シェアオフィスの複数施設を1枚のカードキーで管理。セキュリティ対策も同時に実現
三井不動産株式会社
目的 / 効果
- 入退室手段の一元化
- 簡単設置、簡単設定
- シェアオフィス事業のセキュリティを担う
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入退室手段の一元化
導入の経緯について教えてください。
QRコードによる受付を、Akerunの入退室管理と置き換えたかったんです。
もともとは、フォトシンス代表取締役社長の河瀬航大さんとお会いする機会があり、『Akerun入退室管理システム』を紹介いただいたのがきっかけです。その際に、河瀬さんから「これは単なる鍵ではなく、信頼の仕組み、プラットフォームを作っているんです」というお話があり、興味を持ちました。当時、ワークスタイリングではQRコードで会員受付をしていたのですが、これをこのサービスに置き換えられたら、と思い導入を決めました。
なぜ『Akerun入退室管理システム』をお選びいただけたのでしょうか。
入居ビルのエントランスでカードキーが採用されているので、そのまま流用できると考えました。
導入前には、生体認証や暗証番号式の電子錠なども候補に入れ、8社くらいの製品と比較しました。良さそうな製品はありましたが、ワークスタイリングが入居しているビルのスペックとして、ビルエントランスの入退館をカードキーで管理するという取り決めがあります。このため、ICカードでも解錠できる『Akerun入退室管理システム』なら、ビルエントランスで使用しているカードキーを流用できると考えました。
導入後はどのような利用をされていますか。
ビルエントランス、専有スペース、会議室を1枚のカードキーで管理できています。
フレキシブルサービスオフィス“ワークスタイリング FLEX”のエリアに導入しています。ユーザーの皆さまには、ビルエントランスの入退館、ワークスタイリング専有スペースでの入退室、そして各会議室への入退室を、1枚のカードキーで対応していただけるようになりました。ユーザーの好みに応じて、スマートフォンでも解錠できる点も便利です。
社内・社外の利用者はどんな反応ですか。
トラブルもなく、思い通りに使えています。
管理者側の設定なども含めて、スムーズに使えています。導入前はちゃんと動作してくれるのか?など不安もありましたが、トラブルも全然起きていません。解錠時の動作速度に少しもたつくという声はありましたが、1枚のカードキーで管理できる手軽さや、サービスの先進性といったメリットのほうが大きいですね。
今後このサービスに期待することはありますか。
カスタマイズ性が向上すると、もっと面白いと思います。
これは私のアイディアですが、解錠時のサウンドをユーザーによって変更できると嬉しいと思っています。たとえば、A社の社員さんが解錠すると、A社のテーマが流れるといった具合ですね。というのも、ワークスタイリングは、大手企業さまが社員分のオフィス一括して借り上げてくださる事例も多いんです。企業のテーマが流れたり、曜日によってサウンドが変わったりすると、クライアント様にはもっと喜んでいただけるのではないでしょうか。
今後このサービスはどのように貢献できそうでしょうか。
三井不動産ワークスタイリングのセキュリティ部分を担うサービスだと思います。
私たちは、「会社」「自宅」に続く第三のサテライトオフィスとして「ワークスタイリング」というサービスを提案しています。企業のビジネスパーソンはチームで動くので、単にWi-Fi、電源、個室があればそれでいいということはありません。会議室やセミナールーム、電話、打ち合わせスペースなども必要です。つまり「オフィス」です。しかし、設備はオフィスでも、セキュリティが担保されていなければ、カフェで仕事をするのと同じになってしまいます。『Akerun入退室管理システム』は、“ワークスタイリング FLEX”のオフィス管理としてセキュリティ部分を担うサービスのひとつとも言えますね。
三井不動産株式会社
国内不動産最大手。「日本橋三井タワー」や「ゲートシティ大崎」などのオフィスビルのほか、「ららぽーと」「三井アウトレットパーク」といった商業施設、そのほかマンションやリゾート施設など広く不動産事業を展開。2017年には、新しい働き方の実現の1つとして、法人向け多拠点型シェアオフィス「ワークスタイリング」を立ち上げた。2018年4月からは、グラントウキョウサウスタワー、東京ミッドタウンにて、目的や人数、利用期間によりフレキシブルに対応できる“ワークスタイリングFLEX”をスタート。新規事業の戦略拠点や都心の拠点、ミーティングスペースとして規模を問わず法人向けに提案している。