資料ダウンロード
入退室管理
サテライトオフィスの聖地・神山町|無人化で黒字化する経営戦略
2026年6月29日
著者:
サテライトオフィスの聖地・神山町の有望性を背景に、無人・省人化によって人件費を抑え収益性を高める経営モデルを解説。スマートロック(Akerun)を活用した利用フロー自動化の仕組みや、古民家対応のポイント、徳島県内の先行事例を紹介。
「地方でサテライトオフィスを運営したいが、常駐スタッフを置くコストが見合わない」
「企業誘致を進めたいのに、セキュリティ要件をどうクリアすればいいか分からない」
「複数の企業や個人が使うシェア型施設で、鍵の管理が煩雑になっている」
こうした課題でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
テレワークの定着と地方移住・分散拠点ニーズの高まりを受け、地方サテライトオフィス市場は拡大を続けています。
内閣府・地方創生テレワークの徳島県施策・施設情報によれば、令和5年(2023年)8月1日時点で徳島県全体に20市町村・104社がサテライトオフィスを設置しております。
その中でも神山町は「創造的過疎」のモデル地として、全国的に注目を集めてきた先進エリアです。
本記事では、神山町がなぜサテライトオフィスの有望地なのかという背景を整理しています。
クラウド型入退室管理システム「Akerun」を活用した無人・省人運営の仕組み、経営の数字感、そして国内の先行事例を解説します。
施設の開設・運営を検討している不動産オーナーや事業者の方に、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
神山町(徳島県名西郡、人口約4,600人)は、2010年にSansanが築70年の古民家を改修した「Sansan神山ラボ」を開設したことを起点に、IT・映像・デザイン企業のサテライトオフィスが連鎖的に集まったエリアです。
進出企業数は定義や時点により14〜16社で推移しており、「サテライトオフィスの聖地」と呼ばれるほど全国から注目を集めています。
この集積を生んだ要因は大きく4つあります。
まず、インフラ面では、徳島県が2005年に神山町内全域に光ファイバーを敷設し、「東京以上の通信環境」を実現しました。
次に、受け入れ体制として、認定NPO法人グリーンバレーが空き家の改装・斡旋・管理、企業と地域の橋渡しを担っています。
「ワーク・イン・レジデンス(WIR)」と呼ばれる、来てほしい職種を町が逆指名する仕組みも独自の魅力です。
さらに、四国遍路の往来や1999年開始の「神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)」によって育まれた、外部の人を受け入れる寛容な風土があります。
最後に、徳島県による新規地元雇用補助・専用回線使用料補助など手厚い行政支援も後押ししています。
コロナ禍を契機に浸透したテレワークは、大企業・中小企業ともに「都心オフィス一極集中」からの脱却を加速させました。
「社員が使える地方拠点を持つ」という発想が、企業の不動産戦略に定着しつつあります。
首都直下型地震リスクへの意識が高まる中、「東京以外に業務継続拠点を持つ」ニーズは旺盛です。神山のような光ファイバー完備の山間地は、BCP拠点としての優位性を持ちます。
取引先からのセキュリティ要求が強まり、中小企業でもISMS(ISO/IEC 27001)やPマーク取得が一般化。地方拠点にも「入退室ログの取得・保存」が実質的に求められるようになっています。
神山町のような人口4,000人台のエリアで「常駐スタッフを雇用して施設を維持する」のは現実的に困難です。無人化・省人化技術の進化が、このジレンマを解消する選択肢として急速に注目されています。
サテライトオフィス・シェア型スペースの収益モデルを有人運営と無人運営で比較すると、損益分岐と人件費負担に大きな差が生まれます。
項目
有人運営(月額)
無人運営(月額)
スタッフ人件費(週5日対応想定)
20〜35万円
0〜5万円(緊急対応のみ)
入退室管理システム費
0〜2万円(アナログ鍵)
3〜6万円(Akerunなどクラウド型)
清掃・メンテナンス代行費
5〜10万円(社員兼務)
5〜10万円(Migakunなど専門代行)
損益分岐となる稼働率目安
60〜70%以上
40〜50%以上
