INDEX
- はじめに
- スマホが鍵になる!スマートロックの仕組みとは
- スマホで鍵の施錠・解錠ができるスマートロックの5つのメリット
- スマホ以外にも、ICカードや暗証番号など様々なデバイスで解錠できる
- 物理鍵の紛失や盗難、合鍵複製などによる不正侵入などのリスクがなくなる
- オートロック機能による自動施錠で、鍵の閉め忘れがなくなる
- スマホ専用アプリなどから、遠隔操作での施錠・解錠や解錠権限の付与・解除が簡単にできる
- 入退室管理システムとしても活用できることで、セキュリティを強化できる
- スマホで鍵の施錠・解錠ができるスマートロックの5つのデメリット
- 取り付けられるドアの種類が限られる
- オートロック機能で閉め出されるリスクがある
- スマホの電池切れや紛失により閉め出されるリスクがある
- スマートロック本体の故障・充電切れにより閉め出されるリスクがある
- ハッキングされるリスクがある
- スマホを鍵として使えるスマートロックの選ぶ6つのポイント
- スマホを鍵として使いたいなら法人向けスマートロック「Akerun」がオススメ!
- 後付け型かつ強力な両面テープで貼り付けるタイプなので手軽に設置ができる
- サムターン錠だけでなく自動ドアなどにも後付けできる
- 電池残量が少なくなると、交換用電池が自動で送られてくる
- 金融機関並みの高度なセキュリティを実現
- トラブル時のサポート体制が充実
- スマホを鍵として使いたいなら法人向けスマートロック「Akerun」がオススメ!
はじめに
近年、年齢や世代を問わずスマホを持つようになるなど、スマホはもはや日常のツールとして活用されています。そんな中、今回紹介するのは、スマホを鍵として使えるスマートロックです。
スマートロックとは、物理的な鍵を使わずにスマホ専用アプリなどでドアの施錠・解錠ができたり、オートロック機能による自動施錠など防犯性と利便性に優れたシステムです。
この記事では、スマホを鍵として使えるスマートロックのメリットやデメリット、スマートロックの選び方、おすすめのスマートロックなどについて解説していきます。
スマホが鍵になる!スマートロックの仕組みとは
スマートロックとは、事前に解錠権限が付与されたスマホ専用アプリやモバイル系ICカードアプリ(ウォレット)などで、ドアの施錠・解錠ができるシステムです。
ドアのサムターン(つまみ)に本体を取り付け、スマホの専用アプリで通信することで稼働します。製品によっては、ICカードなどを読み取るカードリーダーやインターネット通信のための中継機が付属しているものもあります。
仕組みとしては、スマホの専用アプリからBluetoothなどの無線通信で施錠・解錠の信号を送信し、ドアに取り付けた本体が信号を識別・承認すると鍵の施錠・解錠を行う仕組みです。インターネットを通じて遠隔で施錠・解錠する場合は、遠隔地にあるスマホからの施錠・解錠の指示をインターネットを通じて送信し、インターネット中継機を経由して本体に施錠・解錠の信号が送られるケースもあります。
スマホで鍵の施錠・解錠ができるスマートロックの5つのメリット
鍵の代わりとなるスマホで施錠・解錠ができるスマートロックには、主に以下の5つのメリットがあります。
- スマホ以外にも、ICカードや暗証番号など様々なデバイスで解錠できる
- 物理的な鍵の紛失・盗難・合鍵複製などによる不正侵入などのリスクがなくなる
- オートロック機能による自動施錠で、鍵の閉め忘れがなくなる
- スマホ専用アプリなどから、遠隔操作での施錠・解錠や解錠権限の付与・解除が簡単にできる
- 入退室管理システムとしても活用できることで、セキュリティを強化できる
スマートロックのそれぞれのメリットについてさらに詳しく解説していきます。
スマホ以外にも、ICカードや暗証番号など様々なデバイスで解錠できる
スマートロックは、スマホ専用アプリやモバイル系ICカードアプリ(ウォレット)以外にも、ICカードや暗証番号といった複数の解錠方法があります。
これらを事前に鍵として登録しておけば、スマホを自宅に忘れたり、スマホの電池が切れた場合でも別の解錠方法で解錠できます。
物理鍵の紛失や盗難、合鍵複製などによる不正侵入などのリスクがなくなる
運用上の都合などから物理鍵を複製(合鍵)して貸し出したり、関係者に渡すことで、合鍵の紛失や盗難、無断で合鍵を作成されるなど防犯上のリスクがあります。
スマートロックを導入すれば鍵の代わりとなるスマホでドアの施錠・解錠ができるため、物理鍵にに伴うリスクを低減できます。
オートロック機能による自動施錠で、鍵の閉め忘れがなくなる
オートロック機能のあるスマートロックを導入すれば、オフィスや店舗/施設のドアが閉まると自動で施錠できます。 退室の度に手動で施錠する必要がないため、鍵の閉め忘れがなくなり、不法侵入などを防ぐことができます。
スマホ専用アプリなどから、遠隔操作での施錠・解錠や解錠権限の付与・解除が簡単にできる
