


C-WELは、一般的な水道やガスではなく、特殊な材料ガスや可燃性・危険性のあるガスなど半導体関連工場に求められる特殊配管の設計・製造・施工を一貫して手がけている会社です。
全国の半導体関連工場に出向いて施工を行っていますが、半導体需要が高まっている中で、ここ数年は安定してご依頼をいただいており、社員の大半が各地の現場に出ているような状況です。
弊社の強みは、設計から施工、メンテナンスまでをワンストップで対応できる点で、自社工場にクリーンルームや自動溶接機を完備し、超高圧・超極真空環境にも対応できる体制を整えています。半導体は不純物を極限まで排除する精度が求められる分野なので、品質管理には特に力を入れていますね。

Akerun導入の大きなきっかけは、取引先からのセキュリティ強化の要請です。
弊社はお客様から、情報管理やセキュリティ体制について非常に細かいところまで求められることがありました。機密情報を取り扱う上で、まず秘密保持契約を結ぶところから取引が始まりますし、社内の管理体制や使用する部品の出所管理(生産国)まで厳しく問われます。そうした要件を満たせなければ、そもそも取引のスタートラインに立てません。
それまで弊社は、会社の営業時間中はオフィスに誰でも入れる状態でした。警備会社のセキュリティサービスは以前から導入していましたが、厳格な入退室管理や入退室の権限管理まではできていなかったんです。セキュリティを強化しなければいけないという認識はあったものの、先延ばしにしていたというのが正直なところです。
そうした中でフォトシンスの販売パートナーである大塚商会さんにご相談したところAkerunをご紹介いただき、弊社が求めていたセキュリティと勤怠管理の強化の両方にマッチしていたことから、話がスムーズに進み導入を決定しました。Akerunの導入に際しては、検討開始から導入まで約1か月半という短期間で完了しています。

一番大きいのは、社員の意識が変わったことです。全社的にセキュリティに対する意識が大きく向上しました。Akerunの導入と同時期に他にもさまざまなセキュリティ対策も進めたのですが、Akerunによる入退室管理はその中核となるものでした。
外部からアクセスできるすべての扉にAkerun Proを設置し、権限を持った人だけが入れる仕組みを整えました。さらに、誰がどの扉を何時に出入りしたのかが記録されるので、万が一、何かあった際にもすぐに確認できます。設置にあたっては、外部からの侵入があり得る場所を重点的に固め、来客がある際には、社員が同行しなければ事業所内に入れない運用にしていて、特に機密情報が集中しているエリアを確実に保護できるようなゾーニングを行っています。さらに、以前から導入している警備会社のセキュリティサービス(緊急時駆け付けサービス)も継続することで、Akerunの入退室管理と合わせた多層的な防犯体制を構築しています。
導入のきっかけとなった企業様からの要請に対して適切なセキュリティ対策を実現できたことに加え、それ以外の取引先からも「そこまでセキュリティを強化してやっているのはすごいですね」とおっしゃっていただいています。同業の中でもここまでしっかりしたセキュリティ体制を整えている会社は多くないと思うので、事業を推進する上での差別化にもつながっていますね。

勤革時とAkerunの連携が勤怠管理に非常に大きな効果をもたらしています。
以前は打刻の仕組み自体がなく、社員が日々の勤務状況を日報に記録し、それを月報にまとめて毎月提出する完全なアナログ運用でした。月末になると担当者が記載内容を一件ずつ確認する作業があり、修正があった際の連絡や修正処理も非常に煩雑でした。
Akerun導入後は、社内にいる社員は社員カードで入退室するだけで打刻でき、また遠隔地の現場に出ている社員は勤革時のモバイルアプリで打刻できるようになりました。アプリでの打刻には位置情報も記録されるため、現場での出退勤も正確に把握でき、また出勤時刻と退勤時刻の位置情報が記録に残るので、これまで目が届かなかった遠方の現場での勤務状況まで正確に管理できるようになったのは大きな成果ですね。
実際に月報提出後の勤怠の修正作業が大幅に減り、勤怠管理にかかる工数は従来のやり方から2〜3割は確実に削減できていて、導入して非常に良かったと実感しています。

導入時の社員の反応がとても印象的で、カードをかざして扉が自動で開閉する様子を見て驚きの声が上がり、使い始めてからは「セキュリティ管理も以前よりしっかりした会社になった」という感想をもらっています。
運用面で心配していたカードの紛失や携帯忘れも、導入以後は一度も起きていません。特別な利用マニュアルも作成しておらず、社内のメンバーは打刻の説明だけでスムーズに使い始められましたし、現場の社員向けには簡単なマニュアルを共有するだけで対応できています。
解錠手段には、社員全員にネックストラップに入るAkerun用のICカードを配布しています。ただ、作業中は製品に傷がつく恐れがあるため、作業中だけネックストラップを胸ポケットなどにしまう形で運用しています。役員や事務所のメンバーにはICカードに加えてアプリでの解錠権限も付与していて、来客対応時に活用してもらっています。

今後も、事業拡大に伴い増床する際にはAkerunの追加導入を検討しています。
近年、セキュリティや情報管理の要件がますます厳しくなっています。使用する部品一つとっても出所の管理が求められますし、秘密保持契約を結ぶところから取引が始まる世界です。セキュリティ体制を整えていなければ取引ができないという時代になりつつあり、しっかりと体制を構築しておくことが事業を継続・拡大していくうえでの基盤になると考えています。
Akerunの導入によって、取引先の厳格な要件をクリアしながら、勤怠管理の効率化も同時に実現できました。セキュリティと業務効率の両立は、弊社のような規模の会社にとって非常にありがたいことです。今後も事業の成長に合わせてAkerunを活用していきたいと考えています。

C-WEL株式会社
C-WEL株式会社は、2012年の設立以来、半導体・医療精密機器・水素ガスといった高水準のクリーン度と精度が求められる環境下での特殊配管の設計・製造・施工・メンテナンスを一貫して手がけています。本社工場にはクリーンルームや自動溶接機を完備し、超高圧・超極真空環境に対応する高度な技術力を背景に、全国の半導体製造拠点を中心とした配管インフラの構築を担い、「長年培ったコア技術で未来産業を支える」を企業姿勢として掲げ、日本の先端産業を支え続けています。
C-WEL株式会社
C-WEL株式会社 管理部 総務・経理課/調達課 課長
林 竜二さま
目的/効果
01.
厳格なセキュリティ要件をAkerunの入退室管理で充足し、大手半導体関連企業との取引に必要な前提条件をクリア
02.
勤革時との連携により従来の紙ベースの勤怠管理をデジタル化、管理工数を20〜30%削減
03.
Akerunとも連携する勤怠管理システムの活用で、遠隔地で勤務する従業員の勤務状況を可視化
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