運営リスク
スタッフ依存・採用難
システム障害リスク(低頻度)
月額料金プランのモデル例(シェア型コワーキング)
ドロップイン(1日利用):1,500〜3,000円
個人月額プラン(フリーアドレス):15,000〜25,000円/月
法人専有ブース:50,000〜120,000円/月
会議室(時間貸し):500〜1,500円/時間
Akerunのような入退室管理システムと連携した基幹システム「fixU」を活用することで、ドロップイン利用の従量課金も自動化でき、複数プランを1つのシステムで管理することが可能です。
Akerun(クラウド型入退室管理)と連携サービスを組み合わせることで、現地スタッフ不在でも完全に自動化された運営フローを構築できます。
▪️Step 1:予約・入会
利用者はRESERVAやfixU等のオンライン予約サービスから施設を予約し、オンラインで会員登録・決済まで完了させます。
▪️Step 2:鍵権限の自動発行
予約完了と同時に、AkerunにユーザーのICカード情報やスマートフォン情報が自動同期され、予約時間帯のみ有効なワンタイムキーが発行されます。利用者はアプリや手持ちの交通系ICカードで解錠できます。
▪️Step 3:入室・利用
利用者は自分の鍵で入室します。「誰が・いつ・どのドアを入退室したか」のログがリアルタイムでクラウドに記録され、施設オーナーは遠隔からモニタリング可能です。
▪️Step 4:退室・権限自動消滅
予約時間の終了とともに鍵権限は自動で消滅します。延長が必要な場合はオンラインで追加決済・権限延長を行えます。
▪️Step 5:ログから自動課金・精算
入退室ログを元にした自動課金が実行され、月末の請求処理も自動化されます。未払いや決済エラーが発生した場合は鍵権限が自動削除されるため、取り立て業務も不要になります。
このフローが整うと、施設オーナーは「物件管理・清掃確認・トラブル対応」に集中でき、受付・鍵渡し・集金といった定型業務から解放されます。
神山のサテライトオフィスのほとんどは古民家を改修した施設です。築年数の古い建物は錠の形状が多様なため、Akerun設置時にドアの種類に応じた部品交換・追加工事が必要になるケースがあります。
導入前に必ず現地で錠の形状を確認し、施工可否の見積もりを取ることが重要です。
企業誘致を狙う場合、ISMS(ISO/IEC 27001)・Pマーク取得企業の入居条件として「入退室ログの取得と保存」が実質的に求められます。
個人情報保護法ガイドライン(通則編)でも、物理的安全管理措置の具体例として「ICカードキーやナンバーキーを用いた入退室管理システムの導入」が明示されています。
Akerunはこれらの要件に対応しており、機密情報エリアの入室制限やログ管理によるセキュアなオフィス環境を構築できます。
「企業Aの社員は専有ブースA+共用スペース、企業Bの社員は専有ブースB+共用スペース、ドロップイン利用者は共用スペースのみ」というように、企業・プランごとにアクセス権限を細かく設定できます。
エリア別・時間帯別の権限設定も可能なため、深夜や早朝の無人時間帯のセキュリティ管理も遠隔から対応できます。
神山町のような人口規模のエリアでは、「地元でスタッフを採用し続ける」こと自体が困難を極めます。Migakunのような清掃・備品補充・現場巡回を担う専門代行サービスと組み合わせることで、物理的な現場対応もアウトソースしながら安定した施設維持が可能になります。
近年、ワーケーション需要の高まりとともに外国人ビジネスパーソンの利用も増加しています。
RESERVA、fixUなどの予約プラットフォームには英語対応機能があるものも多く、fixUなどのシステムと連携することで、日本語対応が難しい時間帯でもオンラインで完結できる運営体制を整えやすくなっています。
吉野川ハイウェイオアシス内にあるコワーキング・テレワークオフィスです。
記事内でも紹介されていた無人・省人化システム「fixU(フィックスユー)」を実際に導入し、会員管理・決済・スマートロックによる入退室管理をワンストップで自動化している自治体・行政主導の代表的な事例です。
出典(PR TIMES プレスリリース): 自治体・行政への導入が拡大中!徳島県「吉野川ハイウェイオアシス」内のコワーキング・テレワークオフィス「吉野川テレワークオフィス」にfixU導入が決定!
