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入退室管理
札幌の無人多目的スペース経営。通年で黒字化を安定させる方法
2026年6月24日
著者:
積雪により冬期の屋外活動が制限され屋内需要が突出する札幌において、スマートロック等のDXを活用した24時間無人運営により、追加の人件費ゼロで稼働率と売上を最大化できます。予約や決済、鍵管理の自動化に加え、暖房費の従量課金制など地域特性に配慮した設計を行うことで、季節を問わず通年で安定した黒字化が可能です。
「冬の間、屋外の教室がまったく開けず、半年近く売上が落ち込んでしまう」
「24時間営業にしたいけれど、深夜のスタッフ人件費を考えると、とても採算が合わない」
「雪の日のキャンセルが多くて、毎月の収益が読めない」
札幌で多目的スペースやスタジオの開業を検討されている方、あるいはアウトドアやスポーツ系の教室を運営されている方にとって、こうした悩みは共通の関心事ではないでしょうか。
札幌は人口約197万人を抱える大都市でありながら、2月には平均で約25日も雪が降る、国内でも極めて特異な気候を持つ街です。
この「屋外が使えない期間が長い」という地域課題こそが、見方を変えれば全国トップ水準の屋内スペース需要を生み出す、強力なビジネス機会になります。
この記事では、札幌という積雪都市でスタジオ・多目的スペースを無人化・省人化して経営する際の市場性、経営の大枠の数字まで網羅しました。
また自動化のしくみ、そして札幌特有の配慮ポイントを、実際の運営パターンと国内事例3選を交えて解説します。
札幌のスペースビジネスが有望である理由は、「気候が需要を生み、無人化が採算を成立させる」という二段構えにあります。需要を押し上げているトレンドを4つに整理します。
1. 屋外活動の物理的な不可能性が、屋内需要を絶対化する
札幌市の2月の平均降雪日数は約25日にのぼり、ほぼ毎日雪が降り積もります。(出典:tenki.jp/FNNプライムオンライン https://tenki.jp/news/fnn/4d24a6a8-3b06-4a4c-830c-37b5593cc3b0.html )
陸上トレーニング・球技・アウトドア練習は冬期に屋外で行うことが事実上不可能になり、あらゆる活動が屋内に退避します。
2. 冬期の運動不足解消ニーズの高まり
札幌市白石区が開催した冬期の室内軽スポーツ体験会では、参加者から「冬に体を動かす機会がなかった」という声が寄せられ、定員が埋まる人気となりました(出典:札幌市 https://www.city.sapporo.jp/shiroishi/news/r7/070222.html )。
寒さや雪を気にせず体を動かせる場所への潜在需要は、子どもからシニアまで幅広く存在します。
3. 公的施設の制約による民間スペースへのシフト
市営体育館などの公的施設は年末年始が休館となるうえ、冬期には暖房料金の上乗せや手続きの煩雑さがあります(出典:札幌市 https://www.city.sapporo.jp/sports/sisetsu/school/ryokin.html )。
「24時間365日、天候や公的手続きの制限なく使える完全プライベートな屋内空間」への移行ニーズが急速に高まっています。
4. ウィンタースポーツのオフトレ需要
札幌はウインタースポーツ実施率が約10.4%と高く(出典:札幌市スポーツ部門資料 https://www.city.sapporo.jp/sports/vision/index/documents/3syou.pdf )、シーズンオフのシミュレーター練習や体幹トレーニングといった、季節をまたいだ反復需要が根強く存在します。
無人スペース経営の最大の強みは、24時間営業を追加の人件費ゼロで実現できる点にあります。有人運営と無人運営の構造の違いを比較すると、次のようになります。
項目
有人運営(例:9〜22時)
無人運営(24時間)
営業可能時間
1日13時間
1日24時間(約1.8倍)
取り込める時間帯
日中・夜間のみ
早朝・深夜も新規獲得
深夜人件費
深夜割増(25%増)が重くのしかかる
実質ゼロ
売上減少期の耐性
人件費が利益を圧迫
固定費が低く赤字になりにくい