スマートロックは、スマホ専用アプリやWeb管理ツールから、インターネットを通じて遠隔操作での施錠・解錠を行ったり、使用できる日時や入室可能な場所など細かく設定した解錠権限の付与・解除が簡単にできます。また、取引先などの来訪時に一時的な解錠権限を付与してワンタイムパスのように利用できるものもあります。
入退室管理システムとしても活用できることで、セキュリティを強化できる
スマートロックには、入退室管理システムとしても活用できるものもあります。 「誰が」「いつ」「どこに」入退室したかの履歴/ログを記録し、クラウド上のスマホ専用アプリやWeb管理ツールを使って確認/管理できるため、内部による情報漏えいや外部による不法侵入などを防止し、セキュリティを強化できます。
スマホで鍵の施錠・解錠ができるスマートロックの5つのデメリット
スマホを鍵として使える便利なスマートロックですが、主に以下の5つのデメリットもあります。
- 取り付けられるドアの種類が限られる
- オートロック機能で閉め出されるリスクがある
- スマホの電池切れや紛失により閉め出されるリスクがある
- スマートロック本体の故障・充電切れにより閉め出されるリスクがある
- ハッキングされるリスクがある
スマートロックのそれぞれのデメリットの対策方法についても解説しますので、ぜひトラブルやリスクを回避する参考にしてみてください。
取り付けられるドアの種類が限られる
スマートロックは、メーカーごとに対応できるドアの種類が限られています。今あるドアにスマートロックが取り付けられるかどうか、事前にメーカーのWebサイトや問い合わせなどで確認しておきましょう。メーカーによっては、事前の「取付診断」を行っているところもあるので、ぜひ活用してみてください。
また、設置するために工事が必要なスマートロックの場合、賃貸物件では退去時に原状回復費用がかかるケースもあります。そのため賃貸物件への導入を検討している場合は、工事が不要でドアや壁に傷を付けずに設置や取り外しができる「強力な両面テープで貼り付ける後付け型スマートロック」がおすすめです。
オートロック機能で閉め出されるリスクがある
オートロック機能による自動施錠は「鍵の閉め忘れ」を防止できるのがメリットですが、一方で鍵の代わりに使用するスマホを持たずに外出してしまうと、閉め出されるリスクもあります。
その場合、ICカードや暗証番号、指紋認証など複数の解錠方法を用意しておけば、スマホを持たずに外出しても他の方法で鍵を解錠し、入室できるため安心です。
スマホの電池切れや紛失により閉め出されるリスクがある
スマートロックのメリットは物理的な鍵の代わりとなるスマホで施錠・解錠できることですが、鍵の役割をするスマホの電池切れや紛失で閉め出されるリスクがあります。
閉め出しを防ぐための対策として、事前にスマホ以外の施錠・解錠方法(ICカードや暗証番号、生体認証など)も用意しておくのがおすすめです。
後付け型スマートロックを選べば、設置後もドアの外側にある鍵穴をそのまま使用できる製品が多いため、物理鍵でも施錠・解錠できます。例えば、コワーキングスペースなど会員制施設の場合は、万が一利用者が閉め出された際に、直ぐに対応できるように事務所に物理鍵を保管しておくなどの対策をとりましょう。
スマートロック本体の故障・充電切れにより閉め出されるリスクがある
電池で動作するタイプのスマートロックでは、外出時に本体の電池の残量がなくなると動かなくなり、閉め出されるリスクがあります。
電池切れを防ぐためには、スマホ専用アプリやWeb管理ツールで電池の残量を確認できる製品を選びましょう。製品によっては、電池残量が少なくなってきたら音声やランプなどで知らせてくれたり、電池の残量がなくなる前に自動的に交換用電池を送付してくれるサービスがあるので、そのようなスマートロックなら安心して利用できます。
また、スマートロックの本体が故障した場合も、施錠・解錠ができなくなってしまいます。購入前に万が一、製品の故障や不具合があった場合のサポート体制についてしっかり確認しておきましょう。
ハッキングされるリスクがある
スマートロックの本体とスマホなど鍵の代わりとなるデバイスのやり取りは、Bluetoothやインターネットなどの無線通信を通じて行われるため、ハッキングされないかを心配される方もおられるのではないでしょうか。
しかしそれらの通信のセキュリティ対策を行なっているスマートロックでは、施錠・解錠で使用した信号は常に新しいものに切り替えられるなどの対策を行っている製品であれば、万が一ハッキングされても施錠・解錠されることはありません。
また、多くのスマートロックのメーカーは、様々なハッキング対策を行っています。例えば、機器同士の通信自体を暗号化して送受信をし、ハッキングのリスクを低減するなどの対策をしていたりします。
このようにスマートロックには堅牢なハッキング対策が実施されている場合が多いですが、中にはセキュリティ対策にあまり力を入れていない製品もあります。
