行までを自動化
導入による効果やメリット ・施設管理業務の効率化・スタッフの省人化による人件費の削減に成功
・利用者の安心や安全も実現

導入事例 導入頂いた企業様からの嬉しい声

廃校を活用した施設にAkerunを導入、地方創生や地域活性化のインフラとして活用

JR九州のコワーキングスペース

JR九州が運営するコワーキングスペースでは、利用者が持ち歩いているJR九州発行の交通系ICカードを鍵とした入退室管理を行うことで、以下の効果がありました。

業態 JR九州のコワーキングスペース
Akerunに決めた理由 ・Akerunを導入した企業などの体験談や大手企業での多くの導入実績
Akerunの主な活用機能 ・利用者が日頃持ち歩いている交通系ICカードを鍵とした入退室管理
・利用者が予約した時間だけ使用できるURLリンク(ワンタイムパス)を使って解錠権限を付与・解錠
導入による効果やメリット ・完全な無人化・一部の無人化運営による施設運営の効率化によって人件費の削減に成功

導入事例 導入頂いた企業様からの嬉しい声

JR九州のコワーキングスペース、コスト削減の鍵はAkerun。柔軟な鍵権限による運営効率化にも貢献

24時間365日利用可能なフィットネスジム

24時間365日利用可能なフィットネスジムでは、会員管理システム・決済システム「会費ペイ」とAkerunをAPIで連携することで、以下の効果がありました。

業態 24時間365日営業のフィットネスジム
Akerunに決めた理由 ・スピーディーな問い合わせ対応による安心感やきめ細やかなサポート体制
・解錠権限の付与・解錠やオートロック機能による強固なセキュリティを実現
Akerunの主な活用機能 ・会員管理システム・決済システム「会費ペイ」とのAPI連携で入会申込・会員証発行・入退室管理・会員管理・請求管理・決済までを自動化
・リアルタイムで記録される入退室記録をWeb管理ツールから簡単に確認・管理
導入による効果やメリット ・大掛かりな工事は不要で、導入費用を抑えることに成功
・従来の手入力や集金に関わる作業などの自動化・デジタル化によって事務作業を大幅に削減できたことで人件費の削減に成功

導入事例 導入頂いた企業様からの嬉しい声

工事不要で短期導入を実現。「会費ペイ」連携で事務作業と集金業務を効率化

まとめ

スマートロックを導入する際には、本体の値段や設置費用など導入費用だけでなく、自社に必要な機能やサポート体制についてもしっかり確認しましょう。 おすすめは、累計7,000社以上の導入実績を持つAkerunです。工事不要の後付け型で、ドアを傷付けずに設置できるため、初期費用や原状回復費用がかかりません(※)。設置工事が必要な場合もありますが、大掛かりな工事は必要ないため導入費用を抑えられます。

リアルタイムで記録される入退室記録の管理や確認、遠隔操作による施錠・解錠、API連携による外部システムとの連携など業務効率化に役立つ機能を多く搭載しているため、強固なセキュリティを実現し、業務効率化を図れるなどメリットが豊富なため長期的なコストカットに繋がります。ぜひ以下の資料をご覧になって、Akerunの導入をご検討ください。
※Akerun Proの場合に限ります


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