たとえば1日の予約が3時間だった場合、有人の13時間営業では稼働率は約23%にとどまります。一方、24時間営業にして早朝・深夜にも合計3時間の新規予約を取り込めれば、月間の予約時間は倍増し、追加の人件費なしで売上を大きく伸ばせます。
人件費削減のインパクト
札幌の一般的な深夜時給を1,200円と仮定し、深夜帯10時間を有人から無人へ切り替えた場合、深夜割増(25%増)込みで月間約43万円、年間で約517万円の人件費削減につながる計算になります。
Akerunなどのシステム利用料は安価なため、削減分の多くがそのまま営業利益の改善に直結します。
料金プランの設計パターン
時間帯ごとに需要特性が異なるため、サブスクとスポット利用を組み合わせるのが効果的です。
早朝(5〜9時):稼働率が低めの時間を「平日モーニング会員」(月額6,600円程度)で定額収益化
日中(9〜17時):主婦・シニア・スクール運営者向けに「平日デイ会員」や時間貸し提携
夜間(17〜23時):最も需要が集中するプライムタイム。スポット利用を高単価の通常料金で
深夜(23〜5時):「深夜パック(20%OFF等)」で防音設備を訴求し、スポット利用を誘引
無人運営で鍵となるのが「予約・決済・解錠」という3大フロント業務の自動化です。
クラウド型スマートロック「Akerun」は、予約・会員管理システムとAPI連携することで、この一連の流れを完全に自動化します。具体的な流れをStep形式で見ていきます。
▪️Step 1:予約・入会
利用者がWebやアプリから希望日時を予約、または月額会員に入会。予約システム(RESERVA、インスタベース等)が空き状況を自動判定し、枠を確保します。24時間いつでも自動受付が完了するため、受付スタッフが不要になります。
▪️Step 2:決済処理
予約確定と同時に、オンライン事前カード決済を自動実行。未回収リスクをゼロにし、現地での金銭授受に伴う盗難・不正リスクを排除します。
▪️Step 3:鍵権限の発行
AkerunのAPIが作動し、予約された日時のみ有効な一時的な解錠権限(デジタル合鍵、URL鍵、QRコード等)を自動生成して送付。物理鍵の受け渡しや紛失リスクが一切なくなります。
▪️Step 4:入室
利用者はスマートフォンや交通系ICカード、テンキーへの暗証番号入力で解錠。「誰が、いつ」入退室したかの履歴がリアルタイムでクラウドに同期され、遠隔での在室把握が容易になります。
▪️Step 5:退室・管理
利用終了後はオートロックで自動施錠。予約時間を超過した場合は自動検知して延長料金を自動決済します。清掃業者やメンテナンス担当にも特定の曜日・時間のみ有効な権限を発行でき、管理業務も省人化できます。
このDX側(Akerun+fixU)でデジタル運営を自動化し、フィジカル側(Migakun)で清掃・備品補充・現場巡回を代行する、という整理で考えると、無人運営の全体像がつかみやすくなります。
札幌でスペースを運営する場合、他の地域にはない冬期特有の論点があります。これらは差別化と収益安定の肝になります。
冬期は暖房燃料費が経営を圧迫します。後述のマルチドーム札幌のように、暖房使用分を時間あたりの従量課金として別建てで設定する設計が有効です。基本料金とは切り分けることで、燃料価格高騰のリスクを利用者側と適切に分担できます。
公的施設が休館する年末年始や、部活・サークルが室内に避難する冬休みは、稼働率がピークに達します。Akerunのスケジュール鍵発行を使えば、繁忙期も人を増やさず団体利用を取り込めます。
寒暖差の大きい屋内では結露が発生しやすく、音響機材やシミュレーター等の精密機器に影響します。除湿対策と、遠隔での室内状況把握の仕組みをあわせて検討しておくと安心です。
スキー・スノーボードのスクール運営者は、シーズン前後の屋内トレーニング場所を求めています。スタジオを「無人レンタルスペース」として時間貸しすれば、自社でスクールを抱えるリスクなく、高単価で安定した需要を獲得できます。
実際に札幌で稼働している施設を、タイプ別に3つ紹介します。