スマートロックを導入する際には、そのメーカーのセキュリティ対策をしっかり確認しましょう。
スマホを鍵として使えるスマートロックの選ぶ6つのポイント
スマートロックのメリットやデメリットが理解できても、実際にどのようなスマートロックを選んだらいいのか分からない方も多いかと思います。
自社に合ったスマートロックの選び方のポイントは、主に以下の6つです。
- 自社に合った取り付け方法か
- 自社のドアに対応しているか
- 自社のニーズに合った解錠方法か
- 費用はいくらかかるか
- ハッキング対策をしているか
- トラブル時にも十分なサポート体制があるか
スマートロックのそれぞれの選び方について詳しく解説します。
自社に合った取り付け方法か
後付け型スマートロックの取り付け方法は、大きく分けて、貼り付けるタイプ、シリンダーごと交換するタイプ、ドアや壁に穴を開けて取り付るタイプの3種類があります。
その中でも貼り付けるタイプは、ドアのサムターン(つまみ)部分に被せるように強力な両面テープで貼り付けるだけなので、賃貸物件でもドアや壁に傷を付けずに取り付けられます。また、移転時や退去時に本体などの機器を取り外すだけなので、原状回復工事なども必要ありません。そのまま新しい移転先に付け替えられることから、継続的に利用できます。
自社のドアに対応しているか
スマートロックはメーカーごとに設置できるドアの形状やサムターン(つまみ)の種類が限られます。特に、自動ドアや電気錠、特殊なドアは、取り付けられない場合があるので導入前にメーカーのWebサイトで確認したり、問い合わせをするなどの確認が必要です。メーカーによっては、今あるドアへの設置が可能かどうかを診断してくれるサービスもあるので、ぜひ活用してみてください。
自社のニーズに合った解錠方法か
スマートロックの解錠方法は、スマホだけでなく、ICカードや暗証番号、生体認証など様々な方法があります。
導入を検討する際は、自社の利用シーンや利用者に合った解錠方法を選ぶのがおすすめです。例えば、社員証がICカードと一体化している場合は、利便性やスムーズな導入のためにもICカードでの解錠に対応しているスマートロックを選択するとよいでしょう。また、ICカードであれば入退室以外にも、勤怠の打刻や複合機の認証、社員食堂・自動販売機の決済など、カード1枚で様々な役割を果たせます。
無人運営のスポーツジムやコワーキングスペースの場合は、会員証を忘れる人がいることを想定して、スマホ専用アプリで解錠する方法を選ぶとカードの紛失や自宅に忘れるなどのトラブルの低減に繋がるためおすすめです。
費用はいくらかかるか
スマートロックの導入には、設置工事や機器購入費などの初期費用、ランニングコスト、原状回復費用/修繕費用の主に3つの費用がかかります。
費用を抑えてスマートロックを導入したいなら、後付け型で貼り付けるタイプがおすすめです。貼り付けるタイプは、工事不要で、専門業者に工事を依頼する必要がないため、初期費用を抑えられ、レイアウト変更などで取り外して付け替えることもできるので、原状回復費用も必要ありません。また、買い切り型ではなくレンタル型にすれば、本体購入費用もかからず、定額の利用料金のみで運用することができます。
ランニングコストは、システム利用料やメンテナンス費用、電池で動作するタイプであれば電池費用などがかかります。また、レンタル型のスマートロックの場合は、定額の月額/年額の利用料がかかりますが、多くの場合はシステム利用料やメンテナンス費用などが含まれた料金設定になっていることがほとんどです。費用がどのぐらいかかるのか心配な場合は、最初は一定の定額費用で利用できるレンタル型のスマートロックを試してみてもいいかもしれません。最短で1年から契約できるスマートロックもあるため、費用対効果に優れているか実際に体験してから本格的に導入するか、または改めて別の製品を検討するかなどを決めることができます。
ハッキング対策をしているか
スマートロックがハッキングされる可能性はゼロではありません。
スマートロックのメーカーは、ハッキング対策として、クラウドとの通信に使う信号を暗号化していたり、自社のサービスシステムの脆弱性診断を実行していたりなど、外部からの不正な攻撃を受けないようきちんと対策しているものもあります。そのような製品を選べば、導入後も安心して利用できます。購入する前に、メーカーのセキュリティ対策を確認しておくと安心です。
トラブル時にも十分なサポート体制があるか
スマートロックの本体の故障や不具合など、トラブル時のサポート体制が充実しているかも確認しましょう。
サポート体制の中でも、24時間体制のサポートセンターが用意されているメーカーであれば突然の故障や不具合により閉め出されるなどのトラブルが起こった場合でも対応してくれるため、安心して利用できます。
スマホを鍵として使いたいなら法人向けスマートロック「Akerun」がオススメ!
