約100枚のゲストカード管理業務をゼロに。遠隔解錠による多拠点管理と、従業員が拠点間をシームレスに移動できる環境を実現

Q. 貴社の事業内容と、事業の急成長の経緯について教えてください。

当社は、主に建築・建設業界向けに、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD(アンドパッド)」を開発・提供しています。現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアNo.1(※)クラウド型建設プロジェクト管理サービスです。

会社全体の姿勢としてお客様の働く現場を重視し、「どうすればお客様の業務が楽になるのか?」、「導入して本当に意義のあるプロダクトとは何か?」を考えながらサービスを開発・提供しています。SaaSアプリ自体の機能性にももちろん自信がありますが、一番の強みは社員一人ひとりの、建設現場で働く皆様に寄り添う姿勢だと考えています。

ANDPADの提供開始から今年で10年になりますが、おかげさまで組織としても成長を続けており、従業員数は1,000人近くにまで拡大しています。

※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2025年12月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)

Q. Akerun導入前に感じていた課題を教えてください。

ゲストカードによる入室管理業務で大きな負荷がかかっていました。

当時の本社には、ゲストカードがないと入室ができず、地方拠点などから出張者が来たら総務がゲストカードを手渡しする流れで、全社的に出張が多い分、日常的にゲストカードの受け渡しと回収の作業が発生していたんです。

さらに、月初に本社での全社ミーティングのようなイベントがあると、その都度、100名分ものゲストカードを総務が手渡しして、イベント後にすべて回収しなければいけませんでした。

ゲストカードの回収漏れを完全に防ぐことは難しく、実際に別拠点の社員がそのままゲストカードを持って帰ってしまうこともあるなど、残数管理にも常に気を配る必要があったんです。 

このような課題を解決するためにも、「社員がゲストカードを持たずに全拠点をシームレスに移動できる環境をつくりたい」という構想をずっと持っていて、そのためのソリューションを検討していました。

Q. 実際にAkerun導入に踏み切った経緯を教えてください。

本社でのゲストカード管理に課題を感じていたこともあり、まずはテスト的な意味合いも含めて大阪支社の移転のタイミングで導入しました。大阪支社の移転の議論は数年ほど続いていたのですが、社員が約80名になっても席数はそれに見合う数には全然足りず、さすがに移転しなければということでプロジェクトを本格的に進めました。

当初は、⼤⼿のセキュリティシステムを検討しましたが、扉2枚で100万円を超えるなど多額の初期費⽤がかかるうえ、保護エリアや権限などを変更するたびにサポートに来ていただく必要があり、それにも費用がかかるなどコストと運用ハードルの高さが課題でした。

そんな状況を受けて、複数社のセキュリティサービスを比較検討するなかでAkerunの説明を聞いてみて、設置や設定変更の手軽さから、今後の多拠点展開も見据えて使いやすいと考え、導入に踏み切りました。

Q. 導入を検討するにあたって懸念していたことはありますか?

以前、「ANDPAD HOUSE」という弊社の施設で類似のスマートロック製品を活用していたのですが、ドアから脱落してしまうことがあり、Akerunも同じようなリスクがないかと不安でした。商談時にフォトシンスに率直に懸念をお伝えしたところ、他社での活用事例からも脱落はほとんどないとご説明いただき、安心して導入できました。実際に、2024年の大阪支社での導入から1年半ほどですが、どの拠点でも問題なく運用できています。

Q. 設置プロセスではどうしたか?

Akerunは、ビルのセキュリティシステムにも干渉せず設置できる点が非常に助かりました。

ビルによっては、追加でセキュリティシステムを入れる際に、緊急解錠のための工事に配線を引く必要があり、費用が大きく上がってしまうことがあります。Akerunはドアに設置するだけでビル自体のセキュリティシステムには干渉しないので、手軽に設置を進められています。

Q. 現在の使い方と実感している効果を教えてください。

大阪支社での導入成功を経て次に福岡支社でも使い始め、そして本社を秋葉原から三田に移転する際にも導入しました。そのほか、先ほど触れたANDPAD HOUSEなどの拠点でも活用しています。

それぞれの施設で使い方は異なりますが、共用部から専有部への出入口のほか、オフィス内部のサーバールームなどに設置しています。Akerunのおかげでサーバールームの入室権限を厳密に管理できるようになり、従業員ごとの入室権限の変更もすごく簡単に設定できるので、とても便利ですね。

それから、イベントや説明会でお客様をお呼びするスペースとして本社に設けている「ANDPAD STADIUM」でもAkerunを活用しています。イベント時は、ゲストの方がスムーズに出入りできるように共用部を解錠状態にするので、執務室などがある専有部には入室できないようゾーニングのためにAkerunで管理しています。