37m×18mの広大な人工芝フィールドを備えた全天候型の室内練習場で、24時間営業・年中無休で稼働しています。サッカーや野球の冬期練習はもちろん、よさこいソーランの練習やドローン飛行トレーニングなど多目的に利用可能。管理者が発行する解錠用URLを使い、利用者のスマートフォンで施解錠する無人運営です。冬期は大型温風暖房の使用分を1時間あたり1,500円(税込)の従量課金とし、燃料費高騰に対応している点が、札幌ならではの料金設計の参考になります。 ▶ 出典:マルチドーム札幌 公式サイト https://www.multidomesapporo.club/
高性能ゴルフシミュレーターを備えた完全個室のプライベート空間を、24時間シームレスに利用できるインドアゴルフ施設です。
月額定額のサブスクリプションを軸に、冬の間も天候に左右されずゴルフ練習を続けたいアクティブゴルファーのロイヤルティを確保しています。完全個室・非対面という安心感を、スマートロックによる入退室管理が支えています。
▶ 出典:PR TIMES(株式会社GENDA GiGO Entertainment/SMART GOLF) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000132489.html
大通駅から徒歩3分の好立地に、ケーブル一体型スミスマシン等を完備し、365日24時間利用可能なセルフ型レンタルジム・スタジオです。
1時間あたり1,800円程度というリーズナブルな料金で、トレーニング・個人練習・隙間時間の運動など多様な需要を高密度で取り込んでいます。スマートロックによる完全無人のセルフ解錠で、低単価・高回転のビジネスモデルを成立させています。
▶ 出典:フィットスペース掲載情報 https://fitspace.co.jp/space/295
これら3タイプは、初期投資規模も収益モデルも異なります。大型アリーナはスポット時間貸し、個室型はサブスク定額、セルフ型は低単価・高回転と、それぞれが「無人化によって札幌の冬を通年収益に変える」点で共通しています。
札幌のスペースビジネスは、長らく「積雪による活動休止」「冬期の運動施設不足」という地域課題に直面してきました。
しかしAkerunを用いた24時間無人・省人化システムを導入すれば、この障壁はむしろ札幌特有の強力な通年収益機会へと転換します。
ポイントは3つです。第一に、24時間化で早朝・深夜の新規需要を追加人件費ゼロで取り込むこと。第二に、サブスクとスポット利用を時間帯ごとに最適配分し、月額の基礎収益を底支えすること。
第三に、ローコスト・インフラによって、天候不良によるキャンセルが出ても赤字になりにくい耐不況型の損益構造を築くことです。
特に、次のような立場の方には、無人化・省人化という選択肢を検討する価値があります。
冬期に屋外教室を開けず、半年近く売上が落ち込んでいるアウトドア・スポーツ教室の運営者
24時間営業に踏み切りたいが、深夜の人件費がネックになっているスタジオ・ジムオーナー
副業や遠隔での多店舗展開を視野に、鍵管理や受付業務を無人化したい事業者
札幌市内に遊休スペースや空きテナントを抱え、収益化を検討している不動産オーナー
雪や寒さを気にせず24時間いつでもアクセスできる屋内空間は、単なるスタジオを超えて、市民のウェルビーイングを支える社会的インフラでもあります。
無人化テクノロジーを味方につけることで、高い収益性と社会的価値を両立した次世代のスペースビジネスを、札幌の地で力強く展開できるはずです。
フォトシンス(Akerun/Migakun/fixU)のご紹介
提供元である株式会社フォトシンスでは、スマートロック「Akerun」をはじめ、現場オペレーションを担う「Migakun」、店舗の無人化・省人化を支える基幹システム「fixU」を扱っており、「商用施設の無人化をトータルソリューションする」サービスを展開しています。さらに、フォトシンスの強力なパートナーシップを活用することで、システムや運営面だけでなく、無人スタジオの開業に不可欠な「不動産物件」「内装」「業務用機器・什器」を扱う企業のご紹介まで包括的にサポートが可能です。
▶ お問い合わせ・資料請求:https://akerun.com/inquiry_top
▶ 連携サービス一覧:https://akerun.com/entry_and_exit/alignment
▶ 導入事例:https://akerun.com/casestudy/
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