Akerunは、累計7000社以上の導入実績を持つ、導入企業からの高い評価と信頼があるスマートロックです。ユーザー登録の際に、スマホ専用アプリをダウンロードし、2段階認証を行う必要があるため、なりすまし登録ができない仕組みにもなっています。
Akerunには、主におすすめポイントは以下の5つです。
- 後付け型かつ強力な両面テープで貼り付けるタイプなので手軽に設置ができる
- サムターン錠だけでなく自動ドアなどにも後付けできる
- 電池残量が少なくなると、交換用電池が自動で送られてくる
- 金融機関並みの高度なセキュリティを実現
- トラブル時のサポート体制が充実
Akerunのそれぞれのおすすめポイントについて詳しく解説していきます。
後付け型かつ強力な両面テープで貼り付けるタイプなので手軽に設置ができる
Akerunは、産業用の強力な両面テープで貼り付ける後付け型スマートロックなので、工事不要で手軽に設置できます。
専門業者に工事を依頼しなくても自社で簡単に取り付けられるため、初期費用はかかりません。オフィスの移転時や退去時にも、原状回復の必要がないため、レンタルオフィスなど賃貸物件でも安心して導入できます。
サムターン錠だけでなく自動ドアなどにも後付けできる
Akerunは、サムターン錠(つまみ)のドアだけでなく、自動ドアや電気錠、電磁錠など幅広い種類のドアに後付けできます。
また、スマートロックを取り付けたい錠前や設置環境の写真を送れば、導入可能か無料で診断してくれる「Akerun取付診断」もあります。様々な種類に対応できるアタッチメントも用意しているため、特殊なドアの場合でも対応できる可能性があるので、まずはWebサイトからお気軽に問い合わせしてみてください。
電池残量が少なくなると、交換用電池が自動で送られてくる
Akerunでは、電池残量が少なくなると、自動的に交換用電池を送付するサービスを行っています。 電池が送られてきたタイミングで電池交換をすればいいため、電池残量を心配する必要がありません。
金融機関並みの高度なセキュリティを実現
Akerunは、機器同士の通信自体を暗号化し、外部から読み取れない仕組みを構築することで、高度なセキュリティ環境を実現しています。また、インターネットへの接続にも高度な暗号化通信技術を利用しているため安心です。
ドアの施錠・解錠の信号に一度使用した通信情報は二度と使用しないため、万が一信号をハッキングされても、そのデータを使って施錠・解錠することはできません。
また、Akerunのデータを管理するクラウドも、セキュリティに関する厳格な審査を通過しており、常にアップデートを行うことで金融機関並みのセキュリティを実現しています。
厳格な入退室管理やセキュリティの強化などを通じて、PマークやISMSなどのセキュリティ認証の取得や更新に役立てることができます。セキュリティ認証を取得・維持し、企業としての情報セキュリティ体制を確立することで、取引先からの信頼性向上も期待できます。
トラブル時のサポート体制が充実
Akerunは、年単位の定額のサブスクリプション型(レンタル)のスマートロックのため、利用料にサポート料金も含まれています。
24時間体制のサポートセンターが設けられており、万が一本体の故障など不具合が起こってもすぐに問い合わせでき、担当者が対応してくれるため安心して利用できます。導入前のドアの診断から運用まで手厚くサポートしてくれるため、初めてスマートロックを導入する場合でも安心です。
スマホを鍵として使いたいなら法人向けスマートロック「Akerun」がオススメ!
スマホで鍵の施錠・解錠できるスマートロックのメリットやデメリット、スマートロックの選び方について解説しました。
近年、スマホの普及が増えていく中で、いつも持ち歩いているスマホを鍵にすれば、物理鍵の鍵管理の手間や時間が削減でき、防犯性や利便性が高まることから、スマートロックを導入する企業は増えてきています。
その中でも、おすすめは累計7000社以上の導入実績を持つAkerunです。貼り付けるタイプなので手軽に設置が可能で、スマートロックを導入してからも金融機関並みの高度なセキュリティ環境を実現できるため、安心して使用できます。