Q. 導入前の課題だった、本社でのゲストカードの管理業務についてはいかがでしょうか?

Akerunを導入した各拠点は社員証で入退室できるようになったので、全社イベントのたびに数百件も発生していたゲストカードの発行・回収業務はほぼゼロになりました。私たち総務の負担が減ったことはもちろん、拠点間の出張が多い社員にとっても、わざわざ総務からゲストカードを受け取ることなく拠点間を移動できるようになり、利便性が高まったと思います。

Q. 本社以外の拠点での効果があれば教えてください。

前提として、本社以外に常駐の総務のようなバックオフィス担当者がいません。営業の社員などはいるものの、通常業務ではない郵便・納品対応などの庶務を任せるのは難しいのが実態です。

そんな状況で郵便の受け取りなどにやりづらさを感じていたのですが、Akerunを遠隔で施解錠できる今の環境であれば、私たち総務が本社にいながら地方拠点に郵便や納品の業者さんがいらっしゃった際に遠隔で解錠できるのでとても助かっています。

全従業員数が約1,000人と拡大を続けていますが、総務グループは正社員・派遣社員を合わせても10名以下と少数体制で対応しています。各拠点にバックオフィスを置かずに東京から福岡まで複数拠点を運営するうえで、Akerunが心強い味方になっていますね。

Q. 管理側視点でのAkerunの操作性はいかがですか?

Web管理画面などは、初めて使うメンバーでも「なんとなくここを押せばいいのかな」と、説明がなくてもわかりやすいデザインが魅力です。

マニュアルを用意してもメンバーが細部までは見切れない部分があったりするのですが、それでも直感的に操作してくれています。その様子を導入時に見て、「Akerunのインターフェース(操作画面)はすごく考えて作られているんだな」と思いました。

私自身、ITリテラシーが高いほうではないのですが、「合鍵」などの日常生活に紐付けたワーディングもあってわかりやすく、一方で少し詳しい人向けにCSVエクスポートなどの機能も充実しています。幅広いユーザーにとって、かゆいところに手が届く仕様になっているなと思います。

Q. Akerunでは入退室の記録から出社率などのデータを取得できますが、このデータを活用して取り組んでいることはありますか?

各拠点の出社率の平均値や、1ヶ月の中で出社が多い/少ない日などを分析しています。出張者が誰なのかもわかるので、出社者のうちどれくらいの割合が出張者なのかも合わせて見られるのが便利です。

社員から「席が足りない」などの意見が上がったときに、以前は経営層が現場の状況を把握しきれず、席を増やすべきか判断しづらい状況でした。Akerunを導入してからは、特定の日時に「何%くらい席が埋まっている」という定量的な情報をもとに席数の増減などを議論できています。データが絶対ではありませんが、経営層と現場で見えている状況が異なるなかで、建設的な議論の土台になっていますね。

Q. 最後に、導入前の自社と同じような課題を抱える急成長スタートアップに、Akerunをおすすめできるポイントなどがあればお聞かせください。

ITツールに不慣れでも使いやすく、安全で、かつ導入コストも抑えられる、非常に魅力的なサービスだと思います。私は前職、前々職でもファシリティ担当をしていて、さまざまなセキュリティシステムの運用経験があるからこそ、Akerunの使いやすさにありがたみを感じています。マニュアルを作る立場の人間からすると、新しい社員が入社当日から迷わず使える操作性は本当にありがたいですね。

設置や権限変更なども簡単なので、従業員の増員や拠点の増設が多い急成長中のベンチャーさんには、ぜひお勧めしたいです。

株式会社アンドパッド

株式会社アンドパッドは、「幸せを築く⼈を、幸せに。」というミッションのもと、建設業をテクノロジーで支援するIT企業です。 建設業の現場の効率化から経営改善までを⼀元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD(アンドパッド)」は、現場に寄り添った使いやすさや、「専用チャット」での手厚いサポート体制などが評価され多くの建設会社で導入されており、利用社数26.5万社、利用ユーザー数69万人を突破し業界シェアNo.1を獲得しています。

株式会社アンドパッド

株式会社アンドパッド 経営推進本部 経営管理部 総務グループ

橋本尚明さま

目的/効果

01.

100枚ものゲストカード管理業務を解消し、従業員が社員証だけで拠点間をシームレスに移動できる環境を実現

02.

人数が限られた総務メンバーが、本社にいながら遠隔操作で5拠点の鍵の施解錠を管理

03.

出社率データを取得し、席数の増減など合理的な経営判断に活用

3分でわかる、Akerun資料はこちら!

Akerun資料ダウンロード

関連する導入実績

関連する活用方法

Akerun入退室管理システム

HOME

play_arrow

導入事例

play_arrow

約100枚のゲストカード管理業務をゼロに。遠隔解錠による多拠点管理と、従業員が拠点間をシームレスに移動できる環境を実現