電気錠とは?メリットやデメリット!電気錠を導入する際におすすめの製品も紹介!

2023年10月20日
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電気錠とは?メリットやデメリット!電気錠を導入する際におすすめの製品も紹介!

はじめに

オフィスや店舗/施設には、機密情報や高価な機器など、取り扱いに注意しなければならない資産がたくさん保管されています。そのため、部外者の不法侵入による盗難や機器の破損など様々なリスクからこれら資産を守るには、セキュリティ対策が欠かせません。 対策の一つとして、オフィスや店舗/施設の入退室を制御してセキュリティを高めたり、遠隔操作で施錠・解錠できる電気錠を導入する方法がおすすめです。

ここでは、電気錠とはどんなものか、また電気錠を導入した際のメリットやデメリットについて解説します。後半では、電気錠の導入を検討している方におすすめの製品も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事で分かること
  • 電気錠の特徴や仕組みがわかる
  • 電気錠を設置するメリットがわかる
  • 電気錠を設置する際に注意すべきデメリットがわかる

電気錠とは

電気錠は、電気配線などからの電力を使って施錠・解錠できる錠前のことです。一般的な電気錠の設置は、電気錠本体と操作盤、制御盤の3つを配線接続して設置工事を行います。電気錠を使った施錠・解錠方法には、物理的な金属の鍵だけでなく、テンキーやICカード、指紋などの生体認証を含め様々なデバイスが利用できます。 これらの解錠デバイスを読み取りリーダーにかざして利用者を識別・認証・記録し、建物の構造内に埋め込まれた電気配線を経由して制御盤がドアを施錠・解錠します。

電子錠との違い

電子錠は電気錠とは異なり、電池からの電力を使って施錠・解錠する錠前のことです。 電池から電力を供給するため配線工事が不要になる一方で、本体が電池切れになると作動しないため閉め出しに遭うリスクもあります。

解錠方法

電気錠には様々な解錠方法があります。ここでは主に4つの解錠方法を紹介します。それぞれの特徴を比較して実際の利用者が利用しやすい解錠方法を選びましょう。

ICカード

ドア付近に設置された読み取りリーダーにICカードをかざす、または差し込んだりして解錠する方法です。社員証や交通系ICカードなど、日頃使用しているICカードを使用できるものもあるため、新しく解錠用のカードを用意する必要がありません。またオフィスでは、エントランスや執務室への入退室、複合機の利用などを1枚のICカードに一元化できるなど利用者の利便性も向上します。 一方、ICカードはコンパクトであり軽量なため紛失のリスクに注意が必要です。

暗証番号

電気錠の本体や付属の機器のタッチパネルやボタンにあらかじめ設定した暗証番号を入力して解錠する方法です。 ICカードとは異なり、暗証番号を入力するだけで解錠できるため、解錠デバイスを持ち歩く必要がありません。 しかし、設定した暗証番号を忘れてしまい入室できなかったり、入力の際に背後から覗き見られるなどして部外者に不法侵入されるリスクがあります。

スマホ

スマホをドア付近に設置されている読み取りリーダーにかざしたり、スマホ専用アプリからの無線通信で施錠・解錠する方法です。日頃持ち歩いているスマホを利用できるため、ICカードよりも紛失や盗難、所持忘れのリスクを抑えられるでしょう。 万が一、スマホを紛失したり、スマホの充電切れになった場合は、入退室できなくなるリスクがあります。

生体認証

指紋や顔などの生体情報を使って解錠する方法です。暗証番号と同様に解錠デバイスを持ち歩く必要がなく、個人特有の生体情報による認証のため、なりすましによる不法侵入を防止できます。 但し、高度なシステムなため、他の解錠方法と比べて導入費用がかかる場合があります。また導入前に、認証情報をあらかじめ登録しなければなりません。そのため、特に高いセキュリティレベルを確保したい場所で導入するのがおすすめです。

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電気錠のメリット・デメリット

電気錠を導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、電気錠を導入した際の主なメリットと注意しなければならない主なデメリットを解説します。導入前に理解しておきましょう。

電気錠のメリット

遠隔操作でドアの施錠・解錠ができるため利便性が高まる

電気錠を導入すれば、ドアのある場所から離れていても制御盤を操作することで施錠・解錠できるため、移動する時間や手間が省けるので管理者の利便性が高まります。 また、オフィスや施設/店舗、工場などで複数のドアがあり、それぞれ電気錠を設置している場合も、それぞれのドアまで行かずに施錠・解錠できます。非常時や閉館時などの際にも一斉に施錠・解錠できるため、セキュリティの強化や管理性の向上にもつながります。

物理的な金属の鍵の紛失や盗難のリスクを防止できる

電気錠は、ICカードをはじめスマホ、生体認証など様々な解錠方法があります。物理的な金属の鍵のように複製(合鍵)や直接鍵を受け渡す必要がありません。そのため、物理的な金属の鍵を複製(合鍵)して貸し出すことによる紛失や盗難といったリスクを防止できます。

オートロック機能によって不法侵入を防止できるためセキュリティの強化につながる

電気錠には、ドアを閉めると自動的に施錠されるオートロック機能を搭載しているものもあります。万が一、鍵を閉め忘れてしまっても、自動で施錠されるためICカードやスマホなどの解錠デバイスがなければ入室できません。これにより、部外者の不法侵入を防止できるためセキュリティの強化につながります。

