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「もっとスタッフ同士のコミュニケーションを活発にして、新しいアイディアを生み出したい」
「閉鎖的な雰囲気を失くして、オープンにしたい」
そんな方にオフィスで取り入れていただきたいのが「フリーアドレス制」です。
フリーアドレスとは、固定の席を作らず、それぞれが好きな場所で仕事をする仕組みのことで、コラボレーションの促進など様々なメリットがあります。
しかし、今までの固定デスクに慣れているスタッフにとっては「物を置く場所がない!」「移動が面倒くさい!」など不満も出てくるでしょう。
そこで今回は、そうしたデメリットを解消し、フリーアドレスを便利にするためのグッズや必要なものをご紹介します。
オフィスを活性化する「フリーアドレス」
フリーアドレスとは、オフィスにカフェやコワーキングスペースのような席を用意して、スタッフがそれぞれ好きな席を自由に使って仕事をする仕組みのことです。
従来のオフィスでは、スタッフはそれぞれの固定席で仕事をするのが一般的でしたが、これではいつも周囲は同じメンバーとなり、限定された範囲内のコミュニケーションしか生まれません。
しかし、フリーアドレスを採用すると部署やポジションにかかわらず様々なスタッフと交流を持てるようになります。
コミュニケーションの機会が増えることで、コラボレーションが促進されたり、新たなアイディアが生まれることもあるでしょう。
オフィスのフリーアドレスを効果的にするのは持ち運びに便利な収納やバッグ
フリーアドレスを導入すると、自席がないことで物の置き場に困ったり毎日の移動が面倒になったりと、デメリットも生まれます。こうしたデメリットを解消して快適に仕事をするために、フリーアドレスでおすすめのグッズやものを「スタッフ個人で用意するもの」と「会社で用意するもの」に分けてご紹介します。
①:モバイルバッグ
スタッフ個人で用意するものの1つ目は、モバイルバッグです。社内を移動するときに便利なグッズで、ノートパソコンはもちろん、電源ケーブル、必要な書類、文房具などを収納することができます。
これを活用すれば、必要なものを一気に持ち運べるので社内のデスクをどこでも「自分のデスク」として活用でき、社外での打ち合わせや外で仕事をしたいときにも便利です。
また内ポケットの多いものを使えば、仕分けができて必要なものをすぐに取り出せます。
②:キャリーボックス
スタッフ個人で用意するものの2つ目はキャリーバックで、文具やハンコなど、普段から業務で使用する物が引き出し内に多い方にオススメです。
メイクボックスや工具入れに使われることも多い仕切りと取っ手の付いた箱で、これを活用すれば様々な文具を使いやすい状態で収納したまま一度に持ち運ぶことができます。
また、キャリーボックスにはフタが無いので、高さのある道具やノートなども楽に出し入れ可能です。整理整頓が苦手な方も、ガバっと入れるだけで物のありかが可視化でき、作業効率が上がります。
③:ハンガーラック
フリーアドレスの導入で困るのが、上着の置き場です。それまでは自席の椅子にかけていたという方も少なくないと思いますが、フリーアドレスではスタッフの固定席や椅子はなくなるので、上着を椅子にかけないように仕組化する必要があります。
そこで、会社で用意するものの1つ目としてハンガーラックを用意しましょう。出勤したらスタッフはハンガーラックに上着をかけるよう習慣化すれば、オフィス内もスッキリします。このとき、どれが誰の上着かが分かるようにハンガーには名前のタグを付けましょう。
④:パーソナルロッカー
自席を持たないフリーアドレスではパーソナルロッカーの設置が必要で、これが会社で用意するものの2つ目になります。出社をしたら、ノートパソコンやモバイルバッグ、キャリーボックスを取り出して席まで持っていき、退社時に仕舞うというスタイルです。
ロッカーの大きさは、最低でもノートパソコンや書類などが収まるスペースは確保したいところです。
オフィスのフリーアドレスはグッズを活用して業務をスムーズに
今回は、フリーアドレスを便利にするためのグッズや必要なものをご紹介しました。
フリーアドレスを効率的に取り入れることで、スタッフの交流を活発にし、業務をスムーズにすることができます。また便利なグッズを活用することで、デメリットとされる部分の多くを解消することができます。企業に新しい風を取り入れてさらなる成長を目指すために、ぜひフリーアドレスを活用してみてください。