出典(fixU公式トピックス): 「吉野川テレワークオフィス」への導入決定のお知らせ
美馬市の「うだつの町並み」近くにある、地方創生や関係人口創出を目的としたコワーキングスペースです。
管理人やコミュニティマネージャーが在籍してイベントや交流を促進する一方、セキュリティと運用の効率化のためにスマートキー(スマートロック)を導入し、ハイブリッドな省人化運営を行っています。
出典(公式WEBサイト): 徳島県美馬市のコワーキングスペース: [ ]&Work(アンドワーク)
国の「デジタル田園都市国家構想」に関する検討資料において、地方サテライトオフィスのモデル地(神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス等)の取り組みをベースにしています。
「スマートロック(予約機能付)や高速Wi-Fi、スマート会議室」を活用した地方の拠点整備・無人化・省人化モデルが先進事例の参照先として挙げられています。
出典(内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議 提出資料 PDF): デジタル田園都市国家が目指す将来像について(※P.8「スマートロック(予約機能付)」「神山バレー〜」の文脈参照)
神山町をはじめとした地方サテライトオフィス市場は、テレワーク定常化・BCP需要・企業のセキュリティ要件の高度化という三重の追い風を受けており、「場所を提供するだけ」のビジネスから「安全・便利・無人で使える拠点」への進化が求められています。
以下に当てはまる方は、Akerun・fixU・Migakunを組み合わせた無人・省人運営の導入を検討する価値があります。
神山町・徳島県内に空き物件・古民家を保有しており、サテライトオフィス・コワーキングスペースへの転用を検討している
既存のシェア型施設でスタッフ常駐コストが重く、省人化の糸口を探している
ISMS・Pマーク取得企業の誘致を目指しており、入退室ログ要件をクリアする基盤が必要
複数拠点・複数プランを1つのシステムで一元管理したい
ドロップイン対応など多様な料金体系を自動課金で運用したい
フォトシンス(Akerun/Migakun/fixU)のご紹介
提供元である株式会社フォトシンスでは、スマートロック「Akerun」をはじめ、現場オペレーションを担う「Migakun」、店舗の無人化・省人化を支える基幹システム「fixU」を扱っており、「商用施設の無人化をトータルソリューションする」サービスを展開しています。さらに、フォトシンスの強力なパートナーシップを活用することで、システムや運営面だけでなく、無人スタジオの開業に不可欠な「不動産物件」「内装」「業務用機器・什器」を扱う企業のご紹介まで包括的にサポートが可能です。
お問い合わせ・資料請求:https://akerun.com/inquiry_top
連携サービス一覧:https://akerun.com/entry_and_exit/alignment
導入事例:https://akerun.com/casestudy/
関連記事
この記事を読んだ方へおすすめ
セキュリティ
安全なシェアオフィスの見極め方|セキュリティ対策の基準と確認事項
入退室管理システムとは?認証方法の種類と導入事例を詳しく紹介
オフィスセキュリティの重要性と具体的な対策方法を徹底解説
#入退室管理
#スマートロック
カテゴリ一覧
経営・戦略
勤怠管理
労務管理
働き方改革
タグ一覧
#経費削減
#裁量労働制
#病院
#無人経営/省人化
#業務改善
#業務効率化/DX
#時間指定
#入退室管理
#レンタルスペース
#レンタルオフィス
#フレックス制
#フリーアドレス
#プライバシーマーク/Pマーク
#フィットネスジム
#セキュリティ
#スマートロック
#スポーツジム
#ジム
#サテライトオフィス
#コワーキングスペース
#コワーキング
#IPO
著者一覧
西村幸
衛藤海
星野邦敏
国木ゆうこ
一覧に戻る
経費削減
#
裁量労働制
病院
無人経営/省人化
業務改善
業務効率化/DX
時間指定
レンタルスペース
レンタルオフィス
フレックス制
フリーアドレス
プライバシーマーク/Pマーク
フィットネスジム
スマートロック
スポーツジム
ジム
サテライトオフィス
コワーキングスペース
コワーキング
IPO
2026年03月06日
2025年12月12日
2025年12月15日
人気記事
カードキーとは?メリットや防犯性、注意点などを徹底解説!
2023年01月18日
スマートロックっていつも使っている鍵でも開けられるの!?導入後のトラブル対策も解説
2023年03月30日
【2025年最新版】会社の鍵の管理方法とは・・・鍵当番をなくし、紛失や閉め忘れを防ぐ
2019年09月24日
Akerun入退室管理システム
HOME
ナレッジ
導入事例
体験会・セミナー
Akerun資料ダウンロード
Akerunとは
Akerun(アケルン)とは
Akerun Pro(アケルンプロ)
Akerunコントローラー
Akerun Connect(アケルンコネクト)
サービス連携について
Akerun(アケルン)が選ばれる理由
活用方法
活用方法一覧へ
業種別活用方法
ニーズで見る活用方法
設置場所別活用方法
体験会・セミナー一覧へ
オンラインセミナー
Akerun入退室管理システムとは
Akerun Pro
Akerun Connect
選ばれる理由