入退室管理や入室制御でセキュリティをさらに強化できる

電気配線を使って電気錠とつなぐ制御盤に搭載されている付加機能などを活用することで、セキュリティをさらに強化させることができます(※)。例えば、「いつ」「どこで」「誰が」入退室したかといった履歴をリアルタイムに把握・管理できる機能や、事前に施錠・解錠する時間帯や曜日、日付などを設定して入退室を制御できるものもあります。 導入前に利用用途に合った機能があるか確認しておきましょう。
※メーカーによってオプション機能でない場合や例で述べた機能の提供を行っていない場合があります。

電気錠のデメリット

停電により施錠・解錠できなくなり閉め出しに遭うリスクがある

電気錠は電気配線からの電力で作動しているため、停電や断線などトラブルが発生した場合に給電が切れてしまうと施錠・解錠できなくなります。 対策として、物理的な金属の鍵でも施錠・解錠できるものや内蔵バッテリーを搭載しているものもあります。万が一の事態に備えて、事前にトラブルが起きた際の対策を考えておきましょう。

解錠デバイスを紛失してしまい閉め出しに遭うリスクがある

電気錠は、解錠権限を付与されたICカードやスマホなどのデバイスを持っている人でなければ解錠できません。万が一、解錠デバイスを持たずに外出してしまった場合や解錠デバイスを紛失した場合、閉め出しに遭うリスクがあります。 対策として、物理的な金属の鍵や複数の解錠手段を用意することで、閉め出しのリスクを低減することができます。

設置工事や配線工事に費用と時間(工数)がかかる

電気錠を設置する際は、建物の内部に電気配線を通す必要があるためドアに穴を開けたり、壁の内部に操作盤を設置したりなどの工事が必要です。そのため設置工事や配線工事にどれくらいの費用や時間、工数がかかるのか、事前にスケジュールや見積りなどを検討してから導入しましょう。

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電気錠を導入するならAkerun入退室管理システムがおすすめ!

セキュリティを強化し、導入費用を抑えて電気錠を導入したいという方におすすめなのが、Akerun入退室管理システム(以下、Akerun)です。 Akerunは、既存のドアが一般的なつまみ(サムターン)の錠前の場合だけでなく、電気錠や電磁錠、自動ドアなどでも柔軟に設置が可能なため、累計7,000社以上の様々な業種の企業に導入されています。ここでは、「電気錠を導入したい」というニーズに応える、Akerunの特徴を紹介します。

簡易的な配線工事だけで設置できる

Akerunは、既存のドアに後付けで設置できる電気錠です。電気錠や電磁錠、自動ドアなど様々なドアに対応しています。大掛かりな工事が必要な電気錠に対して、簡易的な工事だけで設置できるため導入費用を抑えられます。

様々な解錠方法が利用できる

Akerunは、ICカードやスマホ専用アプリ、スマホのNFC機能(ウォレット機能)など様々な解錠方法があります。事前に、複数の解錠方法を設定しておくと解錠デバイスの紛失や盗難、所持忘れによる閉め出しに遭うリスクも低減できます。 さらに、Web管理ツールやスマホ専用アプリを利用することで、遠隔操作でドアを施錠・解錠できます。そのため、制御盤を使用しなくてもかずに、パソコンやタブレット、スマホだけで手軽に操作できたり、ドアを一元管理できます。

解錠・施錠できる曜日や時間帯だけでなく人や場所など細かく設定して入室制御できる

Akerunは、施錠・解錠できる時間帯や曜日だけでなく「施錠・解錠できる人」「施錠・解錠できる場所」も細かく設定して、利用状況に応じて柔軟な入室制御ができます。

オートロック機能と開けっ放し警報で閉め忘れを防止できる

Akerunを導入すれば、オートロック機能と開けっ放し警報によって閉め忘れを防止できます。開けっ放し警報は、ドアを開けたまま指定した秒数を経過すると、警報が鳴って知らせてくれる機能です。大きな荷物の搬入作業などでドアを開けたままにしたい場合は、オートロック機能や開けっ放し警報を解除することも可能です。

APIにより外部システムと連携できる

Akerunは、入退室した履歴/ログをAPIによって外部システムと連携することができます。例えば、入退室した時間や履歴を勤怠打刻として勤怠管理システムと連携させることで、打刻忘れや打刻ミス、打刻の改ざんなどをなくせるため、労務担当者の業務負荷を軽減できます。ほかにも、会員管理システムや予約システム、決済システムなどと連携できるため、様々な業務の効率化に貢献できます。

Akerun入退室管理(アケルン)とは

まとめ

電気錠の導入は、オフィスや店舗/施設のセキュリティを強化するための効果的な対策となります。しかし、設置費用や搭載している機能は、製品によって異なります。導入後、どのように運用するのかをイメージしながら、利用する目的に合った電気錠を選びましょう。 なかでも、既存のドアに後付けで設置できるAkerunがおすすめです。既存のドアに工事不要、または簡易工事だけで後付け設置できるため設置費用を抑えられるとともに、利用者に合わせた解錠方法で利便性が高まったり、細かい入室制御による強固なセキュリティを実現できます。ぜひ、電気錠を導入する際はAkerunの導入も検討してみてください。


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